送料:全国一律600円 代引は手数料込1070円 --------- 古書・古本の販売と買取 東塔堂 東京都公安委員会許可 第301080606985号
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連載をしばらくお休みにしてしまい まことに申し訳ありませんでした。 今週から後半戦の開始です。 引き続きのご愛読をお願い申し上げます。 さて今回は、 文庫を読むのには欠かせない 「文字」のお話です。 新潮文庫をご愛読の方ならば、 「最近の文庫は、 文字が大きくなって、 とても読みやすいなあ」 とのご感想をお持ちでしょう。 新潮文庫で現在、 標準的に使用している文字は、 9.25ポイント という大きさです。 (「標準的に」とおことわりするのは、 文庫の内容などにあわせて、 9.25ポイントより さらに大きい文字も逆に小さい文字も 使用しているからです) 「小さい文字が詰まっている」 という印象のある文庫本ですが、 それはいまや誤解です。 通常の単行本でも、 9.25ポイントに前後する 9ポイントや9.5ポイントの文字が ごく普通に使われているので 単行本と文庫本の間には、 実際のところ 文字
これまで日本語組版の考え方について、全角ベタ組をひとつのスタンダードとして考えてきました。それは現在の日本語書体、日本語組版が、全角ベタ組で組まれることに向けて最適化されてきたからです。 このプロジェクトの目標は、「読みやすさ」を日本語組版の視点からいま一度考え、組版におけるオルタナティブを模索することです。そのためにも、まずは日本語組版の基本でありまた到達点でもある、全角ベタ組を理解することが肝心です。 今回は日本語書体のうち、仮名文字についてみていきましょう。その過程は文字が正方形に最適化していく歴史でもあります。 仮名文字の源流「万葉仮名」 そもそも仮名文字とはどういう存在なのか、その成立のところからみていきましょう。 仮名とは漢字をもとにして作られた、日本独自の文字のことです。もともと日本は固有の文字というものをもっておらず、中国大陸から漢字が伝わることで文章を記すようになりました
内容 文字組みは、古くは金属活字の時代から培われてきました。時代と表示する環境により、紙などの印刷物からデジタルスクリーンへと変遷してきています。印刷物とWebサイトでは、その表示環境や、DTPなど制作環境の違いから、まったく同一というわけにはいきませんが、文字を組むという基本的なあり方は印刷物もWebサイトも同じだと思います。 文字組みを一言で表すと、書き手(作り手・デザイナー)が、言葉や文章を「伝えやすく・読みやすく」するための工夫の手法とでもいうのでしょうか。また、見た目にも美しくなるよう配慮しなければなりません。この章では、文字組みの基本として頭に入れておきたいことを中心に紹介していきます。 文字組みの要素 文字組みの要素を挙げるとおおよそ次のような項目があります。 文字 文字サイズ 行間と行送り、行長 文字詰め 和欧混植 このうち今回の基礎知識では、文字について説明します。 1.
●日本語の文字と組版を考える会では、再配布・加工に制限を設けないデジタル仮名書体「もじくみ仮名」をリリースいたします。 なお、本日をもちまして本ウェブサイトはメンテナンスモードに入ります。 [2001.08.25] ○「もじくみ仮名」をダウンロードする ・Macintosh版→mojikumikana_mac.sea.hqx(StuffIt自己解凍アーカイヴ+BinHexエンコーディング、1268KB) ・Windows版→mojikumikana_win.lzh(LZH圧縮アーカイヴ、908KB) ○ご挨拶に代えて(「もじくみ仮名」添付文書より) 今回、日本語の文字と組版を考える会はデジタルフォント特太明朝体仮名書体=「もじくみ仮名」を無料で提供することにしました。 この「もじくみ仮名」は再配布に関しても、あらゆる制限をもうけませんので、どうか自由に活用してください。 日本語の文字と組版
今期の募集は終了しました。次回以降の開催は事務局までお問い合わせください。 開講日時・会場 開講日時 月1回 毎月原則第2日曜開講 全6回 2019年 4月14日、5月12日、6月9日、7月14日、8月11日、9月8日(14:00〜16:30) *各回とも途中15分休憩含みます。 InDesign特別講座のお知らせ 4月14日(第1回講義と同日)10:30〜12:30、希望者に対してInDesign操作法の基礎講座(全1回)を開催します。InDesignで課題を制作したいが操作に自信がないという方に、講座と併せてのご受講をお勧めします。また、InDesign基礎講座のみの受講も可能です。事務局までお問い合わせ下さい。 講師 大熊肇さん(グラフィックデザイナー) 定員 最大15名(最少開講人数8名) 会場 カメリアプラザ、または近隣会場など(予定) アクセス 講座のねらい パソコンによるDT
「メモ帳のバケツ」「メモ帳のバケ2」に続く第3弾! 記憶力を補うための個人的メモ書きです。無断で他のblogからの引用をしているため後ろめたいblogでもあります。そのため検索エンジンに引っかからない設定にしていますが、ブックマーク登録したい方はご自由にどうぞ^^ 適当な時期に公開予定でもあります。 第21回「日本語の文字と組版を考える会を振り返る」に20分遅刻して参加のメモ書き。 遅刻したため最前列正面の特等席に座らせていただきました(^^;A これって凄~くツキがあるってことですよね~! 前半は90年代からの流れの紹介 90年代は新旧混合した時代(旧いものが壊れ、新しいものが産まれた) 92年に日本初のHomePageができる→インターネットの普及 94年にスピーカーの前田氏HomePage作成 95年に小宮山博史+府川充男+日下潤一で「印刷研究会」が立ち上がる 96年4月に「日本語の
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。 ライン・ラボの前田年昭さん。深く文字組版に関わっている方にはおなじみの方です。 もちろん、会場にも文字組版のエキスパートばかりが来られていて、非常に濃い密度のものだったと思います。 内容はそのタイトルの通り、「日本語の文字と組版を考える会」について、その中心人物とであったその視点としてのお話、『ページネーション・マニュアル』や『組版原論』『基本日本語文字組版』、そしてヒラギノ書体などにまつわる逸話、そして当時および現在の感想などでした。第一部ではその歴史を辿りつつ、そして第二部ではアンケート等からの質疑応答および会場に来られていた当時の参加者の方からのお話も交えられつつ、またさまざまな資料(映画『Lie lie Lie』パンフレットや『Wi
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欧文のカーニングを実装するとレイアウトがとても引き締まって見えます。ここでいうカーニングとは「ペアカーニング」のことで、特定の文字と文字の間隔を調整する機能です。ずっと以前にApple のエンジニアにOpenType への対応について聞いた事があるのですが、彼らは最初にカーニングに対応すると言っていました。リガチャよりも優先順位は高いのです。 カーニングをオフにして欧文を入力すると良くわかります。例えば「Tokyo」の「T」と「o」はずいぶん間抜けに見えます。 日本語でも「かな」のカーニングがあり、ヒラギノにも定義されています。例えば「っ」のような小さな文字を「て」に近づけるような組み合わせがたくさん定義されています。でも僕はカーニングされた「てっきょう」を読むと「てっ」の部分でちょっと引っかかる感じがしてしまいます。 好みの問題ですが、日本語の場合は文字をすべて正方形で組んだ方が読むとき
A Study on the Influence of Modernistic Design Trends on the Establishment of Today's Typesetting 我が国近代における「活字組版」成立過程の検証を中心的な研究対象とする。幕末・明治期以降の近代化の過程において軍事・法制・教育などさまざまな制度が政策として急進的な近代化を進められたとき、そのための知識の流通の基盤をなす印刷・出版文化の中で、どのような変容があったのかを検証する。「小學読本」教科書の普及や「言文一致運動」を通じて成立した「国語」の枠組みの世界の、その連続の中にわれわれの「組版」や「デザイン」はある。そのようなことをより明確に意識化する立場から、現代のグラフィックデザインの日常的な製作の現場で「書体」「組版」「タイポグラフィ」の表現にそれらが、どれほどの影響を及ぼしているかを確認し、実
私は活字のなかでも、なぜか昔から、ちっぽけで脇役扱いのルビ(Ruby Character)が好きだった。読みの難しい漢字に振ってあるよみがなだけでなく、著者独特の読み方を記したもの、あるいは本文組よりもルビ組の方が幅を利かせることも少なくない吉増剛造の詩に顕著な「割注」も大好きだった。 組版上のルビのルール。 ページネーションのための基本マニュアル 3.本文文字組より ルビの一般的な説明。 ルビ(英:ruby)とは、文章内の任意の文字に対しふりがな/説明/異なる読み方といった役割の文字をより小さな文字で、通常縦書きの際は文字の右側/横書きの際は文字の上側に記されるものである。 明治時代からの日本の活版印刷用語であり、『ルビ活字』を使用し振り仮名(日本語の場合)やピン音(中国語の場合)などを表示したもの。日本で通常使用された5号活字にルビを振る際7号活字を用いたが、これはイギリスから輸入され
目次は略.以下おもしろかったところ,気になったところ. 西島氏が最初に勤めたのは警眼社(日本橋区=現中央区). その時分の出版社というのは非常に小規模のものです.新潮社が当時新しい建物を建てたとき「ナナ御殿」といって評判になった.『ナナ』という翻訳小説が非常に売れたので,それで建てたんだろうということです.講談社は林町のしもた屋ですし,中央公論社も白山の手前の高台の普通のしもた屋です.相当な出版社でも,校正課とか校正部とかいうものがあるようになったのはかなり後のことで,編集部で校正も含めてやっていました./警眼社は日本橋区(現中央区)の呉服橋の側にあってもちろん電車なんか通ってなくて,大手町なんか女の人はとても一人では歩けないくらいに甚だ淋しい所でした.教科書のほか,法律書や警察関係の本を出していました./私はそのすぐ傍の飯屋の二階に下宿して通勤.六畳一間に三食付で九円.この下宿の夫婦は親
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