6/9/2009の7:30 p.m.からのNHK総合テレビ『クローズアップ現代』で、新常用漢字表(仮称)のことが取り上げられていた。ところが…。 印刷書体における之繞の2点と手書き文字における1点の違いについて述べるべきところを、手書き文字に1点と2点の両方があるかのような説明をしていた。それは完全な間違いだ。 楷書で2点の事例はほとんどまれにしかない。通常手書きでは1点で書く。2点では書かない。 何を勘違いしているのか。この問題の本質を理解していない。 困ったものだ。放送は言いっぱなしだし。
さきほど放映が終わったところですが、すぐ出かけなければならないので手短に。 とても期待していたのですが、一言でいって非常に残念な出来だったと思います。見ている最中に奥さんが話しかけてきたので、きちんと見ていないところもあるのですが、もしかしたら印刷字体という概念を抜きにして番組が構成されていなかったでしょうか? 「衣」の4画目の撥ねを分けるのは明朝体(印刷字体)特有の表現ですし、一点と二点のしんにょう(謎)を楷書同士で比較するというのは、よけい話を分かりづらくするだけと思います。 放映が終わった後、歌謡番組の予告で、楷書のソ形の「絆」がで出てきたので、思わず笑ってしまいました。こういう実態をきちんと説明すればいいのになあ。
ちょっと確認したいことがあって調べているた。 ●漢字整理案(大正8年、文部省普通学務局国語調査室) 凡例には (一)本案は尋常小学校の各種教科書に使用せる漢字二千六百余字に就きて、字形の整理を行ひ其の標準を定めたるものなり。 (二)本案の整理方針は簡便を主とし、慣用を重んじ活字体と手書体との一致を図るに在り。 (三)本案は康煕字典の字形を本として整理を行ひたるものなり。 と記されており*1、また、解説には 一般に「漢字整理案」に掲げられている字体が小学校の国語教科書(国語読本)に用いられたとされるのは、次のような事情によっている。すなわち、大正14年11月に常用漢字表の字体を整理した「字体整理案」が臨時国語調査会から発表されるが、同案の整理方針がこの「漢字整理案」におけるものとほぼ同様のものであり、それが採用されたということである。 とある(大字は標準体、小字は字典体)。 「篇」の字典体は
はじめまして。 ご多忙中失礼します。 旧字体の「舊」の字について悩んでおり、こちらのブログに辿り着きました。 「舊」⇒「旧」への過程で、草冠と鳥の部分を略し、「臼」一文字で「旧い」と表していた時期や可能性 や、文章での使用例は無いのであろうか?と言う事であります。 例えば、「私の鞄は、キミのより臼い(ふるい)」、「この定義はもはや、臼式(旧式)だ」と言った用例であります。 また「舊」は「臼」の部分が「旧」にくずして書かれ、次いで、上の草冠と鳥が省かれ、「旧」一文字になったのか、「舊」から草冠と鳥の部分が省略され、「臼」のみとなり、次いでこの字を崩して、現在の「旧」となったのでありましょうか? ご多忙中恐れ入ります、ご回答いただけましたら幸いです。 郡山さま。 「臼(ふる)い」とか「臼(きゅう)式」という使い方はなかったとおもいます。 もとはあくまでも「臼」を「旧」と書くことがあったというこ
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