トルコの首都アンカラ(Ankara)で行われた反政府デモの様子(2013年6月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADEM ALTAN 【6月4日 AFP】トルコ南部ハタイ(Hatay)県で3日、反政府デモの最中に起きた発砲によって負傷した22歳の男性が、搬送先の病院で死亡した。同国の民間テレビ局NTVが4日、報じた。 NTVが伝えた地元当局の声明によると、発砲した人物は特定されていない。野党・共和人民党(CHP)の議員によれば、死亡した男性はCHP青年部に所属していた。NTVは警察が捜査を開始したと報じた。 デモ隊または警官隊からの発砲があったとの報道は今のところないが、反政府系の活動家らは、男性が抗議の最中に警察官によって頭部を撃たれたと主張している。 医療関係者によると、イスタンブール(Istanbul)で2日、デモ隊に突っ込んだ車にひかれた男性が死亡しており、ハタイで男性が死亡した