私たち親世代が小学校低学年のころ、2桁の繰り上がり・繰り下がりのあるたし算やひき算をどんな風に勉強していたか覚えてらっしゃいますか? 「指折り数えた」「筆算を使っていた」など、様々なやり方が出てくると思います。 しかし「さくらんぼ計算でやった」という記憶をお持ちの方は、恐らくいないのではないでしょうか。X(旧Twitter)などのSNSでも「余計わかりにくい」「暗算ができる子を減点するのはおかしい」など、たびたび批判の的となる現代の計算方法「さくらんぼ計算」。 果たしてこれは多くの方が疑問に感じているように、教育の“改悪”なのでしょうか。徹底考察してみたいと思います。 「さくらんぼ計算」って本当に最近できたの? ところでさくらんぼ計算って、本当にここ最近出てきた解法なのでしょうか? 実はその歴史は古く、教科書で「さくらんぼ計算」という名前が使われるようになったのは、今から20年ほど前のこと
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