モバイル網が途絶えても情報伝達を――NTTコムウェア、Bluetoothで複数スマホ同士を接続するネットワーク技術を開発:災害時に役立つ通信技術 NTTコムウェアは、携帯端末が持つBluetooth機能を使って近くにある不特定多数の端末同士をP2P(Peer to Peer)で接続し、端末間で相互に情報を伝達できるローカルネットワーク構成技術を開発した。携帯電話網の輻輳(回線の混雑)や途絶時のコミュニケーション手段として機能するという。 同社はこれまで、東日本大震災時のように通信網が機能しなくなった場合の通信手段の研究開発を進めており、多くの人が快適で簡単に「いつでも、どこでも、誰とでも」コミュニケーションができる環境を実現するためには、(1)誰もが使える汎用的な無線通信方式の採用(2)一定以上の通信距離と通信速度が確保できること(3)ローカル環境下においても多数の端末間を接続して安定した