世界保健機関(WHO)の国際疾病分類には現時点でインターネット依存の記載はなく、病気とするかどうかは議論が定まっていない。ただ、米国の精神医学会は科学的な証拠が集まれば、ガイドラインを採用するとしており、世界では病気とみなす流れができつつある。厚生労働省の研究班は今回の調査で「ネットの使いすぎにより、健康や暮らしに問題が発生した状態」をネット依存とし、それを判定する項目を選んだという。研究班
岐阜市立看護専門学校は1日、同校2年の女子生徒(19)が、がん患者から摘出され講義で使われた胃と大腸の写真を撮り、短文投稿サイト「ツイッター」で公開していたと発表した。同校は「倫理的に許される行為でない」として女子生徒を自宅謹慎させ、正式な処分を検討している。 同校によると、5月21日午後に行われた病理学の講義で、50代の男性講師がポリ袋に入れた胃と大腸の一部を回覧。臓器は2人のがん患者から摘出されており、袋に名前など個人情報は書かれていなかったという。女子生徒はスマートフォン(多機能携帯電話)で撮影し、同日中に2枚を公開。画像を「胃。グロ注意」などと説明していた。 「こんなことを書いて大丈夫か」などのコメントが数件寄せられ、女子生徒は6月下旬に投稿を削除したが、インターネット上で転載され広がった。6月30日未明に市役所を通じて同校に通報があった。 女子生徒は同校の聴き取りに「(講義の状況
6月末になってネットで騒ぎになり、学生はアカウントを非公開にした。学生が公開していたバイト先にもクレームが寄せられ、バイト先がブログで謝罪する事態にもなっていた。 同校は現在、事実関係を確認している段階といい、学生は深く反省しているという。同校は「多くの方々にご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪している。 関連記事 著名スポーツ選手の「カルテみた」と実習生がTwitterに投稿 病院と学校が謝罪 医療事務の実習生がスポーツ選手のカルテを閲覧したことをTwitterに投稿し、病院と学校が「医療従事者としてあるまじき行為」と謝罪する騒ぎに。 「人と違うことがしたかった」 ネットの“悪さ自慢”で炎上する大学生たち 神戸大2年の男子学生がUSJで迷惑行為を繰り返した問題は、同志社大や関西外国大の学生らも加担していた。一連の行為が発覚したきっかけは、ネット上での“悪さ自慢”。
2021年7月8日追記:警鐘を鳴らす書籍も今年和訳されて出版され、ようやくこの問題がネタじゃなく取り上げられるようになってきたな。 ポルノを閲覧して性的興奮を得たり、自慰行為をして性的快感を得ることで、 脳内には「オピオイド」というアヘンに似た成分が自然分泌されます。 もちろん、分泌量が適量であれば、その人は健康的な人間です。 しかしオピオイドに依存してしまい、オピオイドを大量分泌させるために一生懸命になり、 日常生活にまで支障が出るようになると、もう立派な依存症です。 アルコール、タバコ、コカイン、大麻、その他のドラッグ類への依存状態とあまり変わりません。 以下の項目に当てはまるものが多いほど、ポルノ依存症の危険性が高いです。 ポルノを見るために、仕事・学校・人と会う約束などのスケジュールを反故にしたことがあるポルノに多くの時間を費やしすぎて睡眠不足になることが、何日も連続してしまう向か
かつて妊娠中に風疹にかかったため、生まれてきた子どもに心臓などに重い障害が出て、その子を12年前に亡くした女性が、「私のような思いをしてほしくない」として、誰もが無料で風疹の予防接種を受けられるよう、国などに対策を求める署名をインターネットで呼びかけ、これまでに2000人を超える署名が集まっています。 インターネットで署名を呼びかけているのは、岐阜市に住む可兒佳代さんです。 可兒さんは、31年前の昭和57年に出産。 生まれてきた子どもは「先天性風疹症候群」と診断され、心臓や目や耳に重い障害がありました。 原因は、可兒さんが妊娠中に風疹にかかったことでした。 娘の妙子さんは、心臓の疾患のため、12年前、18歳で亡くなりました。 風疹にかかった当時、可兒さんは、風疹の予防接種の対象ではありませんでした。 今回の風疹の流行を受けて、可兒さんは、「私のような思いをもう誰にもしてほしくない」として、
「厚生労働省」のロゴマークを使った問題のサイト。「受給」を「需給」と表記するなど誤字も目立つ(画像の一部を修整しています) 「生活保護を考えたら読む重要ページ」「生活保護よりもカードローンが最善策」――。厚生労働省の名をかたり、生活困窮者にカードローン利用を勧める悪質なウェブサイトがあることがわかった。厚労省は13日、「サイトや管理運営する業者とは何ら関係はない」として注意を呼びかけた。 このサイトは「生活保護の需給を考えている方へ 一度しっかりリスクを考えてください」と誤字を含んだタイトルで、本物と同じ厚労省のロゴマークが使われている。生活保護を受給すると、子どもを幼稚園から保育園にいきなり移さなければならない、自立後に本人や家族に保護費の返還義務が生じる、など事実とは異なる説明をし、不安をあおる。 そのうえで、金融機関が発行するカードにより、貸出枠の範囲内でお金を借りることができ
ホーム > 厚生労働省のロゴ及びシンボルマークを不正使用したホームページに御注意ください。 厚生労働省のロゴ及びシンボルマークを不正使用したホームページに御注意ください。 インターネット上の「カードローン総合情報サイト」及び同サイト内の「生活保護の需給を考えている方へ 一度しっかりリスクを考えて下さい」というページ等において、厚生労働省のロゴ及びシンボルマークが無断で使用されているというお問合せが寄せられております。 厚生労働省は、このサイトやそれを管理運営する業者とは何ら関係はありません。 厚生労働省ホームページのアドレスは、https://www.mhlw.go.jp/です。 厚生労働省ホームページを御利用いただく際には、ブラウザのアドレス欄を必ず御確認ください。
インターネット上での匿名の投稿で名誉やプライバシーが侵害されたとして、投稿者に関する情報の開示を求める動きが広がりつつある。「口コミ」サイトに「患者を人間と思わない」などと投稿された富山県高岡市の産婦人科病院がこのほど、投稿者情報の開示を求める訴訟を富山地裁高岡支部に起こした。専門家は「根拠なしに悪意で相手をおとしめる誹謗(ひぼう)中傷は犯罪にあたる」と警鐘を鳴らす。 訴状によると、昨年5月、病院の口コミ情報サイトに同病院について、具体的事実を示さず「患者を人間だと思っていない医者がいます。軽い気持ちで診療を受けると、一生心の傷を受けます」などと投稿があった。投稿者は匿名だが、NTTコミュニケーションズ提供のネット接続サービスの利用者であることが病院の調査で判明。病院は同社に投稿者情報の開示を求めたが、拒否されたという。 病院側は「(投稿は)病院の社会的評価を低下させることに主眼がある」と
仙台市の南約25キロ、なだらかな山に囲まれた宮城県柴田町。精神科「仙南中央病院」は3月11日、激しい揺れで柱が折れ、病棟の照明が一斉に消えた。 重度認知症などで入院する94人を付属の体育館に避難させた。1回の食事はおにぎり1個。患者は空腹と寒さで悲鳴を上げた。 電話は断たれ、町役場は機能不全に陥っていた。「どうやってSOSを出せばいいのか」。食料がほぼ尽きた14日、鈴木健院長(37)は携帯電話を手に取り、インターネット掲示板に書き込んだ。 「餓死寸前。食料、医薬品、燃料至急求む」 書き込みはネットで転載され、瞬く間に広まった。15日から物資を積んだトラックが次々と乗り付けた。 ところが前後してネット上で批判があふれ始めた。「深刻な状況ではない。悪質なデマ」「いい加減にしろ」。書き込みの転載が止まらなかったからだ。 鈴木院長の思いは複雑だ。「ネットのおかげで患者は生き延びた。同時
約1年半前に規制されたばかりの医薬品のインターネット販売が、政府の行政刷新会議の規制改革の検討課題に挙がったことで、再び可能になるかもしれない。規制によって「消費者の利便性」などが失われているのは問題というのだ。こうした政府の動きに対し、患者団体や消費者団体は「医薬品の安全性を確保しようという改正薬事法の理念を損ねることになりかねない」と反発を強めている。(平沢裕子) ◆年間5億円減 医薬品のネット販売の規制は、平成21年6月施行の薬事法改正に伴って出された省令による。 現在規制されているのは1、2類に分類される一般用医薬品。1類は効果は強いが副作用のリスクも高いとみられるスイッチOTC(医療用から一般用になった薬)などの薬で、2類はまれに重い健康被害が起こる恐れがある風邪薬や痔(じ)の薬など。これらは「対面販売が原則」のため、ネットなどでの通信販売だけでなく、薬局・薬店で薬剤師や登録販売
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