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安岡孝一氏と常用漢字に関するworks014のブックマーク (72)

  • 常用漢字は「JEF拡張漢字」ではないのか | yasuokaの日記 | スラド

    常用漢字は「外字」なのかの読者から、常用漢字の「頰」は富士通JEFでは第1水準漢字だ、との御指摘をいただいた。うーむ、確かに、言われてみればそうだ。「頰」だけじゃなく、「剝」も「塡」もJEF第1水準だ。とすると、私(安岡孝一)が書いた はシャレでも何でもなく、JEF第1水準とJEF第2水準で常用漢字はカバーできるので問題ない、と榎並利博は気で考えている可能性があるわけだ。 しかし逆に、常用漢字の「喝」や「褐」はJEF拡張漢字なので、富士通JEFの立場からすると第1水準でも第2水準でもない。同様に、常用漢字の「頻」や「遮」や「塚」や「媛」や「隙」や「拳」や「麺」も、富士通JEFでは拡張漢字だ。つまり、JEF第1水準と第2水準でも、現在の『常用漢字表』2136字はカバーしきれないのだが、さて、榎並利博の考えるJIS第1水準とJIS第2水準っていうのは、どういう字体をしているのだろう?

  • 常用漢字は「外字」なのか | yasuokaの日記 | スラド

    榎並利博の『電子行政における外字問題の解決に向けて』(富士通総研経済研究所研究レポート, No.400, 2013年2月)を読んでほしい、とアチコチから連絡をいただいた。読んでみたのだが、2010年の『常用漢字表』改定にまつわる議論を全くフォローしておらず、そのために、正直かなり頓珍漢な内容となっている。それを端的に示しているのが、【追補2】の以下の文章だろう(p.41)。 時代に即して合理的に物事を考え、外字問題を解決していくのは、来国語審議会の役割ではないだろうか。国語審議会の存在意義が問われていると言っても良いだろう。 存在意義も何も、国語審議会は2000年12月に、『表外漢字字体表』の答申をもって解散した。いまさら存在意義とか言われても、読者は困惑するばかりだろう。こういう調子なので、文化審議会国語分科会が答申した『改定常用漢字表』も全く理解しておらず、その結果、以下のようなわけ

  • 「异体字の昿埜」終了 | yasuokaの日記 | スラド

    异体字の昿埜が無事おわった。とりあえず、各回のUSTREAMと当日のハンドアウトPDFにリンクしておくことにする。 USTREAM: (1) (2) (3) (4) PDF: (1) (2) (3) (4) 四夜を通して見て「しまった」と思うのは、1981年の常用漢字告示にまつわる人名用漢字の狂騒を話し忘れていることだ。うーむ、まあ、どの夜もストーリー上これを入れるのは難しいので、『新しい常用漢字と人名用漢字』を読んでもらうことにしよう。あと、喋っている時の安岡孝一は、どうも全体にテンションが高すぎる。というか、かなりアブナイ。聴衆の方々に、かなり負担を強いている気がする。それでも懲りずに来てくださった皆様、ありがとうございます。

    works014
    works014 2011/10/09
    _「喋っている時の安岡孝一は、どうも全体にテンションが高すぎる」…氏曰くライヴ感覚…
  • IPA明朝Ver.003.03の「熱」 | yasuokaの日記 | スラド

    『新しい常用漢字と人名用漢字』(三省堂、2011年3月)の読者から、5月10日に公開されたIPA明朝Ver.003.03のデザインは、当に常用漢字表と同一なのか、という御質問があった。それはIPAに尋ねるべきだと思うのだが、結論から言うと微妙に違う。違いがはっきりわかるのが「熱」で、常用漢字表では右上の「丸」の横画が左側を切ってあるのに対し、IPA明朝Ver.003.03ではくっついたままだ。他には、「暴」の10画目のハライの太さがかなり違うし、「次」の2画目のハネアゲ先も微妙に異なる。 ちなみに、私(安岡孝一)が『新しい常用漢字と人名用漢字』の「付録 新しい常用漢字一覧」の印刷に使ったのは、IPAex明朝Ver.001.03の方だ。ただし、IPAex明朝Ver.001.03に関しても「熱」の問題はあって、実際「付録 新しい常用漢字一覧」では「丸」の横画がくっついているのだが、この大きさ

  • 第83回 「摂」と「攝」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    新字の「摂」は、常用漢字なので、子供の名づけに使えます。旧字の「攝」は、人名用漢字なので、やはり子供の名づけに使えます。つまり、新字の「摂」も旧字の「攝」も、出生届に書いてOK。でも、「摂」と「攝」の中にある「耳」の字体は、時代によってどんどん変わっていったのです。 昭和21年11月5日に国語審議会が答申した当用漢字表は、手書きのガリ版刷りでしたが、旧字の「攝」が収録されていました。翌週11月16日に内閣告示された当用漢字表も、旧字の「攝」でした。昭和23年1月1日の戸籍法改正で、子供の名づけに使える漢字は、この時点の当用漢字表1850字に制限され、旧字の「攝」が子供の名づけに使ってよい漢字になりました。 昭和23年6月1日、国語審議会は当用漢字字体表を答申しました。当用漢字字体表では、旧字の「攝」に代えて、新字の「摂」が収録されていました。昭和24年4月28日に、この当用漢字字体表が内閣

  • IVSで書けない常用漢字

    works014
    works014 2011/03/22
    _3/18の予稿pdf
  • 「璽」はめったに見ない漢字なのに、どうして常用漢字なのですか? | yasuokaの日記 | スラド

    前田富祺の『常用漢字最新ハンドブック』(明治書院、平成23年1月)を読んでいたところ、質問6の「璽」はめったに見ない漢字なのに、どうして常用漢字なのですか?に対する以下の【答え】が気になった。(p.31) 「璽」は「ジ」と読み、この字には印、印形、玉などの意味があります。たしかに日常生活で目にすることのあまりない字ですが、これは、憲法に使われている漢字です。憲法は全日国民が読めるということが前提なので、憲法に使われる漢字は、すべて常用漢字表に入れて、読めるようにする努力目標としています。同じように普段あまり目にすることがないけれど常用漢字表に入っている「朕」(チン)という字も、憲法に使われている字です。「朕」は天皇が用いた一人称代名詞で「私」という意味です。「璽」も「朕」も、天皇が憲法を公布した文書の中に使われています。「璽」は「御璽」として出てきますが、天皇の印形、印が押されていること

  • Sanseido Word-Wise Web [三省堂辞書サイト] » 人名用漢字の新字旧字:「媛」と「媛」

    2011年 1月 27日 木曜日 筆者: 安岡 孝一 第80回 「媛」と「媛」 新字の「媛」は、常用漢字なので、子供の名づけに使えます。旧字の「媛」は、常用漢字でも人名用漢字でもないので、子供の名づけに使えません。つまり、新字の「媛」は出生届に書いてOKですが、旧字の「媛」はダメ。では、愛媛県はどうだったのでしょう。 昭和17年6月17日、国語審議会は標準漢字表を文部大臣に答申しました。標準漢字表は、各官庁および一般社会で使用する漢字の標準を示したもので、常用漢字1134字、準常用漢字1320字、特別漢字74字、の合計2528字を収録していました。この準常用漢字の中に、旧字の「媛」が収録されていました。ところが、昭和21年11月5日に国語審議会が答申した当用漢字表には、新字の「媛」も旧字の「媛」も収録されていませんでした。そして、昭和23年1月1日の戸籍法改正で、子供の名づけに使える漢字は

  • 『新しい常用漢字と人名用漢字』予約開始 | yasuokaの日記 | スラド

    『新しい常用漢字と人名用漢字』(三省堂、平成23年3月発行予定)のe-hon予約が無事、開始された。ちなみにこの、第2章「人名用漢字の新字旧字」と第3章「人名用漢字以外を子供の名づけに使うには」は、三省堂ワードワイズウェブでの連載を全面的に加筆修正したものだが、第1章「常用漢字と人名用漢字の歴史」は完全に書き下ろしだ。ちなみに、第1章の各節の見出しは、こんな感じ。 兵器名称用制限漢字表 標準名づけ読 標準漢字表 標準漢字表の再検討 氏名等を平易にする法律試案 当用漢字表 戸籍法の全面改正 当用漢字字体表 子供の名づけに対する漢字制限は憲法違反か 衆議院の戸籍法第50条改正案 人名用漢字別表 人名用漢字への改名騒動 琉球政府の人名用漢字表と当用漢字表 悠ちゃん命名事件 人名用漢字追加表 常用漢字表 人名用漢字の平成2年改正 琉ちゃん命名事件 表外漢字字体表 ジカダンパン!責任者出てこい!

  • 1981年版の常用漢字表 | yasuokaの日記 | スラド

    国語施策情報システム停止中を読んだ方から、1981年版の常用漢字表字形をWWWで確かめたいのだがどうすればいいのか、という趣旨の質問をいただいた。2010年12月以前は、文化庁のここで見ることができたのだが、今はリンク切れなのだ。

    works014
    works014 2011/01/11
    _「インターネットのどこかには、1981年版の常用漢字表をスキャンしたものが転がっているのかも知れない。ご存知の方は是非おしえてほしい。」と…
  • 常用漢字表の穴かんむり | yasuokaの日記 | スラド

    新しい常用漢字表をチェックしていたところ、穴かんむりのデザインが気になり始めた。「究」「窃」「控」「搾」「窒」「窯」では、穴かんむりの5画目が上にくっついているのに対し、「空」「突」「窓」「窟」「窮」では離れているのだ。見た目の問題かとも思ったが、それにしても、わざわざ穴かんむりのデザインを変えている理由が、どうも私(安岡孝一)には思い当たらない。 ちなみに平成明朝体の穴かんむりは、「空」は5画目を離すものの、他は上にくっつくデザインで、基的に石井明朝体を踏襲している。一方、1981年版の常用漢字表の穴かんむりは、「空」「控」「搾」では離れているが、他はくっついてしまっているようだ。つまり、新常用漢字表の穴かんむりのデザイン差は、平成明朝体や旧版の常用漢字表を踏襲したものではない。うーん、どういうことだろう…。

  • 常用漢字表の「漆」の7画目 | yasuokaの日記 | スラド

    11月30日に内閣告示された常用漢字表をながめていたところ、「漆」の字体が妙に気になりはじめた。7画目(木の右下)をはらう字体で、1981年版の常用漢字表も、ほぼこの字体だった。一方、戸籍統一文字の204290「漆」は、7画目を止める字体で、たぶんJIS X 0208-1990の平成明朝体に由来している。IVDのU+6F06に収録されているのは、CID+2283由来の「漆」(U+6F06 U+E0100)一つだけで、7画目を止める字体だ。 では、石井明朝体はどうかというと、これが妙に混乱している。『机上辞典』増訂版(1957年)の「総画引き常用漢字表」の「漆」は7画目を止める字体で、新漢字表試案(1977年1月21日国語審議会答申)の「漆」も、JIS C 6226-1978の28区31点も同じく止める字体だ。ところが、大漢和辞典の検字番号18108の石井明朝体は、7画目をはらう字体だ。つま

    works014
    works014 2010/12/23
    _手元の手動機用写研文字盤では「止める」字体(LM, MMとも)
  • 第77回 「碍」と「礙」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム

    昭和17年6月17日に国語審議会が答申した標準漢字表2528字には、新字の「碍」と旧字の「礙」の両方が含まれていました。新字の「碍」は準常用漢字、旧字の「礙」は特別漢字となっており、一般の生活には「碍」を用いるが、皇室典範や帝国憲法などには「礙」を用いることになっていました。ところが、昭和21年11月5日に国語審議会が答申した当用漢字表1850字には、「碍」も「礙」も含まれていませんでした。当用漢字表は、翌週11月16日に内閣告示されましたが、やはり「碍」も「礙」も収録されていませんでした。そして、昭和23年1月1日に戸籍法が改正された結果、「碍」も「礙」も子供の名づけに使えなくなってしまったのです。 平成21年11月10日、文化審議会国語分科会は「改定常用漢字表」に関する試案を発表しました。この試案は、常用漢字1945字に対し、5字を削除して196字を追加する案で、2136字を収録してい

    第77回 「碍」と「礙」 | 人名用漢字の新字旧字(安岡 孝一) | 三省堂 ことばのコラム
  • 平成22年11月30日内閣告示第2号と法務省令第40号 | yasuokaの日記 | スラド

    新しい常用漢字表2136字が内閣告示された。同時に戸籍法施行規則も改正されて、人名用漢字は649+212字になった。経済産業省からは『改定常用漢字表に関する規格検討委員会報告』が無事公表されて、文化庁のページからは、昭和56年の常用漢字表が削除された。 ちなみに、平成22年6月7日の文化審議会答申と、今日の官報告示では、「怨・宴」、「股・虎・孤・弧」の順序が微妙に変更されている。また、「斎」の字体は、昭和56年の常用漢字表とは異なる字体が採用された。これに加え、新しい常用漢字表のカッコ書きの「龍」と、人名用漢字の「龍」は、微妙に異なる字体(1画目の縦横)となってしまった。また、戸籍法施行規則のカッコ書きの「摂」と、新しい常用漢字表の「摂」も、微妙に異なる字体(8画目が突き出るか出ないか)となっている。 ただ、どうして「内閣告示第2号」になってしまったんだろ?

  • 呪怨ちゃんの出生届 | yasuokaの日記 | スラド

    人の名前にはそぐわないとして、かつて人名用漢字候補から外された「賭」「怨」「尻」など34の漢字が、30日内閣告示される改定常用漢字表で“復活”する。 常用漢字は人名に使えるため、1993年に「悪魔」という名の出生届が出て騒動になった例のように、「想定外の名前」を警戒する声も出ている。 うーん、萎・咽・淫・怨・苛・潰・骸・顎・股・喉・乞・痕・挫・斬・餌・𠮟・嫉・腫・呪・尻・脊・腺・狙・唾・綻・溺・妬・賭・罵・剝・膝・蔑・賂・弄の34字…。でも半年前に、私(安岡孝一)が「呪怨ちゃん」をネタにした時には、まあ、役場が受理を一旦保留すりゃいいんじゃないの、ってのが、私個人の結論だったんだけど、それじゃダメなのかしら? 1993年、長男の名を「悪魔」とする出生届が出された東京都昭島市。神山達夫市民部長(60)は今回の34字復活に、「人名に使われる可能性が考慮されていない」と困惑する。 「悪」「魔」

  • 常用漢字2136字、人名用漢字861字 | yasuokaの日記 | スラド

    常用漢字表2136字が閣議をとおって、無事11月30日に内閣告示される運びになった。同じ11月30日に戸籍法施行規則も改正されて、人名用漢字は985-129+5=861字になる予定だ。5ヶ月前に書いたとおり、結局、合計2997字で落ち着いてしまった。「龍」や「攝」の最終的な字体は当日までわからないけど、現状維持っていうセンが濃厚かな。ふーむ。

    works014
    works014 2010/11/25
    _「最終的な字体は当日までわからない」
  • 人名用漢字の「攝」 | yasuokaの日記 | スラド

    改定常用漢字表の「摂」関係をチェックしていたところ、人名用漢字の「攝」は「耳の5画目」が3つとも突き出ていない、ということに気づいた。住民基台帳ネットワーク統一文字のB241に該当する文字で、常用漢字表(1981年版)の「摂(攝)」のカッコ書きに由来する。 ちなみに住基文字には、651DとB242とC0E6にも「攝」が収録されているのだが、これらのうち新しいIVDにあるのは、651DとC0E6だけだ。でも、人名用漢字の字体が指定できないIVDって、今まで誰も問題を感じなかったのかしら?

  • 「樹」の中の「壴」の上部は「土」か「士」か | yasuokaの日記 | スラド

    「樹」の真ん中の上の部分は、戦前の標準漢字表では「土」に作っていたものが、戦後の当用漢字字体表では「士」になってしまった。この結果、現代でも「樹」のこの部分は、微妙にバラバラだったりする。JIS X 0208規格票の平成明朝体は「土」に作るが、一方、改定常用漢字表は「士」派だ。もちろん、この部分は基的に「十」の下に「豆」なのだから、「土」でも「士」でもないというのが現実なのだが、でもどっちかで作りたいというのも人情だろう。 ちなみに、住民基台帳ネットワーク統一文字では、6A39とB39Eに、これらの文字をあえて分離して収録している。ただ、これらをちゃんと見分けて運用しているのかどうかは、かなり疑問だったりする。

  • 改定常用漢字表の「斎」 | yasuokaの日記 | スラド

    改定常用漢字表をチェックしなおしていたところ、「斎」の字体が気になった。中の「示」の横画が左右にくっついておらず、「齐」の中に「示」が浮き上がって見える。これに対し、常用漢字表の「斎」は、中の「示」の横画がいずれも左右にくっついており(戸籍統一文字の151020と同様)、かなり見た目が違う。そもそも、常用漢字表の「斎」は、当用漢字字体表や当用漢字表以来、ずっと使われてきたものなのだが、今回の改定常用漢字表で字体を変えようというのだろう。 「齐」の中に「示」が浮き上がって見える「斎」は、実は、戦前の標準漢字表で示されていた字体で、そこから石井明朝体経由で『大漢和辞典』やJIS C 6226規格票に入り込んだ。その結果、平成明朝体を含む現代の日フォントの多くが、常用漢字表とは微妙に異なる「斎」のデザインを採用している、というのも、また事実だったりする。この事実を素直に受け入れて、改定常用漢

  • 改定常用漢字表の「摂」 | yasuokaの日記 | スラド

    改定常用漢字表をチェックしなおしていたところ、「摂」の字体がどうも気になった。右上の「耳」の5画目が突き出ていないのだ。常用漢字表でも当用漢字字体表でも「摂」の「耳」は突き出ていたので、今回の改定常用漢字表で字体を敢えて変更したということなのだろう。 確かに、常用漢字表の「敢」「厳」「最」「撮」「取」「趣」「職」「聖」「摂」「恥」「聴」「聞」の中では、「耳」が突き出るのは「摂」だけだったから、この機会に字体を合わせてしまおうという意図はわからなくもない。でもそれって、当に大丈夫なのかしら?

    works014
    works014 2010/10/07
    _うーん、アカン無視すべきか…