Amazon Web Services(AWS)関連のシステム開発を手掛けるクラスメソッドは、昨年末の「第64回NHK紅白歌合戦」でのAWS活用例を導入事例として紹介している。 NHKは昨年の紅白歌合戦で、テレビの生放送と連動してWebブラウザやスマートフォンアプリ向けに出演歌手や楽曲情報を表示する“セカンドスクリーン”サービスを提供。同サービスのメッセージ配信プラットフォームとしてAWSを採用したという。 クラスメソッドはインフラ構築と運用を担当。瞬間最高視聴率が50%超(ビデオリサーチ調べ)となった同番組では、セカンドスクリーンサービスでも「毎秒数十万の同時接続クライアント」にメッセージを配信する必要があった。同社はこのためのシステム基盤としてAWSを活用し、複数リージョン・複数データセンターから提供されるクラウドサーバをオンデマンドに調達。数百台の高性能サーバによってリスク分散/負荷