※ P.は、「『改定常用漢字表』に関する試案」の冊子のページ 以下 第1部「基本的な考え方」について、第2部「漢字表」についてと、分けて意見を述べる。 1)試案で提示の「一般の社会生活における漢字」をだれもが理解できるか。 − 一般の読者・視聴者は、漢字数増大を望んでいるか。 − 試案では、一般の社会生活で用いる人をつぎのように規定している。 ※ ( )内は、意見者の注。 @P.7で「法令、公用文書、新聞、雑誌、放送等」(書き表す人。情報発信者) AP.7で「義務教育を終えた後、ある程度実社会や学校での生活を経た人」(情報の受け手。想定は20歳前後か。 さて、@の情報発信者にとっては、紙面や時間の制限的な条件から考えると、使える漢字数が多いほど都合がよい。 しかし、Aの受け手の側からみると、漢字数の多さが不都合なこともある。その漢字語の読み・意味がわかるとは限らないからで