暴走族が激減している。東京都内の場合、ピークだった1980年には5379人だったが、今年1月に警視庁が把握したのは50分の1の119人。グループ内での厳しい上下関係が若者に敬遠されるようになったことに加え、長引く不景気でオートバイの改造などにかける金が不足しているのも減少に拍車をかけたとみられる。 警視庁は共同危険行為が道交法で禁じられた78年から、暴走行為の摘発時などに得た情報などを基に暴走族のグループ数や人数を把握している。1月時点の都内の暴走族は16グループで、80年の148グループから大きく減少。グループの規模も小さくなった。 全国的にも同様の傾向で、警察庁によると、全国の暴走族は82年の4万2510人から昨年は8509人に減った。グループ数もピーク時(02年)の1315から452に減少している。 捜査関係者は「若者の上下関係の意識が希薄になったことに加え、パソコン、ゲームなど娯楽
東日本大震災発生翌日の3月12日夜から13日にかけオートバイなどで暴走行為をしたとして、千葉県警交通捜査課は14日、暴走族「千葉関宿怒羅慧門(どらえもん)」総長の塗装工の少年(19)=同県野田市=ら未成年の43人を含む16~31歳の男女計52人を、道交法違反(共同危険行為)容疑などで逮捕・送検したと発表した。少年は「この日に暴走をすると決めて呼びかけたので、震災があってもやめるわけにはいかなかった」と話し、容疑を認めているという。 容疑は、3月12日深夜、野田市内の工業団地に集まり、13日午前1時から約25分間、同市の国道16号などで、オートバイ26台と乗用車5台で蛇行運転や信号無視などの集団暴走をしたとしている。暴走は13日午前3時ごろにかけて他にも行われたとみられ、救急車の進路を妨害したバイクもあったという。 同課によると、暴走行為は総長の少年ら19歳になるメンバーの引退集会名目で計画
交番勤務中にバイクの少年に生卵をぶつけたとして兵庫県警は4日、特別公務員暴行陵虐の疑いで、三木署の男性巡査(24)を神戸地検に書類送検した。暴走族と勘違いし、巡査は「生卵ならけがはしないだろうと思った」と話しているという。県警は同日、本部長訓戒の処分とした。 書類送検容疑は、8月31日午後11時55分ごろ、兵庫県三木市の同署緑が丘交番前の交差点で、バイクで走行中の少年ら4人を狙って生卵3個を投げつけ、うち1個を神戸市西区の会社員の少年(18)の右胸に命中させたとしている。 県警監察官室によると、巡査は直前まで交番内で勤務していたが、暴走族とみられるバイクの音を聞いて外に出たところ、交差点でバイクに乗って信号待ちをしていた少年ら4人を発見。通過しようとした4人を制止させようと、食事用に購入していた生卵を投げたという。4人とも暴走族とは無関係だった。 【関連記事】 「不倫関係持ちたかっ
交番勤務中にバイクの少年に生卵をぶつけたとして兵庫県警は4日、特別公務員暴行陵虐の疑いで、三木署の男性巡査(24)を神戸地検に書類送検した。暴走族と勘違いし、巡査は「生卵ならけがはしないだろうと思った」と話しているという。県警は同日、本部長訓戒の処分とした。 書類送検容疑は、8月31日午後11時55分ごろ、兵庫県三木市の同署緑が丘交番前の交差点で、バイクで走行中の少年ら4人を狙って生卵3個を投げつけ、うち1個を神戸市西区の会社員の少年(18)の右胸に命中させたとしている。 県警監察官室によると、巡査は直前まで交番内で勤務していたが、暴走族とみられるバイクの音を聞いて外に出たところ、交差点でバイクに乗って信号待ちをしていた少年ら4人を発見。通過しようとした4人を制止させようと、食事用に購入していた生卵を投げたという。4人とも暴走族とは無関係だった。
旧型車両に不正改造などをし、大きな音をたてて集団走行をする「旧車會(かい)(会)」と呼ばれるグループの中で、浦安市内を拠点としていた2輪車の旧車会「都(みやこ)會(かい)・絆」と「ドラちゃん一家」の解散式が30日、市川市の行徳署敷地内で行われた。旧車会は各地に存在するが、解散式を行うのは極めて珍しいという。 県警などによると、両グループともに規模は10人程度。もともと一つのグループだったため互いに交流があったが、双方の一部のメンバーが共謀して複数件の自動車保険金詐欺事件を起こしたことから、解散を決めた。 解散式では、絆のリーダー、宇田川都(67)さんが「不正改造や爆音走行などの不法行為をやめ、社会に貢献することを誓う」と宣誓し、県警によるオートバイの整備指導が行われた。
バイクに乗って集団で信号無視などの暴走をしたとして、警視庁交通執行課は、道交法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで、相模原市の無職少年(17)ら16、17歳の少年4人を逮捕した。 同課によると、少年らは容疑を認め、無職少年は、「東京は捕まるし、留置場に入れられるので、二度と来ない」と供述しているという。 逮捕容疑は、6月5日午前1時45分ごろ、東京都八王子市の都道など約3.5キロで、バイク4台に乗って蛇行運転や信号無視などをしたとしている。 同課によると、少年らは相模原市内の公園から、都内の心霊スポットで肝試しをするために出発。都内に入ったところで、五日市署のパトカーに気づき、無職少年が「戦闘モードに入ろう」と声をかけたのを機に、暴走を始めたという。
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