先日東京に行った際、友人カリグラファー三戸美奈子さんに、彼女が東京の活版イベントに参加した折、製版フィルムにダイレクトに書いたというものを見せてもらった。フィルムにペンで書く(引っ掻く)にはいろいろとこつがいるようだ。紙とは勝手が違う。いったいどんなことになるのだろう?これは試してみるしかない。なに活さん(なにわ活版研究所)ご協力の下、試してみた。 使うペンニブは、と。 スピードボール、アウト〜〜。 ミッチェル、もちろんアウト〜〜。 いよいよ三戸さん推奨のブラウゼの小さなペンニブで。問題なしのOK〜〜!!但し、筆圧をかけながら書くので、ニブが開いた隙間は引っ掻けずに残るという、ちょっと面白状態。 乾いた表面は簡単には引っ掻けない。水を付けながらの作業。ペンはスルスルと滑らかに進む。時々ニュルッ、ズリッとコントロール不能になることも。 でも、こういう文字を書いて印刷しようと思うなら、書きやす