もともと新しいことに挑戦するのが好きだという矢澤さん。中学1年生のときに立てた、「人生初のことを毎年必ず10個やる」という目標を守り続けていて、スキューバダイビングのメッカであるエジプトの紅海を訪れたのも、バックギャモンを始めたのも、その一環だったそう 森カズシゲ=写真 2つのサイコロの出目に従って15個の持ち駒を動かし、先にすべてをゴールさせると勝ちとなる対戦型のボードゲーム「バックギャモン」。日本では馴染みが薄いが、欧米や中東ではとてもポピュラーで、競技人口は約3億人に上る。男女混合で行われるこの競技で矢澤亜希子さんは昨年、日本人女性として初めて世界チャンピオンに輝いた。 「サイコロを使うことから、『運』に左右される競技だと思われることも多いのですが、トップレベルの試合では戦略の読み合いがほぼすべて。過去の棋譜から相手の弱点を分析したり、解析ソフトなどで自分の苦手な局面を克服したり
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