関連トピックス地震野田佳彦津波避難シェルターのイメージ 巨大地震による津波対策を急ぐ高知県が、沿岸部に地下シェルターの建設を検討している。津波高の想定見直しで全国最大の34メートルの津波が予測され、これまで建設を進めてきた避難タワーでは対応しきれないため、津波の影響を受けにくい地下に着目した。尾崎正直知事は6日、東京で野田佳彦首相と会い、シェルター建設などに対する国の支援を求めた。 シェルターは地下室状で、沿岸部の公園や学校の校庭の地下への建設を構想している。広さは250平方メートル前後で200人の受け入れを想定。内部にはトイレを設け、水・食料も備蓄する。入り口には滑り台状の「シューター」を設置し、高齢者でも素早く逃げ込めるよう配慮するという。通常時は集会所として市民が利用する。 県はこれまで津波避難ビルの設置を進めてきたが、高さ10メートルほどのものが中心だった。これ以上高くなると