Srdja Trifkovic chronicle magazine 2010年12月16日 長年にわたり広く知られていた、KLAが運営していた精巧な臓器摘出団の詳細が、1月15日に刊行された欧州会議の報告書によって確認された。“コソボにおける、人々に対する非人間的な処遇と、違法な臓器密売”報告書は、この州で最近再選された“首相”ハシム・サチを、ヨーロッパ中での、武器、麻薬、人間や人の臓器密輸を専門にする“マフィア的”アルバニア人集団のボスだと特定している。報告書は、サチの側近達が、戦後、セルビア人を、国境を越え、アルバニアに連れ出し、彼等を殺害し、彼らの臓器を闇市場で販売していたことを暴露している。更に報告書は、サチが十年間、ヘロイン取引を巡り“暴力的な采配”を振るってきたと非難している。 意図的な証拠隠滅 ─わが読者にはおなじみの、臓器密売疑惑は、長い間、大手マスコミにより“セルビアの