“タイ洞窟遭難事故”の救助方法として潜水が選択され、13人全員が救出されたことはすでに報じられている通りです。 しかし、その救出方法はタンカによる水中搬送であることが判明しました。 これまで、2回にわたり、ケーブダイビングの専門家として意見をいただいた三保仁氏に、新事実を含めた総括を寄稿いただきました。 鎮静剤による麻酔状態で、 潜水による水中搬送 本日新しい情報が入り、タイ救出劇の全容がほぼ明らかになってきました。 驚きの新事実ですが、とても納得ができる内容でしたので、ご紹介いたします。 これまでに、私は、タンカ搬送は手間暇がかかるし、狭いところで通過できるかどうかという問題点はあるが、水中から脱出するには一番安全な方法である事を当初から述べてきました。 それは、少年達を慣れないダイビングで、透明度が悪く頭上閉鎖空間で水中移動させる事によって、水中でパニックを起こされたら、救命できる可能