このような梱包には理由があり、ある大きさを超えた品物は、「1点1箱で1個ずつ出荷しなさい」というシステムになっていたのです。またアマゾンでは品物によって倉庫が分かれているので、必ず複数の品物を1つの箱に同梱するということはありません。 しかしヨガマット事件が起きてから、なるべく箱の充填率を上げる仕組みをアメリカでつくり始めました。そのしくみを各国が導入したので、いまは品物によっては、大きいものと小さいものが1つの箱に同梱されることもあります。 効率化やコスト削減も忘れない ジェフ・ベゾスの発想はつねにお客さま目線です。 「こんなことでは、お客さまがハッピーなわけないだろう?」 という問いかけがつねに来る。 そこでアマゾニアンたちは、「なんとかしようぜ」と動きだすわけですが、それはジェフ・ベゾスを喜ばせるためではありません。あくまでも、お客さまを喜ばせるため。ここがアマゾンのすごいところだと