各メーカーからAndroidタブレットが続々と発売される中、ひときわ異彩を放っているのが“Sony Tablet”Pシリーズ(以下、Sony Tablet P)だ。 タブレット端末は、7~10型程度の液晶を搭載したスレート型の製品が主流だが、Sony Tablet Pは1024×480ドット表示の5.5型ワイド液晶が2枚備わった折りたたみボディを採用している。これにより、携帯時は2つ折りにしてコンパクトに持ち運ぶことができ、利用時は本体を開いて広々と2画面で使えるという、携帯性と操作性の両立を図っているのだ。 今回は実に個性的なAndroidタブレットであるSony Tablet Pがどのように生まれたのか、また2画面折りたたみボディの内部構造はどうなっているのかを詳しく知るため、同製品のハードウェア開発者に実機を分解してもらい、開発の経緯や各所のこだわりをうかがった。 インタビューしたの