中西 進 ことばの力 河竹登志夫 せめて舞台の上なりと 椎名 誠 日本のことばに諦念する 塩原経央 馬鹿を作るでたらめ表記 栗坪良樹 言わずもがな 井上史雄 タージマハールの石切り 金田一秀穂 金田一家をめぐる誤解 樺島忠夫 日本語の第二次占領が迫っている 今井邦彦 日本語は本当に曖昧か? 尾崎佐永子 消える言葉 柳田邦男 言葉が息づく時
国書解題 あ・い・う・え・お か・き・く・け・こ さ・し・す・せ・そ た・ち・つ・て・と な・に・ぬ・ね・の は・ひ・ふ・へ・ほ ま・み・む・め・も や・ゆ・よ ら・り・る・れ・ろ わ 著者別 分類別 叢書
国語学書目解題 著者・赤堀又次郎氏の著作権保護期間は終了しています。 分類目録 あ か さ た な は ま や ら わ 著者別 補遺 年表
関口存男氏が亡くなられて(昭和33年没)今年(1984年)ですでに26年目になります。しかし現在でも、日本の独文学会で氏の業績に対する評価が定まっているとは決して言えない状態が続いています。私白身は氏の主張する意味形態論を言語研究の方法論として高く評価していますが、関口文法に最初から感情的反発を感じ、不信の目で眺めている人も少なくないようです。関口文法が最終的にどう評価されるにせよ、日本のゲルマニストが一度は対決しなければならない対象であることは間違いありません。一人の優れた言語研究者が一生をかけて打ち立てた理論を理解しようと努力することなく、感情的反発だけで退けてしまうのはきわめて残念なことと言わねばなりません。 関口文法に対するさまざまな批判は、つきつめれば「アカデミックではない」、つまり「科学としての厳密性を欠く」という一点に集中するのですが、その人たちは「アカデミックとは何か
左の表は、見覚えがあると思うが、日本語の「指示語」(こそあど言葉)を整理したものである。指示語は、このように比較的きれいな全体構造を作っているのだが、これらの単語が、どの「品詞」に所属しているのかとなると、多少複雑なことになる。 表を横に見ていくと、まず「こんな・そんな…」の系列と、「この・その…」の系列は、例えば「こんな人」「その新聞」というように、名詞にかかっていく使い方しかできないから、連体詞ということになる。「こう・そう…」の系列は、「こう思う」「そうする」のように、動詞にかかっていく使い方だけであるから副詞になる。
Link 英英和辞典 ふと思い出したが、一橋大学は語学教育に関してはサッパリだった。私が入学した当時は教養部を廃止したてのころで、四年一貫専門教育を打ち出していた執行部としては、本音では第二外国語も合わせて廃止したかったろうと思う。英語教員も学部ごとにバラバラに配置されているわけで、英語教育にも統一方針など見えなかった。 笑えたのは、基本単語集だったか必修単語集だったか、とにかく大学謹製の単語帳だった。驚くなかれ、この単語帳には英単語「だけ」が8000語ほどアルファベット順に並んでいるのだ! 和訳も例文もない。しかもそれは指定教科書で、年度末に統一テストがあるため、新入生全員が買わなくてはならなかった。ひどい話だ。その後、妹が東大教養部に進学した際に英語教材を見せてもらったが、そちらはずっとマトモだったのを憶えている。 さて、教員の推薦参考書や辞典類には、自らの学習体験が反映されやすい。特
9月である。日本語教室にも新入生がどっと入って来て、2000年度の新学期が始まった。秋学期は12月まで。その後は1月から冬学期で、4月に学年が終る。当地と反対で日本では入学式は4月だった。俳句の歳時記を繰ってみると、「春」の季語として(二月・三月の)「入学・入学試験」があり、続いて(三月末の)「卒業・卒業式」、(四月の)「入学・一年生」と並んでいる。「桜・入学式・ランドセル」の三点セットは春の風物詩としてすっかり日本人の心に刷り込まれているが、いつの間にかすっかりこちらの生活リズムに慣らされてしまった。カナダ生活も早20年。今さらながらに時の流れの速さには驚かされる。 最初のクラスで毎年「50音図」を見せる。日本語も音声面では世界でも珍しいほど簡単な言葉であることを学生に知って貰いたいし、日本語はやはり「平仮名」から教えたい。平仮名46字こそは日本語学習の最初の山だろう。大半が平仮名と
Author:てつがくたろうくん ここは消えても下記のホームページは、今後ともよろしくお願いいたします。 哲学/倫理学セミナー http://pe-seminar.hp.infoseek.co.jp/
国字の位相と展開 笹原宏之 著 三省堂 著者 笹原宏之 出版社 三省堂 定価 10,290円(税込み) 本書は国字に関する初めての総合的かつ画期的な研究成果と言って過言ではない。古代の文献から現代の電子媒体による文字データに至る広範な資料を渉猟し、国内のみならず東アジアの諸地域における文字使用をも考察の範囲に含めた研究態度は、類を見ないものである。また、その方法は文字論の理論的な裏づけを持ち、単に国字研究として優れた水準に達したのみならず、日本の漢字研究そのものを進展させたものとして高く評価することができる。 目 次 序章 研究の目的と方針 一 国字研究の意義 二 本書の構成 三 表記の方針 第一部 国字とは何か 第一章 国字の定義と分類 第一節 国字の定義とその周辺 第二節 国字の研究史上の問題 第三節 国字と漢字との境界 第四節 国字と異体字との関係 第二章 国字の発生 第一節 国字
日ごろ、電車に乗らない。 地下鉄にものらない。 久々にのった。 すると、地下鉄の駅で、ローマ字名の駅名一覧から、長音符号がないのを発見。 Kayabacho という表記の最後の音は、長音になるので、長音符号がついている。 線路際の壁の駅名には、ちゃんと、長音符号があるのに、線路に沿った駅名一覧の ローマ字表記には、長音符号がない。 ローマ字異変か? もしくは、長音の区分のない英語表記に順することになったのだろうか? いま、こうして書いている段階でも、長音符号を書くことができない現実があり、 ローマ字に、日本では、お荷物になりつつある。 アルファベット言語の多くが、ABCという文字以外にたくさんの特殊ながある。 フランスのアクサン、セデュ、ドイツ語のウムラウト、スペイン語、イタリア語にも あり、そのような符号のない言語 英語が珍しい言語になる。 日本語のローマ字も、英語では、区別しない、長音
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