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ブックマーク / katamachi.hatenablog.com (6)

  • 10年前に僕が作成した鉄道未成線資料400件がそのままWikipediaにパクられた話 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    ちょっと呆れています。怒るというより、わびしいというか悲しいというか。 相手は、あのフリー百科事典「Wikipedia」。さっきネットで調べ物しようとしたら、10年前に僕が作成した資料400〜500件がそのままWikipediaにパクられていたのに気付きました。あまりにも堂々と資料がそのままコピーされていたんで、いろんな意味で驚いていますし、と共に寂しい気持ちになっています。 「鉄道未成線を歩く」取材と資料調査の日々 僕は今の仕事に就く前、1年半ほどヒマにしているときがあって、その間、JTBさんから話をいただいて未成線についての話をにまとめたことがあります。 鉄道未成線を歩く (私鉄編) JTBキャンブックス 鉄道未成線を歩く (国鉄編) JTBキャンブックス の2冊。 こうした未成線というのは、鉄道会社などが計画しただけで実現しなかった鉄道線についてのことを指します。 京阪電気鉄道が梅

    10年前に僕が作成した鉄道未成線資料400件がそのままWikipediaにパクられた話 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
  • なにわ筋線構想に過剰な期待を寄せられても困るんだけど。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    この数ヶ月で、なにわ筋線を巡る議論が急ピッチで進んでいる。 この路線については、「なにわ筋線について語ってみるぞ。 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」で詳しく書いたのだけど、新大阪から北梅田ヤード開発地、中之島などを経由してJR難波・汐見橋を結ぶ構想である。60年代からたびたび企画されたのが1989年の運輸政策審議会で取り上げられ、関西新空港へのアクセスの目玉として企画されるモノの、採算面が不安視されてバブル期にも鉄道系公共事業が乱発された時期にも見送られ、20年間、放置され続けてきた。 で、今年に入って景気回復のためという名目で公共事業が大盤振る舞いされる中、例の橋下徹府知事が2月くらいから盛んにこの構想の実現促進を主張し始めた。関西空港活性化の目玉、ということらしい。国交省も共同歩調で行動しているから、事前に府と省との打ち合わせがあったのだろう。 新大阪とミナミ結ぶ鉄道「なにわ筋線」実

    なにわ筋線構想に過剰な期待を寄せられても困るんだけど。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
  • "中心"が存在しない日本の都市にコンパクトシティは似合わない。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    というのが、以前、誰が何のために「限界集落」を守らなければならないのか? - とれいん工房の汽車旅12ヵ月で参考にしたid:Dr-Setonさんのエントリーを読んでの感想。 彼によって最近書かれた「自滅する地方 自滅した浜松 その3 - Dr-Seton’s diary」と「自滅する地方 自滅した浜松 その2」を併せて読むと、 「浜松は郊外型大規模小売店舗によって(katamachi注 中心市街地が?)い尽くされた。」 「郊外化は自治体の財政を圧迫するからだ。インフラ整備を行う面積が拡がればそれだけ必要な経費は増大」 「大規模小売店舗が出店する事で“自治体全体”の固定資産税は減少」 「このような浜松の状況は地元企業「スズキ」と無関係ではありません。」 というお話しである。 日の地方都市というのは60年代までは駅前や繁華街などの従来からの市街地を核とした都市構造を形成してきたが、その後、

    "中心"が存在しない日本の都市にコンパクトシティは似合わない。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
  • "中心"が空洞になっている東京。都市機能の多核化を図った地方都市。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    前回の「"中心"が存在しない日の都市にコンパクトシティは似合わない。 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」。予想外の反響に正直驚いた。以前、鞆の浦とポニョの話と京品ホテルの話がYahoo!ニュースにリンクされたときはpv数が1万数千/日になったが、その時とは別種の反応はあった。と共に、はてなのトップページに2日間掲載されるというのはこういうことなのか……と実感できた。"はてな村"の住人たちで、自分たちの住む"都市"って何なんだろう、と漠然とした疑問をお持ちの方が多かったということなんだろう。 内容的には、 日の都市の都市では"核"としての機能が失われたことを指摘 中心性を欠如したままで"コンパクトシティ"なる舶来の発想を持ち込むことに疑問 を中心に展開した*1。また、中心市街地および郊外の是非に対する価値判断には触れないように努めた(つもりだ)。 今日は、日の地方都市の中心市街地が空洞

    "中心"が空洞になっている東京。都市機能の多核化を図った地方都市。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
  • 山万のボナの女子大駅が存亡の危機を迎えている。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月

    訳の分からないタイトルで申し訳ない。山万の女子大駅がこの春には消えるかもしれない。 山万、という会社をご存知だろうか。千葉県で不動産をやっている会社らしいのだけど、関西在住の僕にとってその名前を新聞や折り込みチラシなど見かけることはない。 でも、会社名だけは小学生の頃から知っている。この不動産屋、千葉県の佐倉市で鉄道を運営しているからだ。わずか4kmとは言え、旧運輸省→国土交通書のお墨付きの、れっきとしたホンモノの鉄道事業者だ。 走っているのはこんな車両。愛称はボナ。 高架線の上をゴムタイヤで走る。ゆりかもめやポートライナーと同じ新交通システムなのだが、インフラはかなり簡略化されていて、どちらかというと昭和の御代に遊園地でくるくる回っていた遊具に近いモノはある。 *新交通システム「山万ユーカリが丘線」公式サイト 山万ユーカリが丘線 - Wikipedia ホームページ案内 そして、山万のポ

    山万のボナの女子大駅が存亡の危機を迎えている。 - とれいん工房の汽車旅12ヶ月
  • 2008年末、政治に翻弄される整備新幹線を取り巻く状況をまとめてみる(前編)

    12月半ばになると、そろそろ2009年度予算の原案がまとめられることになる。財務原案が新聞報道されると、ここからが各省庁と族議員たちの腕の見せ所。選挙や予算枠を見越して魑魅魍魎が渦巻く世界へと突入していく。鉄道新線や高架化などに関する各種補助金がラインナップされるのもこの時。鉄道マニアとしても見逃せない日々が続く。 ここ数日のニュースで驚いたのは、これ。 (北海道新幹線に関して)道選出の与党国会議員らの間に「スーパー特急方式」を採用する案が浮上してきた。 道新幹線、スーパー特急方式浮上(読売新聞12/7) 北海道新幹線は「スーパー特急」で十分なんて、心にも思っていないクセに…… 「スーパー特急」とは、在来線と同じ狭軌で部分的に新線を建設した上で、既存在来線と乗り入れる高速特急を走らせよう......という構想で、1988年頃、北陸新幹線の北陸区間、および九州新幹線の南部区間で検討されていた

    2008年末、政治に翻弄される整備新幹線を取り巻く状況をまとめてみる(前編)
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