屋台の人気商品にベビーカステラがある。 このベビーカステラのことを、「ベビーカステラは外がフワフワで中がトロトロ。 シュークリームみたいなものだ」と激しく主張する声を聞いた。 主張するのは揃って兵庫県の明石や網干辺りの人が中心。これはどういうことなのか。 外フワ中トロのベビーカステラ、これはJR明石駅前に店舗を構える夢工房さんの“福玉焼”、これのことだった。 この福玉焼、見た目はごく普通のベビーカステラと同じ。 しかし驚くべきはその柔かさだ。触るとフワッ。中を割ってみると真ん中がトロトロのクリーム状で、口に入れるとフワフワトロトロの新食感。 中にクリームでも仕込んでいるのかと思いきや、実はこのトロトロ部分も生地なのだそう。 店長さんが言うには「生で食べても大丈夫な生地を使い、強火で表面だけを焼いています。中だけ半熟になるよう焼くのがコツです」。あっさりと言うが、これ相当に難しい。 型は通常