目黒区 総合庁舎を結婚式場に NHKニュース財政再建に取り組む東京・目黒区は、文化的評価の高い区の総合庁舎を結婚式場として貸し出し、使用料を歳入に充てることになりました。 目黒区は、税収が大幅に減るなどして、一時、深刻な財政難となり、事業の見直しなどを進めるとともに、区の魅力を生かした財政再建策を検討しています。 その一つとして、週末や祝日に区の総合庁舎を結婚式場として貸し出し、使用料を歳入に充てることになりました。 総合庁舎は、日本を代表する建築家、村野藤吾が設計し、昭和４１年に完成した「旧千代田生命本社ビル」で、区が１２年前に買い取って使っています。 結婚式が行われるのは庁舎のエントランスホールで、天井にしつらえられた明かり取りや大理石の床、それにホール奥の緩やかならせん階段などが、式場に向いているということです。 目黒区によりますと、自治体の庁舎を結婚式場に使うのは全国でも珍しいということで、１２日から事業者を募集し、ことし秋
