タグ

ブックマーク / www.nozomu.net (12)

  • 拝啓 姉の死と介護事業のこと | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    しばらくぶりに書いてみる。 なぜブログを書くのをやめてしまったのか。正直いって姉の死が大きかった。 (2007年5月3日逝去 56歳) その前年に母を亡くしたばかりだったこともあるが、姉はまだ56歳、死の一年前はものすごく元気で、死への闘志に燃えていた。その人が一年後には骸である。(ちなみに姉の死因は大腸がんであった。) 正直に言って母の死よりも姉の死のほうが、私にとってはるかにショックな出来事だった。子供時代の、幸せな4人家族の永遠の幻想が私の中で長続きしていたのだが、その最期の、最強の仲間が死んで、私は完全な一人ぼっちになってしまい、幻想も壊れた。(そしておそらくはシスコンでもあったのだろう・・・・) 母の場合、突然死であり、その死の過程を見ることはなかった。一方姉の場合は、死の一年前、母の死の直後に不治を宣告され、死にいたるプロセス全てに姉の夫とともに立会い、最期は、聖路加病院のホス

    tomozo3
    tomozo3 2009/06/22
    おかえりなさい
  • 赤はてな | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    はてな これはtakibiの宣伝です。 来takibiというのは、こういうことを(もちろん有料で)考えて実行していく会社ですが、今回無料でトライアルをやってみました。 今週旧知のはてなの会社の人が、私の最近のブログ記事を見てわざわざ、訪ねてくれました。懐かしかったです。 それではてなについて考えてみました。 はてな流に、これを勝手にマーケティングして、勝手にブログに書いてみようと思った次第です。 (ご迷惑だったらすみません) 長らくはてなという企業、は私にとって謎でした。(あまり考えなかった) といいますか、非常にわかりにくかったのです。 それはなぜかというと、ただ今整理すると以下の三点です。 1) いろいろなサービスがあるのですが、それらは偶発的であり関連がないように感じられた(勝手に思いついたことをはじめているという感じ) 2) はてな会員向けのクローズドなサービスなのか、もっとオ

    tomozo3
    tomozo3 2007/03/08
    はてなの闇に飲み込まれる吉田氏
  • 一週間でアルファブロガーに成り上がる極意 | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    このタイトルはネタです。 「はてな・マーケティングに淫してみました」(これがタイトル) 私は2000年から今で言うブログをはじめました。(Web1.0のままで) あまりに早くイノベーションをとりいれた人は(その性格ごと)社会的孤児になっていくことが多いようですが、まさに私がそのケースで、みんなが数年前ブログを始めたときに、Web2.0の波に乗り遅れてしまいました。仕事のごくついでに書いていたために、ブログ世界の広がりにあまり気がついていなかったのです。(その大失敗のケースが炎上顛末記) はてなについても見たこと読んだことはあっても、自分に関係がない世界のことだと思っていました。それが最近。地デジの記事でホットエントリ入りをしてはてな経由のアクセスが急増しました。それではてなにハテナ?と気がついて味をしめてエントリ入りを意図して書いてみたのが、「頭のいい人が成功できない10の理由」という前

    tomozo3
    tomozo3 2007/02/28
    ネタあかし。違和感の正体はこれだったのかな。そしてひっそりとDisられる中嶋氏。
  • 頭がいいのに成功できない10の理由 | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    元の会社や友人たちを見ても、学者や弁護士、エンジニアなどの特殊な世界以外では(実は!そういう世界も同じなのですが)、若き日にもっとも賢かったはずの男たちは仕事人生におけるトップにたっていません。かといって頭の悪い連中が出世しているということでもありません。頭のよさでは、第二集団ぐらいにいた連中がもっとも成功を収めているようです。 もっと卑近な話ですが、私は「ブランド」の共著者である岡康道に比べてIQにして10は上だと思いますが、収入は彼のほうが10倍はあるでしょう(はいいすぎか笑) 学校で教えていると秀才君にたくさん出会います。彼らはいわば学業エリート。入社エリートにも相当程度重なります。人がうらやむ人生の前半を過ごしています。しかし彼らの今後の長い人生行路を考えると、自らの頭のよさとどう対処するのか。これからが大事なような気がします。 彼らへのエール(と自戒)をこめて書きます。 ところで

    tomozo3
    tomozo3 2007/02/26
    ちょいと違和感を感じる
  • mixiPOPガール投票結果発表! | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    カネボウ化粧品さんのファミリーマート専用商品、MFC化粧品さんから相談があって、 takibiでは化粧品のキャンペーン企画を実施中です。 ソーシャルネットワークサイトmixiと組んでキャンペーン企画を立ち上げることになりました。 これはmixiでPOPガールを公募、投票でえればれたmixiからの9名は、実際にファミリマートの店頭に、POPガールとして露出をする、という仕組みです。 http://www.miximfc.com/girl/←アマチュア美女がみれるぞ! これはまさに僕らの会社に来ている仕事の典型的パターンです。 (そして大手広告会社ができれば忌避したい仕事の典型パターンでもあります) テレビは使えない。雑誌でもない。費用はあんまりないから、ネット中心で、店頭と組み合わせたプロモーションを。 骨太のキャンペーンコンセプト、キャンペーンアイデアはほしい!欲を言えば気の利いたキャッチ

  • 吉田望:私の「ブログ炎上」体験記 新潮45 2006年1月売 全文掲載

    これは去年末に新潮45に書いた原稿です。同編集部の許可をいただいきましたので全文掲載いたします。 -------------------------------------------------------------------------------------- 今ネットの旬な話題に「炎上」がある。これは「祭」とも呼ばれる。たとえば社長の殺人予告騒動にまで発展したエイべックスの「のまネコ騒動」は記憶に新しい。スキャンダルの膨大な情報、噂、顚末がネット上に飛び交い、ゴシッブとなることを指す。祭は2ちゃんねるでの膨大な書き込みを、炎上はさらに個人のネット日記「ブログ」に突撃隊が参入、火達磨状態になることをさす。 これまでは週刊誌やワイドショーがゴシップの主戦場となってきた。従来のメディアには乗せられる情報の種類や量に制約があるが、ネットでは情報に対する物理的な制約がない。さらにメディア

  • 喪主挨拶 | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    2006年1月18日に母吉田嘉子が永眠し、その葬儀を23日に西片町教会にて行いました。 500人を越す弔問客に訪れていただきました。 以下は喪主挨拶です。 プライベートなことを書くべきかどうか迷いましたが、後世「吉田満という人の奥さん」はどんな人だったのか。 知りたい方もいらっしゃると思い、アップすることにしました。 またここで、ひとつご紹介したいことがあります。 母はプロテスタントでしたが、クリスチャンの死は、むしろ天国に旅立つ祝福ととられ、死は個人的な物語として完結します。 母が仏教徒であれば、喪主の挨拶がこのように個人的・描写的にはならなかったことでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------- 日はお忙しいところ、また雪が残って寒いところをお集まりいただき、ま

    tomozo3
    tomozo3 2006/03/23
  • 憲法における天皇制の矛盾 | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    皇室典範の改正問題で考えたことがあります。 日国憲法の機軸についてです。 機軸とは憲法の外にある憲法を作動させる社会的な装置。 憲法が始まる前の、国民と国家との契約の根源をなす存在です。 憲法というのは、それを機械的・合理的にクローズドに定めただけでは作動しません。 一見作動しているように見えても、精神がこめられていなければ、直に破綻がまっています。(もっとも完成度が高い近代的憲法のひとつであったワイマール憲法は、機軸を持っていなかったがゆえに、ナチスドイツの合法的侵犯を許しました) 明治期の立憲政治家は、欧米の先進国を観察して、憲法の機軸にあるのがキリスト教だ、ということを見つけました。キリストはすべての国民の上にたつ絶対者です。この彼との一対一の契約関係を通じて、国民は強固な相互契約が可能になります。国民と国家との自主的契約である憲法の背景には、この強固な宗教装置が動いていました。

    tomozo3
    tomozo3 2006/02/09
    憲法と天皇制について
  • 虚業家の見分け方 | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    このエントリーは、 「詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方」中経出版 山崎和那著 の書評であり、オマージュです。 碩学、博覧強記、実業経験豊富、そしておそらく大虚業家の探求に心底心を奪われた著者による、高級ワインのように熟成したはタイミングもばっちり。大推薦します。 エッセンスを紹介させていただきます。 ○「虚業=堅実でない事業」は誤解である。 アラビア石油、メイフラワー号への出資、オランダ東インド会社への出資は虚業であったのだろうか? ○「虚業=実務を伴わない事業」は誤解である。 むしろ大虚業家といわれる人たちは広く実務も行っていた。 (人を大きくだますわけだからその装いは当然念の入ったものとなる) ○「虚業=モノを生産しない事業」は誤解である。 銀行はモノを生産しないが、それでは虚業なのだろうか? ○「虚業=非合法事業」は誤解である。 虚業家こそ、自分の立場の危うさを知っているため、ことさら

  • なぜ投機家には経営者が務まらないのか? | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    「投機家に経営者は務まらない」とよく言われます。 もうひとつ。「アルバイト(派遣)の人に経営者は務まらない」もよく言われます。ちょっと考えてみれば、似たようなことです。 経営者は社会の中で特別な資質を持った人たち、特に上場会社のような公器の場合、経営者は社会の希少資源でです。(理想的にはですが) 彼らは株主、消費者からの信任に答えなければいけません。 彼らは従業員から尊敬されるリーダーシップを獲得しなければなりません。 彼らが求められるのは会社を持続させることであり、その長期の繁栄です。 一方投機家は、まったく違う生物です。 彼らがとりあえず信任を尽くすのはファンド投資家に対してであって、 投資する企業株主全般に対して、とは限りません。 投機家の場合、もっとも、儲かるのはその企業の少数株主や他株主とのゼロサムゲームを行うときです。(所謂売り逃げ) この動機と成算を持つかどうかはインサイダー

    tomozo3
    tomozo3 2006/02/06
    じゃあ、なんでメジャーリーグは上場してんだろう?あとWWEとか
  • グレーゾーンに挑むエリートへの忠告 | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    これは2001年の3月に書いたエントリ(悪は盛り場にあり)に若干、書き加えて訂正したものです。 私は大会社(上場前)調査部長であり、またIT投資ファンドの役員も兼務しました。そうすると世の中で見たくない、しりたくない、近寄りたくない一面を見ざるをえなくなってしまうのです。 会社中が調査機関のようなところで、なんでわざわざ調査部だったのか?シンクタンクから社に戻ってきてミッションがよくわからず、悩みに悩んだ命題です。 そこで、男性週刊誌に時々あるような・・・「普通の会社員が調査できないこと、調査したくないことをするのが仕事」とわりきれば、俄然調査部長の「存在価値」がでてきたのです。(そんな存在価値出てどうするという意見もあるが) というのも世の中誰かが、グレーを白か黒に分類する調査をしなければなりません。その審判は、会社上場のときにやっています。 上場および上場広告の審査は、大手広告代理店

  • A級戦犯合祀は自らやめるべきである(7月20日改) | Blog | nozomu.net - 吉田望事務所 -

    2006年7月20日の日経済新聞のスクープにより、昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示していたことを示す第一級の歴史資料が見つかりました。論の主旨はその約1年前に書かれたものですが、この歴史資料の発見により、ほぼ実証されたと考えています。1988年当時の宮内庁長官富田朝彦氏のメモが見つかったもので、そこには昭和天皇が靖国に参拝されない理由が以下のとおりに明確に書かれていました。 「私は、或る時に、A級戦犯が合祀され、その上、松岡、白取までもが。筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが」 「松平の子の今の宮司がどう考えたのか。易々と。松平は平和に強い考があったと思うのに、親の心子知らずと思っている。だから、私はあれ以来参拝をしていない。それが私の心だ」 この報道のバックグラウンドの解説資料として論文は最適かと思います。長文ですが、検索でこられた方は是非お読みください。 -----------

  • 1