当社が運営するサイトでは、お客様により適したサービスを提供するため、Cookie(クッキー)を利用しています。引き続き弊社サイトを閲覧される場合にはCookie(クッキー)の利用に同意したことになります。 詳細はこちらをご確認ください 3 ヨーロッパで開発された明朝体活字 中国の四大発明が紙・活字・羅針盤・火薬であることはこの連載の冒頭に記しました。前出のカーターは自著『中国の印刷術その発明と西伝』(『THE INVENTION OF PRINTING IN CHINA AND ITS SPREAD WESTWARD』1925年初版)の1931年再刷の序文に次のように書いています。 「ルネサンスの初期にヨーロッパ中に広まった四大発明は、現代世界の形成に大きな貢献を果たした。紙と印刷術は宗教改革への道を開き、また民衆への教育を可能にした。火薬は封建制度をくつがえして市民軍を創設した。羅針盤は