■どんなクルマ? パワーとスピードを上げることに夢中ではなく、軽量化とグリップを減らすメーカーのあり方が、果たして正しいかどうかを判断すべきなのだろう。というのも、そのアイディアを具現化したクルマがある。それがケータハム・セブン160だ。 そのスペックについては、すでにわれわれの知るところである。エンジンはスズキ製のモーターサイクルではなくクルマ用の660ccが搭載されている。そのエンジンは、スズキの軽自動車に搭載されているもので、主にデリバリー・トラック用として使われている。RWDレイアウトで、5速ギアボックスと迎合されることがほとんどである。そのパワー・ユニットは、標準の64bhpから80bhpにまでチューンされセブンのシャシーに搭載されることになる。 セブン160は、後輪にドラム・ブレーキを配し、ホイールも4.5Jの14インチと細いものが組み合わせられている。決してグリップの高いタイ
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