外務省に入った情報によると、リビア国内で21日、取材中のテレビ朝日カイロ支局長ら日本人2人が乗った車が事故に遭い、カイロ支局長が死亡した。 外務省海外邦人安全課は「事実関係を確認中」としている。同課によると、もう1人の日本人は命に別条なく、「気がついたら(支局長が)亡くなっていた。事故当時のことを思い出せない」と話しているという。 テレビ朝日カイロ支局長は野村能久さんだが、テレビ朝日広報部は「事実関係を確認中」として、事故については明らかにしていない。
テレビ朝日は21日夜、記者会見を開き、同社社員でカイロ支局長の野村能久さん(37)ら4人がリビア国内で取材中に交通事故に遭い、野村支局長ら3人が死亡したと正式に発表した。同局によると、他に死亡したのはエジプト国籍で助手のシャイマー・サミさん(31)と、リビア国籍のドライバー男性の3人。同社社員の力石大輔さん(23)は足を負傷したが命に別条はない。 会見は本社8階の会議室で行われ、武隈喜一報道局長と芋原一善広報局長が出席した。 同局によると、野村さんらはカダフィ大佐拘束の一報を受けてカイロからリビアに向け車で出発。陸路で同国の中部シルトに向かっていたという。 21日午後5時ごろ(日本時間)に、負傷した力石さんから同局に電話が入った。力石さんは「事故のことは気づいたら何にも覚えていない。(その後)病院で3人の遺体を見た」と話しているという。同社は現地に社員を向かわせ、最終確認を急いでいる。 同
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