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ブックマーク / u-site.jp (19)

  • アプリケーションデザインの間違い・トップ10

    ユーザーがユーザインタフェース(UI)の操作方法を知ること、UIが操作の流れを的確に導くこと、共に実現されればアプリケーションのユーザビリティは上がる。しかし、ガイドラインを守らなければ、どちらも実現は難しい。 Top-10 Application-Design Mistakes by Jakob Nielsen on February 19, 2008 アプリケーションデザインの間違いをまとめるのは難しい。最悪の間違いは、業界固有の特殊ケースである場合が多いからだ。アプリケーションが失敗に終わる理由には、 (a) そもそもの問いを間違えている、(b) 問いを正しく捉えながらもそれを解くための機能を間違えて作っている、(c) 的確な機能を作りはしたものの、難しくし過ぎてユーザーに理解してもらえない、などが考えられる。 どれを間違えても、アプリケーションの失敗は決定的で、それを避ける方法をお

    アプリケーションデザインの間違い・トップ10
  • ユーザビリティのROI、落ちてはいるがまだ十分に高い

    ユーザビリティを改善することによるビジネス指標の向上率は、現在、平均で83%である。6年前に比べるとかなり低い。それでも、収益の割に費用が安いため、ROIは高いままである。 Usability ROI Declining, But Still Strong by Jakob Nielsen on January 22, 2008 6年前に行ったデザインプロジェクトの調査で、ユーザビリティの改善が主要業績評価指標(KPI)を平均135%向上させることが明らかになった。最近同様の調査を行ったところ、平均値は83%で、ユーザビリティの投資対効果(ROI)が小さくなっていることが判明した。費用はほぼ一定を保っているので、収益が下がったということになる。 どちらの場合も、ユーザビリティの改善で10個以上の指標に効果がみられたデザインプロジェクトの数値、いわゆる“外れ値”は除外して算出している。そのよ

    ユーザビリティのROI、落ちてはいるがまだ十分に高い
  • 長文記事 対 短文記事: コンテンツ戦略から見た比較

    情報採餌理論は、コンテンツ戦略のコストと利益の算出方法を示してくれる。簡潔な概要記事とすべてを網羅するような詳細記事を組み合わせた混合餌法が、ベストな戦略となる場合が多い。 Long vs. Short Articles as Content Strategy by Jakob Nielsen on November 12, 2007 情報とは、どれくらいあれば十分なのか? どんなレベルを超えると情報過多になるのか? そして、これが一番肝心なのだが、最適な情報量とはどの程度のボリュームを意味するのか? 情報採餌理論は、ユーザがウェブサイトでどれくらいの記事を読むか決める上での交換条件を定式化する方法を示してくれる。より正確に言うと、餌選択とは、動物がどんな餌をべ、ユーザがどんな記事を読むのかを示すモデリングツールなのだ。どちらのケースでも同じく、動物やユーザは、自分にとってのコスト対

    長文記事 対 短文記事: コンテンツ戦略から見た比較
  • 汎用コマンド

    この表を見る限り、移動・コピー・削除方式のほうが汎用コマンドとしてはすぐれているように感じるかもしれない。しかし実際やってみると、コピー先や移動先となる箇所と元のデータがある箇所を、両方とも指定しなければならない。1コマンドあたり2つの引数が必要だと、事態はややこしくなる。それに対してカット・コピー・ペースト方式は、クリップボードという仲介者を利用する。これはこれで複雑な代物なのだが、クリップボードを利用すれば各コマンドを引数1つで実行できることになる。 これら2つの方式のどちらがすぐれているかは、一口に言い難い。しかしはっきりと言えるのは、どちらか一方のみを使うと決めて、そのアプリケーション内では例外なくそれを適用するのがベストだということだ。あるアプリケーションの利用中に、時と場合によってどちらの方式も必要になるとしたら、大きな混乱を招いてしまう。 汎用コマンドがもたらすメリット 汎用

    汎用コマンド
  • Alertbox: 天才デザイナーの神話(2007年5月29日)

    デザイナーに恵まれたからと言って、ユーザビリティのプロセスが不要になるわけではない。リスクの軽減と質の向上には、ユーザテストをはじめとするユーザビリティ手法が欠かせない。 Myth of the Genius Designer by Jakob Nielsen on May 29, 2007 ユーザビリティに対する否定的な台詞をよく耳にする。“優秀なデザイナーを雇おう。そうすれば、ユーザテストのような厄介事を考える必要がなくなる。 良いデザイナーが、良いデザインをしてくれれば良いだけなのだから”と。 よく例に挙がるのは、Steve Jobsである。確かに、Jobsは偉大な製品を数々この世に送り出してきた。しかし、失敗作も実に多く、中でもNeXTコンピュータとMac Cubeが有名である。Macintoshでさえ、Adobeとデスクトップ・パブリッシングに間一髪のところで救われはしたものの、

    Alertbox: 天才デザイナーの神話(2007年5月29日)
  • コマンドリンク

    アプリケーションで用いるコマンド(命令)は、ボタンでもリンクでも表現できるようになってきたので、どちらが適しているかを決めるには、昔よりも多くの説明が必要とされる。しかしながら、重要なコマンドにはやはりボタンを用いるのが一番だ。 Command Links by Jakob Nielsen 2007年5月14日 今よりも物事がシンプルだった時代には、ウェブサイト向けガイドラインの数々が存在し、その一方でアプリケーション向けガイドラインの数々が存在していた。そして両者は明らかに別物だった。たとえば、ユーザーの選択肢を表現するためには、以下のような別々のルールが示されていたのだ: ウェブサイトでは、リンク(アンダーラインを引いた色つきテキスト)を用いてナビゲーションを提供すること。 アプリケーションでは、メニューやボタンを用いて機能を提供すること。 ウェブサイト向けとアプリケーション向けのガイ

    コマンドリンク
  • ユーザビリティ調査はどこで実施しても同じ

    ユーザテストを実施すれば、場所に関係なく同じ洞察を得られる。だから、複数の都市でわざわざテストをする意味はない。ただし、その業界一色になっているような都市は避けて、どこか別の場所でのテストを検討しよう。 Location is Irrelevant for Usability Studies by Jakob Nielsen on April 30, 2007 一ヶ国でしかテストをする予定がないならば、移動にリソースを費やしてまで、複数の都市で同じユーザビリティ調査を繰り返す意味はない。どうせ同じ行動を繰り返し観察することになるだけで、新しい発見は期待できないからだ。そんな予算があるのなら、別のデザイン案をテストしたり、競合の評価に使ったりする方がずっと賢明である。 どこでテストをしても同じだとする今回の結論は、マーケットリサーチでよく言われる教訓とは違う。マーケットリサーチでは、同じ国で

    ユーザビリティ調査はどこで実施しても同じ
  • 早く、安く、確実に! すべてを実現することが可能

    早くユーザビリティ評価を終えられれば終えられるほど、デザインプロセスにもたらされる影響は大きくなる。時間のかかる手法は、年に一度のユーザビリティ検診で採用すべし。 Fast, Cheap, and Good Usability Methods: Yes, You Can Have It All by Jakob Nielsen on January 2, 2007 コンサルティング業界では古くから“早く、安く、確実に! ~いずれか2つを選べ~”と言ってきた。何かを短期間でかつ安く仕上げたいならば、質を諦めなければならないし、短期間でかつ上等な仕事をしようとすれば、料金がかさむことになる、といった意味である。多くの分野で言い得てはいるものの、ユーザビリティのある重要な側面、“方法論”については含意されていない。 ユーザビリティに関しては、もっとも迅速で、もっとも安価な手法こそが最良の選択とな

    早く、安く、確実に! すべてを実現することが可能
  • ユーザパフォーマンスにみられる個人差

    文書編集は、ここに挙げたタスクの中でもっとも単純なものである。タイピングのスピードやマウスとキーボードの間を手が行き来するのに要する時間など、主に身体能力に依存する。具体的には、段落を移動したり、文字を太字に変えたり、誤植を修正したりといった操作に着目した調査だった。手紙を書いたり、を執筆したりといったタスク達成時間にもっと個人差が出そうなタスクについては調査されていない。 パーソナルコンピューティングは、もう少し難しい。表計算ソフトで関数を使ったり、複数のアプリケーションを使い分けたりといった面倒なタスクを要求した。しかし、ファイアウォールの設定のような厄介な課題ではなく、職場の生産性向上に寄与する基的なタスクにのみ着目した。そういった基礎的なPCの利用は、多くの人々がすでに熟知しているため、個人差は比較的小さくなる。 残り3つのコンピュータインタラクションでは、個人差が大きくなって

    ユーザパフォーマンスにみられる個人差
  • ビジネス用Webサイトの育て方: まず正すのは基本から

    明確なコンテンツ、容易なナビゲーション、そして顧客の疑問に答えることが、ビジネス価値に最も反映する。先進的な技術を使うことによる影響は、それと比較したら微々たるものだ。 Growing a Business Website: Fix the Basics First by Jakob Nielsen on March 20, 2006 最近行ったいくつかのコンサルティングのプロジェクトで、ビジネス価値を失わせていた最大の原因を挙げる: 某 eコマースのサイトは、ホームページで度が過ぎるプロモーションを行い、セール商材以外の価格が高く設定されているのではないかとユーザたちに思わせてしまい、何百万ドルもの損をしていた。これは信用を増すためのデザインが重要だという、典型的な例だ。 某大企業のイントラネットは、統一性のあるイントラネットのポータルを提供せずに、領域ごとに統一性のないデザインと管理シ

    ビジネス用Webサイトの育て方: まず正すのは基本から
  • Webにまつわる大騒ぎは見当違い

    マスコミで過熱する話題やブームは、ウェブサイトの運営にはさほど重要ではない。顧客に奉仕するには、巷の大騒ぎを気にするよりも、質の向上と、簡単で使いやすいウェブサイトの実現に力を注ぐことの方がずっと重要である。 Hyped Web Stories Are Irrelevant by Jakob Nielsen on April 3, 2006 Web Bubble 2.0時代の渦中にいる。Bubble1.0時代に書いたコラムを掘り起こして、現状に即して一新してみようと思い立った。 1997年に“典型的でないウェブ事例からくる勘違い”と題するAlertboxを書いた。その中で、代表的とは言えない際だった少数事例への過度の注目を批判した。大規模で、知名度の高いこれらの事例を模倣することに対して注意も呼びかけた。 補足記事“Stories From 1997 Revisited”では、最近のWeb

    Webにまつわる大騒ぎは見当違い
  • 2006年 イントラネット・ベスト10

    今年はマルチメディア、eラーニング、社内ブログ、モバイルアクセスの増加がみられた。また入選した企業は、デザインの統一性を保つように呼びかけるために、コンテンツ提供者の教育に重点を置いていた。 Ten Best Intranets of 2006 by Jakob Nielsen on January 23, 2006 2006 年度のイントラネットベスト 10 は: Allianz Australia Insurance(オーストラリア) ALTANA Pharma AG(ドイツBank of Ireland Group(アイルランド) Capital One(アメリカ) IBM(アメリカ) Merrill Lynch(アメリカ) METRO Group(ドイツ) O2(イギリス) Staples(アメリカ) Vodafone(イギリス) 今年は、初めて入選者の大部分をアメリカ以外の国

    2006年 イントラネット・ベスト10
  • Alertbox: 2005年 ウェブ・デザインの間違いトップ10(2005年10月3日)

    2005年、ユーザをうんざりさせてきたWebデザインの間違いをリストアップしてみると、古くから言われているものがランクイン。悪さをし続けていることがわかった。 Top Ten Web Design Mistakes of 2005 by Jakob Nielsen on October 3, 2005 Webデザインの間違いをリストアップするにあたり、今年は趣向を凝らしてみることにした。私が発行しているニュースレターの読者にお願いして、今年、もっとも腹立たしいと思ったユーザビリティ上の問題点を投票してもらったのだ。 読者の参加によって、ユーザテストでは気付かなかった多くの課題が浮き彫りになるだろうと思っていたが、そうはならなかった。30位までにランクインした問題点は、ユーザビリティガイドラインの中で指摘済みのものばかりだったのだ。今年のトップ10を読んで、“聞き覚えがあるぞ!”と思われる方

    Alertbox: 2005年 ウェブ・デザインの間違いトップ10(2005年10月3日)
  • フォーム vs. アプリケーション

    オンライン・フォームも2画面を超える分量になると、機能を滞りなく支援するには、よりインタラクティブなユーザ・エクスペリエンスを提供するアプリケーションに切り替えた方が良い場合が多くなる。 Forms vs. Applications by Jakob Nielsen on September 19, 2005 フォームが、コンピュータとの複雑なインタラクションを表す最良のメタファとなることは稀だ。にも関わらず、多くの大企業が、紙ベースのフォームを受け継いでいる。結果として、イントラネットには、ニーズに応えようとするオンライン・フォームが散乱している。アプリケーションを使えば、リアルな対話と格的なGUIで、そのニーズはもっと上手く満たされるというのに。 最近、ある人から1の電話があった。イントラネット用のフォームを見て、ユーザビリティ上の問題点を指摘して欲しいと言うのだ。単独のページにフ

    フォーム vs. アプリケーション
  • デフォルトの力

    検索エンジンのユーザは、検索結果のトップに表示されたものをクリックする。適合率では説明しきれないほどの割合で。ここでもまた、デフォルトにこだわるヒトの傾向が示された。 The Power of Default Values by Jakob Nielsen on September 26, 2005 ウェブのユーザは、どれほど騙されやすいのだろう? 残念なことに、“非常に”騙されやすいと言って良いようだ。 Cornell大学のThorsten Joachims教授らが、検索エンジンに関する研究を行った。検索エンジンに関する研究は様々あるが、この研究は、ユーザがSERP(search engine results page:検索結果表示)からどのリンクへ遷移するかを見るものだった。ユーザの42%が検索結果のトップを、8%が2番手をクリックするという結果が得られた。ここまでのところ、面白い話は

    デフォルトの力
  • 2005年 イントラネット・ベスト10

    今年のイントラネットは、大画面、多国籍ユーザによる使用、共同作業、容易なコンテンツのアップデート、そして工場フロアの労働者による使用のサポートによって、平均 149 %の使用率増がみられた。 Best Intranets of 2005 by Jakob Nielsen on February 28, 2005 素晴らしいデザインの数が増えることによって、イントラネットのベスト 10 を選ぶのは毎年難しくなっている。選ぶのは難しくなっているものの、これはよいことだ。イントラネットのユーザビリティを向上させようという動きが勝っているということになる。イントラネットを能率向上のツールとして扱いはじめ、野放しにするのではなく、ユーザビリティ向上に資金投資を行う企業が増えていることを示している。 現在、イントラネット・ユーザビリティに関するレポートで過去に私たちが行ったレコメンデーションは、多くの

    2005年 イントラネット・ベスト10
  • イントラネットホームページの標準形

    近年、イントラネットのホームページには、基的なレイアウトにのっとった似通ったものが多くなってきた。しかし、まったく同じに見えるイントラネットでも、機能やコンテンツが異なるために、そのユーザビリティは劇的に違うものになり得る。 Canonical Intranet Homepage by Jakob Nielsen on May 23, 2005 過去5年ほどの間に数百という数のイントラネットを見てきた。そこには、ある傾向が、はっきりと見られるようになっている。ホームページのレイアウトが、年々似てきているのだ。あるレイアウトが普及し、今や標準形と呼べる程になっている。 イントラネットのホームページ10個のスクリーンショットから平均をとって、下の画像を作ってみた。どのスクリーンショットにも多少の個性はみられる。しかし、レイアウトに関しては、かなり共通した部分のあることが下の画像にくっきりと浮

    イントラネットホームページの標準形
  • 医療現場のユーザビリティ: 悪しきデザインがいかにして患者を死に至らしめるか

    あるフィールドスタディから、自動化された院内システムは22通りの方法で患者に誤った投薬を強いる結果になり得ることがわかった。多くは、何十年も前から既に知られている古典的なユーザビリティ上の問題である。 Medical Usability: How to Kill Patients Through Bad Design by Jakob Nielsen on April 11, 2005 ユーザビリティが生死の問題に繋がることは往々にしてある。たとえば、戦闘機のユーザインターフェイスの場合。照準を合わせて攻撃をするためのシステム操作を規定時間よりもほんの1秒早く行うだけで、パイロットは、空中戦を圧倒的に有利な立場で闘うことができるようになる。 悪しきデザインがいかにして人命を奪うことになるか、もっとも顕著な例として、車内のインターフェイスが挙げられる。年間に何千という命が、過度に複雑なデザイ

    医療現場のユーザビリティ: 悪しきデザインがいかにして患者を死に至らしめるか
  • Alertbox: 識字能力の低いユーザ(2005年3月14日)

    識字能力の低いユーザは、高い識字能力を有するユーザとは違う読み方をする。流し読みはせず、一語一句を読み拾おうとするために視野が狭まり、要点を取り損ねてしまうのだ。 Lower-Literacy Users: Writing for a Broad Consumer Audience by Jakob Nielsen 2005年3月14日 ユーザーはウェブをどう読んでいるかを調査したのは1997年だった。ユーザーは、ページを流し読みし、興味のあるところだけを拾い読むことがわかった。以来、ユーザビリティの向上を狙ったコンテンツガイドラインが大きく変わることはなかったが、今日は一つ、ニュースをお伝えしたい。 これまでの調査では対象から外れていた識字能力の低いユーザーを調査対象に加えた。その結果、識字能力の低いユーザーは、インターネット上で、高い識字能力を有するユーザーとは根的に異なる行動をとる

    Alertbox: 識字能力の低いユーザ(2005年3月14日)
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