去年、アメリカの国防費削減の影響で中止になった、東京の横田基地を一般の人たちに公開する行事が、ことし9月、2年ぶりに開かれることになりました。 東京のアメリカ軍横田基地では、日米の友好や親善を目的に、ふだんは立ち入りが規制されている内部の施設を地元の住民など一般の人に公開する行事を毎年、続けてきました。 ところが去年は、アメリカの財政赤字に伴い国防費が削減された影響で、横田基地でも行事の開催を中止していました。 しかし、横田基地によりますと、ことしは関係する予算が認められたため、2年ぶりに開くことにしたということです。 行事は9月6日と7日に開かれ、アメリカ空軍の飛行機の展示をはじめ、アメリカ兵によるバンドの演奏や飲食物の販売などを予定しているということです。 横田基地は「去年は厳しい決断をしたが、2年ぶりに開くことが決まり、より一層、地域の住民との関係を深めたい」と話しています。