明治安田生命サッカーJ1は第4節から、上限5000人の観客動員をスタート。12日は浦和がホームの鹿島戦(埼スタ)で1-0と勝利を収めた。チームは4戦負けなしで2位浮上も、サポーターの応援マナーは相変わらず最悪だった。 本来なら4万人近い観客動員が見込める好カード。2月16日のルヴァン杯仙台戦以来147日ぶりの客入れで、集まった3094人全員が無論、浦和サポーターだ。 鹿島の攻勢時はスタジアムのあちこちで指笛が鳴り響き、鹿島の選手がボールを持つと座席を激しくたたく威嚇行為も。試合後には「浦和レッズ」と大声で叫ぶ姿もあった。これはすべて禁止行為だ。 Jリーグは6月15日に70ページ以上にも及ぶ、「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」を発表。応援での禁止行為の3番目には「指笛」と「声を出しての応援」がしっかり明記されている。村井満チェアマンは「何よりもお客さまの健康安全を第一に考える」とし