ロシア極東のサハリン税関は11日、北海道の小樽港を出発し、サハリン南部コルサコフ港に9日入港した貨物船に積載された中古車3台から、基準値を数倍上回る放射線量を検出し、輸入手続きを禁止したと明らかにした。近く日本に戻す方針という。 東京電力福島第1原発事故後、日本の港からロシア極東の港に運び込まれた中古車などから基準値を上回る放射線が検出されたとして、ロシア当局は多数の車や自動車部品などを日本に積み戻してきた。 サハリン税関管内の港からは今年に入り既に9台の車が日本に積み戻されたという。(共同)
放射性物質検出数値誤りの可能性も ロシアの税関当局が日本製中古車から自然界を上回る放射性物質を検出したとされる問題で、ロシアから日本に送り返された中古車13台を乗せた貨物専用フェリーが27日、富山港に入港した。ロシアの地元メディアが同日、関係者の話として、現地で出た数値は誤りだった可能性があると報道。大阪税関は「輸入が認められない根拠がわからない」と困惑している。 大阪税関と県富山港事務所によると、この日、富山港にウラジオストクから入港したシエラレオネ船籍のフェリーが、ロシア極東税関に輸入を拒まれた13台を積載。富山から積み出された車の可能性があり、輸送の依頼主に戻す前に、人体に有害な数値が出るか測定が行われる見通し。今回の問題が報道された後は、ロシアの船会社が県内に測定器を持ち込んで輸出前に数値を確認している。大阪税関は「ロシアの税関当局の対応は疑問。今後も送り返される状態が続けば、中古
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