[ワシントン 23日 ロイター] 米国防総省は23日、女性兵士の潜水艦への乗り込みを禁止した従来規則について、来年にも撤廃する海軍の計画に支持を表明した。ゲーツ国防長官が連邦議会に対し、海軍による決定を知らせる書簡を送付した。 国防総省のモレル報道官は「この問題は基本的に海軍が主導するものだが、海軍からの連絡を受けたゲーツ長官はこれを支持、議会にその計画を伝えた」と述べた。 33万6000人以上を抱える海軍で女性は約15%。潜水艦に関しては、限られた空間でベッドの共有などを余儀なくされる事情から、女性の乗り込みに反対する意見がある。 当局者によると、禁止が撤廃された場合には、個別に宿泊設備が与えられる士官レベルの乗り込みから実現する公算が大きい。