日立製作所は18日、英国の高速鉄道の更新に伴って270両の車両を受注したと発表した。昨年7月に受注した車両の追加分として英国運輸省に納入する。保守サービスを含む受注額は12億ポンド(約1824億円)。日立は鉄道車両など交通インフラ事業を成長のけん引役にしている。欧州での大型受注の実績をもとに新興国への鉄道輸出にも弾みをつける。英東部のロンドン―インバネス間の鉄道用に納入する。日立が出資する特別
1999年12月にNECと日立製作所のDRAM合弁会社エルピーダメモリ(当時はNEC日立メモリ)ができたときのことである(大変古い話で恐縮ですが)。私は、2000年2月にNEC相模原内のエルピーダ・プロセス開発センターに出向して、同様にNECから出向してきた技術者と一緒にDRAMのプロセス開発を行った。 そのとき、会社が違うと、仕事のやり方がかくも違うものなのかと驚いた。DRAMのプロセスフローは、500工程以上になるが、その各工程で使用する装置が違うとか、そのプロセスの毛色が違うとか、そういったことではない(もちろん、それも違うのではあるが)。プロセス開発の方針と言うか、哲学がまるで違うのである。 簡単に言えば(よく言えば)、NECは「均一性第一主義」であり、日立は「新技術優先主義」であった。悪く言えば、NECは「病的なまでの潔癖完璧主義」であり、日立は「新技術オタクの一点突破主義」であ
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