「生活保護費1日1000円」や「ハンコ1944本」などの衝撃的な事実が次々に明らかになっている、群馬県桐生市の生活保護行政。桐生市の生活保護率は2011年をピークに異常としか思えないほどにその数を減らし、却下・取下げ件数の多さも注目されている。果たして、なにがあるのか。生活困窮者の支援活動を行う『つくろい東京ファンド』の小林美穂子氏が語る。 「生活保護費1日1000円」「生活保護費全額不支給」「DV被害者に保護決定後も不支給」「ハンコ無断押印」「預かったハンコ1944本」などなど、叩けばきりなくホコリが出てくる群馬県桐生市の生活保護にまつわるすさまじい実態は、その後もとどまることを知らない。 最近では業務委託をしていない民間団体に受給者の金銭管理を委託し、若い受給者に長期間2週間14,000円のみ支給していたケースも発覚した。 あまりに前代未聞な桐生市福祉課の不適切・違法対応は、世間に衝撃
※【前編】はこちら ※クソ長くなります FUCK①振り返りと補足~ほんとうの支援の現実を教えてやるよ~物語は新人支援員・堂島洋子(宮沢りえ)の視点で進む。かつて有名小説家だった洋子には3歳で亡くなった息子がおり、息子にも障害があったことがほのめかされる。夫(オダギリジョー)は売れないアニメーション作家で、ふたりとも息子の死を克服できないでいる。洋子は森の奥にある障害者施設で働きはじめるが、そこで障害者支援の「現実」を知りショックを受ける。特に「きーちゃん」と呼ばれる寝たきりの入所者は意思疎通が困難で、洋子は「人間とは」という問に苦しむことになる。そこで出会った男性職員の「さとくん」(磯村勇斗)は、最初は入所者に親身に接していたが、同僚のハラスメントや虐待行為、上司の無理解から追い詰められ、やがて優生思想を口にするようになる。そんななか、洋子は妊娠が発覚。高齢出産に伴うリスク回避のため出生前
障害のある人々の就労を支援する京都市内の事業所が、人気テレビアニメ制作の受注を始めた。何かに強いこだわりを持つ障害特性の人は、集中力を維持して繊細で創造的な作業を続けられる傾向があるとされる。事業所は障害特性が作画の強みになるよう、能力を発揮しやすい作業環境を整備。従来は安く抑えられがちな工賃を大幅に引き上げ、日本のアニメ人気を追い風に海外からの仕事も獲得している。 事業所は「シェイクハンズ三条烏丸」(京都市中京区)。障害者総合支援法に基づく「就労継続支援事業所」のB型に分類され、4月に開所した。現在は、精神障害や発達障害があって一般企業への就職が困難な20~30代の10人が通所し、パソコンでアニメの原画制作に取り組んでいる。
障害を持つ人の家族にとって、大きな心配の一つは彼らが行方不明になることです。 これは親にとって、最悪の悪夢と言えるでしょう。 彼らを見つけることはとても困難なことがあります。 それに対処するプログラムが「プロジェクト・ライフセイバー」です。 ライアン・ロバーツは、2歳の時に自閉症と診断され、話すこともできません。 母親のジャッキーはこう言います。 「息子は、重度の自閉症です。 脱走行動があります。さまざまな要因が絡み合っています」 ロバーツ家族は、難しいかつ危険な活動に備える必要があります。 「息子が外に出ていなくなってしまったのは、一度で十分です。 私たちは交通の多い道路に住んでいます。 家のすぐ後ろに川もあります。 そんなことは、一度だけで十分です」 それは、ライアンが幼かった頃の、家族を襲った恐怖でした。 「自閉症は人生を変える診断です。 私たちは多くの喪失感を経験しました」 8年前
colaboの話で連日ここも盛り上がっているが、ぶっちゃけ大半はどっちもしょーもないが若年女性が救われなくなるのは困るなぁぐらいの感覚だろう。 DV被害者女性などが駆け込む場所としてシェルターと称するアパートが事業として回されており、生活保護で支払える家賃で住めて画期的と言っているがこのやり方は人権先進国ではとうに通り過ぎて問題点すら明らかにされている。 それは保護される側とする側の間にどうしようもなく権利勾配が発生してしまうので、生殺与奪の権利を奪われた入居者が "自らの意志で" 辺野古基地建設反対デモに参加させられてしまったり、怪しい宗教に入信したり様々である。 日本でも古くから縁切り寺とかあったし、欧米でも教会などの宗教施設がシェルターの役割を果たしてきたのだが、宗教関係者も権力勾配で力を持ってしまうと無意識に良からぬ事をやってしまうのは想像に難くなく、牧師が未成年を…という例は珍し
家族のケアと、学費や生活費の工面をどう両立すればいいのか悩み、借りた奨学金の返済に苦しむ「ヤングケアラー」がいる。生活保護世帯の場合、進学のために行われる「世帯分離」という行政の取り扱いが、そんな「二重の困難」を加速させている。 【写真】息子がヤングケアラーに 「好きな道に…」ALSの母が明かした葛藤
その日、私はいつものように始業15分前にロッカールームに駆け込んだ。バタバタしながらレセプショニストの制服に着替えていたら、とっくに身支度を終えているベテランスタッフの飯塚さんに声をかけられた。 「ゆきさん、今日って仕事が終わった後に何か予定ある?」 「いえ、何も無いです。帰ります」 鏡から目を離さないまま素っ気なく答えると、 「よかった。予定がないんだったら、ゆきさんも一緒にお茶しに行かない?遠藤さんの出勤は、今日で最後だから」 思いがけないことを言われて手が止まった。え?遠藤さんて今日で辞めるの? 驚いて振り向いたが、 「詳しいことは後でね」 と言い残して、飯塚さんは先に2階の事務所へ上がってしまった。よく見ると、いつもは私より遅く出勤してくる遠藤さんの姿が見えない。 遠藤さんは車の免許を持っておらず、遠方の自宅から自転車に乗ってくるため、始業10分前に息を切らせて駆け込んでくるのが常
「さすがに、必要ですよね」 そもそもベンチがない問題 「恐れていることが本当に起きるか」を知る まちなかで見かけるベンチに、仕切りや手すりのような突起がついていることは「当たり前」の風景になっています。そんな「排除ベンチ」の一つが、先日、ツイッターをきっかけに形を変えました。〝突起〟が動いたのです。当初から〝突起〟に抵抗していたというベンチの制作者。実は、ベンチにある仕掛けをしていました。「みんな排除に慣れてしまっている」。制作者の言葉から、公共空間の過ごし方について考えます。 可愛らしいデザインで〝排除〟 7月8日。東京都中央区の京橋に設置されたベンチに、作業員が集まりました。木製のベンチを1台1台裏返し、ベンチの座面を3つに区切っていた「突起」のボルトを外し、突起を動かしました。
05月21日 「eKoes 第2回 非正規雇用の悩み」収録観覧者の募集は終了しました。ご応募ありがとうございました。
41歳で脳梗塞で倒れたルポライターの鈴木大介さんが、「大人の発達障害さん」のお妻様とタッグを組んで過酷な現代社会をサバイブしてきた18年間を振り返る本連載。今回から2回に渡り、2人の「脳が壊れた」ことによって失ったものと得たものについて振り返ります。 バックナンバーはこちら http://gendai.ismedia.jp/list/series/daisukesuzuki 不自由を障害にするのは環境 発達障害を抱えて育ち、かつてはそれを周囲に理解してもらえないことから自傷行為を繰り返し続け、30代半ばで発症した悪性脳腫瘍を生き抜いたお妻様。一方、脳梗塞を起こして高次脳機能障害の当事者になった僕。 同棲から18年あまり。お互いが脳に不自由を抱えたことで、ようやく我が家は平和を得ることができた。そして、ほぼ2年をかけて家庭の環境や夫婦の役割を改革してきた中で、改めて辿り着いた視座が「不自由を
マンガやアニメなど「表現の自由」を守る活動に取り組む「表現の自由を守る会」の山田太郎氏を案内人として、「著作権の非親告罪」「有害図書指定」「国連勧告」「児童ポルノ禁止法改正」など表現規制のアジェンダを考える連続企画(全五回)がスタート。 第二回目は、「漫画・アニメはなぜ国連から敵視されているのか?」と題し、海外からの“外圧”にフォーカスを当て、表現問題をひも解いていく……。 ゲストに、表現の自由を守るために外圧と戦い続ける「NPO法人うぐいすリボン」の理事である荻野幸太郎氏を迎え、大きな話題を呼んだ国連報告官・ブキッキオ氏の“トンデモ発言”の真相と背景、そして海外が問題視する“日本の性的虐待や性的搾取”と日本の児童ポルノ規制法の矛盾点まで語りつくします! 「児童の性的搾取に反対する世界会議」から始まった戦いの歴史山田: 全五回にわたってお送りするこのシリーズですが、第二回目の今日は、「漫画
◆児童養護施設は、多くのみなさんにささえられ子どもを養育しています このたびの報道により、多くのみなさんから児童養護施設で生活する子どもたちにさまざまなご厚意をいただき、感謝申しあげます。また、児童養護施設への関心をお持ちいただき、ありがとうございます。 児童養護施設は、保護者のない児童、虐待されている児童、その他環境上養護を要する児童など、現在全国579か所の施設で、約3万人の子どもたちが生活しており、職員が24時間365日、子どもの生活のいとなみと育ちをささえています。 ◆みなさんのご厚意を、子どもをささえるために活かしています 児童養護施設は、児童福祉法にもとづき運営され、子どもの生活や施設運営にかかわる費用は、基準にもとづき国と都道府県(指定都市)が半分ずつ支出しており、子どもの基本的な生活は保障されています。しかし、子ども一人ひとりの育ちをささえるためには、子どもの生活にかかわる
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