ドコモショップに約1000回クレームの電話をかけたなどとして警視庁千住署は13日、東京都足立区の会社員、柴田富士夫容疑者(50)を威力業務妨害容疑で逮捕したと発表した。今年3月で終了した「mova(ムーバ)」について「サービスが終わることが納得いかなかった」と供述しているという。 逮捕容疑は昨年12月〜今年2月、千代田区の「ドコモショップ丸の内店」のフリーダイヤルに964回にわたって電話したり、来店して怒鳴ったりし、「ムーバを続けてくれ」と土下座するなどしたとしている。 ムーバの契約はピーク時(03年8月)に約4400万件に上ったが、00年代後半からは高速・大容量のデータ通信が可能な「FOMA(フォーマ)」などへの契約移行が進み、今年3月で終了した。【小泉大士】