開幕以来、神宮で野球を観ていると、どうにも気になってしょうがないことがある。 ミルミル。 今年の神宮の外野フェンスには、去年まであった「UNIDEN」の広告がなくなり、代わりに左中間に「明治記念館」、右中間には「ミルミル」という広告が、青いラバーの上にぽつねんと書いてある。いわゆる自社広告というやつだ。 野球界も不況なのだなぁと思いつつ、試合を観れば、バッターボックスに立つスワローズ選手のヘルメットにも「ミルミル」のステッカーである。紺地のヘルメットから浮き立つ赤と白の「ミルミル」の文字。手に汗握る緊迫した場面で、あのファニーな文字を目の当たりにして吹き出してしまったことは2回や3回の話ではない。 今季のヤクルトは何故にそんなにミルミルを推すのだろうか。 ちょっと調べてみると、ミルミルは'05年に発売中止になっており、今年の3月1日から新ミルミルとして発売を再開したのだとか。「たらちねの」