河野太郎ワクチン担当相は1日の記者会見で、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの追加配送について、高齢者接種率の高い和歌山、山口、鳥取、佐賀、高知の上位5県に傾斜配分すると発表した。 対象は6月21日と28日の週に各都道府県に配送する約1872万回(約986万人)分。5県には各県からの希望量通りに供給し、残りの都道府県は案分して配送する。 河野氏は「貴重なワクチンなので、在庫を積み増しても意味がない。今後はもう少しシビアに接種実績を見ながら、ワクチンを出していかなければならない」と語った。