トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 jitai002-003.pdf 【亜】隷書には中央に横線がある。篆書にはない。隷書で突然横線が出現するのは不自然だから、始皇帝の文字統一よりも古い字に起源があるのではないか。とおもって探し出したのが金文の字体。文字統一以前には横線のある字体とない字体があったのだ。ところでこの横線はなんなのだろう。白川静によれば、「亞」は地下の墓室の形で、四隅がないのはそこに悪霊が潜むと考えられていたから、だという。とすればこの横線は棺であろう。 現在の日本で書かれている字体は、行書で書か
前回のはチャラ(コーヒーのおごりで)、という事で今回の記事として投稿します! 雑記になりますが、個人的に面白いなぁと思ったことを書きます。 今でこそPCを用いて簡単に文字の印刷などができるようになりましたが、その昔はデザイン原稿を元に版下を作り写植屋さんが文字を1文字ずつ並べ印刷用の版を作り刷る、というとてつもない行程が必要不可欠でした。 さて、数年前から雑誌媒体などで広まり始めた「Gill Sans」書体。 元々は欧文書体という事もあり欧州で使われていた書体がDTPなどの普及で日本でも一般化し、今ではPCなどにもデフォルトで入るようになりました。もちろんMacにも入っています。 デザインは特に流行りすたりがあるので、一度火がつくと猫も杓子も…という感じで広まり、一時期(6〜7年前)は多くの雑誌で「Gill Sans」書体が見られました。 10年以上前のideeのカタログに渡邊薫というデザ
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