遠隔操作できるウイルスに感染したパソコンが悪用され、犯罪を予告する書き込みをした疑いなどで逮捕された男性3人が釈放された事件を受けて、警察庁は同じような事件で容疑者が否認していた過去のケースを4年前までさかのぼって洗い出し、問題がなかったどうか調査するよう全国の警察に指示しました。 この事件は、インターネット上に無差別殺人や爆破を予告する書き込みをしたとして逮捕された大阪と三重の男性2人のパソコンが外部から遠隔操作できるウイルスに感染していたことが分かったほか、脅迫メールを送ったとして逮捕された福岡市の男性もパソコンに遠隔操作が可能になるプログラムが起動した形跡があるとして、いずれも釈放されたものです。 この事態を受けて、警察庁は同じような事件で容疑者が否認していた過去のケースを洗い出し、問題がなかったどうか調査するよう全国の警察に指示しました。 調査の対象となるのは、インターネット上に犯