敗れたモロッコのピム監督は日の出から日没まで飲食を断つイスラムの「ラマダン(断食月)」の影響があったことを認めた。 後半途中でエースFWのアムラバトを交代させたことについて、「彼は今日の午前2時半から何も食べていなかった。交代は仕方がなかった。でもそれ(ラマダン)を言い訳には出来ない」と話した。 ラマダンは今回、ロンドン五輪と時期がほぼ重なり、この時期の英国は日中の時間が特に長いこともあって、長時間、水も飲まないこともある。
【ニューカッスル(英)=畔川吉永】サッカー男子のグループリーグD組第2戦(29日)で日本と対戦するモロッコのピム監督は、選手たちにイスラム教徒が多いため、「ラマダン(断食月)」の影響を心配している。 日の出から日没まで飲食を断つラマダンは、ロンドン五輪と時期がほぼ重なる。英BBCによると、オランダ人のピム監督は「選手は信仰に厳格。全員がいつも通りラマダンを行う」と話している。そうなると、練習や試合が日中、行われる際には、水も飲まないことになる。 この時期の英国は日中の時間が特に長く、モロッコが初戦を戦ったグラスゴーでは日の出の午前3時半から日没の午後9時半までの長い時間、水も飲めないことになる。
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