前回の続きです。 藻谷氏のあとについに真打ち水野和夫氏登場。そのスケールの大きさとアホさ加減にはつくづく呆れました。なんと「近代が終わりつつあるので、今のままでは経済成長は望めない」そうです(爆)。放送時間の都合上「なんで近代が終わると終わると考えているか」根拠は一切説明されませんでした。現在アメリカのデフレ懸念がありますが、 水野氏の『100デフレ』が出版された頃(2003年)はアメリカの住宅ブームやリーマン危機は予想できず、デフレ懸念は考えようもありませんでした。近代が終わり世界各国でデフレが続くというのは、根拠のない単なる水野氏の思いつきでしょう。 水野氏は政府の成長戦略に否定的です。内閣府審議官に起用されると報道された水野氏が政府の政策に否定的なことを言って立場上いいのでしょうか?ちなみにこの放送は生放送ですが、疑問です。成長戦略に否定的と言っても、「近代システムが終わりつつあるか