「女性は男性より幸福度が高い」「だから女性の支援は後回し」という議論の危うさ 適応的選好形成とは何か? みなさんは世論調査に協力したことがありますか? 世論調査には生活の満足度や幸福度を問う質問があり、この調査結果は様々な社会政策に反映されています。 2018年度の調査によれば、現在の生活に対する満足度について、男性の72.9%、女性の76.3%が「満足」と回答し、男性の26.3%、女性の22.7%が「不満」と回答しました。この結果だけを見ると、多くの人は男性よりも女性の方が現在の生活に満足していると思うのではないでしょうか。 なお、過去の調査でも、生活に満足している人の割合は20代女性が最も高いことや、男性より女性の幸福感が高いことが報告されています。これ以外にも、多くの調査や研究において、女性は男性よりも生活の満足度や幸福度を高く回答する傾向があり、日本では一般的に女性は男性より生活満
…という話を知人にしたら「女性が自分の体型に悩んだりする話ではないんでしょ?じゃあふくよかじゃなくていいじゃん」って言われた。 こんなことを平気で言える人がいるからこそふくよかな女性が自分の体型に悩むことなく当たり前に存在して恋愛だってできる物語が大切なのに。
自分が10~20代の頃に、両親がパソコンを使えない、ケータイでメールが出せない、スマホが使えない、という姿を見ていて漠然と「そんなもんか」と思っていたけれど、自分自身が30代半ばになってちょっとその感覚が分かる気がしてきた。 「年老いてくると単に理解力が下がる」のような個人の能力の問題かと特に深く考えずにイメージしていたけれど、そう単純じゃない気もしている。「自分には必要ない」と思って「新しく出てきた何か」に適応するのをしばらくサボっていると、いきなり従来利用してきたものが消滅して途方に暮れる。出てきた当初からちょっとずつ適応していれば、(スロープとまでは言わないにしても)階段を少しずつ上っていくように習得できても、いきなりその階段も消滅して目の前に崖が現れる。崖を登ろうとちょっと試みてみるけれど、無理すぎて諦めざるを得なくなる。 iPhoneというかiOSも、最初に出てきたときはアイコン
やたらと使われる「多様性の尊重」現在、「多様性の尊重」というスローガンは、政府の文書から個人の会話まで、至るところで目につくようになっています。経済、雇用、福祉、教育その他、あらゆる分野で「多様性の尊重」という言葉が使われるようになりました。 これについて今回の記事では、この「多様性の尊重」というスローガン自体に重大な問題があり、むやみに使わない方が良いということを説明します。(念のためいうと、「多様性を尊重すること自体がいけない」という真逆の主張をしたいというわけではありません。) 多様な「状態」を尊重すれば良いのか?まず言葉そのものを眺めてみましょう。「多様性」を「尊重」するというわけですから、当たり前の話ですがここで尊重すべきとされているのは「多様性」です。「多様性」とは物事の性質とか状態ですから、結局は何らかの性質や状態を尊重しろと言っているわけです。 学校の制服問題で考えてみる一
鴻上尚史の人生相談。「今の友達グループに、本当の友達はいない」と相談者。自分はいつも最下層扱いと下を向く相談者に鴻上尚史が提案した「おみやげの渡し合い」とは? 【相談10】本当の友達がほしいです(相談者・17歳 女性 あさひ) 女子高に通っている高校2年の17歳です。相談は、学校があまり楽しくないことです。 2年になって、5人の仲良しグループに入りました。授業の移動もランチも、みんな一緒です。ときどき、放課後にケーキの食べ放題にいったりもします。夏休みもいっしょに海に遊びにいきました。 でも、私は5人のなかで、いてもいなくてもいい感じなんです。遊びの決め事とかあっても私に相談なしに決まっていることもよくあります。夏休みの遊びの計画も知らないうちに先に日程も決まって、「行けるでしょ?」っていう感じでした。4人のうち誰かが話しはじめても、私の方を向いて話すことはほとんどありません。私の意見を聞
子どもの時、本心でない、きれいごとの作文を書くことに罪悪感を持ったという人がいます。でも、きれいごとが矛盾なく書けたということは、そのきれいごとの論理を理解したということで、悪いことではありません。自分の考えと異なる考え方を理解するトレーニングになっています。
小さいころに受けたこころない言葉が、今でも呪いとなって意識を縛りつける――もしも、これをコンプレックスと呼ぶのであれば、多くの人がそんな呪縛に苦しんでいるのかもしれない。 10代のとき、同級生に「整形したい」が口癖の友人がいた。 彼女は目も二重で鼻もくっきりと高く、整った顔立ちをしていたが、エラが張っているのが許せないのだと言った。 彼女は普段、校則を守って一切の化粧をしていなかったが、休みの日に私服で集まると、化粧や髪型のおかげでその華やかな目鼻立ちは目立った。待ち合わせの時間に少し遅れてきたときに、その理由を「さっき二回もしつこいナンパされちゃって」と語っていたこともある。 そんな彼女が事あるごとに言う「あー整形したい」に、当時の私は「チェッ」みたいな気分でいた。もっと言葉を選ばずに言うと、「美人だろ、うるせえな」と思っていた。美人な彼女の口から整形、という言葉が出るたびに、あなたに整
ここ最近、ツイッターで差別に関する議論をすることが多い。 そうした議論になる度に、平等と特権をあまり理解してない人から反論リプをもらう。 あからさまな煽りはスルーするけど、議論できそうな人には時間をかけて説明したりもする。 ただ、140文字の縛りでこれを説明するのは本当に大変なのよ! そんなわけで思いっきり愚痴ってしまったわ。 どうして女性専用車両ができたのか。どうしてゲイパレードがあるのか。どうして黒人歴史月間があるのか。日本には人種差別があること。“男性差別”が実はフェアに社会が変わろうとする過程での特権階級の不満でしかないこと。こういうの学校で教えてほしい。いちいち説明するの本当に面倒くさい。 — キャシーさん (@torontogay69) 2013年3月9日 だから、社会の基本である平等と特権のこと、もう一度おさらいしようと思う。 この記事のリンクを貼れば、毎回必死に140文字で
林原めぐみオフィシャルブログ Powered by Ameba林原めぐみオフィシャルブログ Powered by Ameba こんにちは☀️ スタッフです🏃♀️ ラジオ「林原めぐみのTokyo Boogie Night」の 毎年恒例「夏休みキーワードクイズ」、今年も開催中です🌻 8月に1文字ずつ発表してきた文字を繋げて完成した1つのキーワードを書いて送ると、 豪華プレゼントをゲット出来るチャンスがあるというこの企画🎁 全て発表となりました‼️ こちらでは豪華プレゼントの内容と応募方法をあらためてご紹介します📝 豪華プレゼントの内容はこちら🎁 ① 「林原めぐみ」コース … 2名 (「らんま1/2」イベント着用衣装(Sサイズ)1名、ロンドン土産1名) ②「ブギーナイト」コース … 3名(オリジナルシャープペンシル) ③ 「KACアーティスト」コース 3名 (キンクリアーティストグッ
「あれは変だよね」「普通じゃないよね」とだれかが口にし、周囲がどっと笑うシーンをよく見かけます。その輪に入っていると居心地が良いでしょうが、外から見るとそうではありません。普通って一体なんなのでしょうか? みんなが共有している規範を身につけつつ、「普通」とされることをそのまま受け止めず、斜め45度くらいから眺める。これが現代の日本人には必要だと思います。 ただし、相手の「普通」と自分の「普通」がぶつかり合っても、どうにもならない。私の提案ですが、「迎え読み」はどうでしょう? 相手の立場でその「普通」がどう生じたのか、掘り下げて考えていくのです。 人はそれぞれの世界観を持っています。それは海の波打ち際のようなもの。砂を蹴散らかして相手の領域に無理やり侵入するのではなく、波打ち際を崩さないように桟橋を一本かけたり、潮が引くのを待てば、違う世界との融合が成り立ちます。 大きい波が来るかもしれませ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く