ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が11月15日に北米で発売した「プレイステーション 4」(PS4)の製造原価は381ドルで、販売価格との差はわずか18ドル──。米調査会社のIHS iSuppliの調査結果を米AllThingsDが19日に紹介した。 IHS iSuppliの価格分析は部品と製造コストのみを対象としており、研究開発費、ソフトウェア、ライセンス料、広告宣伝費などは含まれないため、粗利益は18ドル以下になる。 なお、同社の分析では、「プレイステーション 3」(PS3)はコスト割れしていた。2006年に発売された初代PS3の推定製造コストは800ドル以上で販売価格は599ドル、2009年に発売された薄型のPS3は推定製造コストが336.27ドルで販売価格は299ドルだった。 iSuppliの主任アナリスト、アンドリュー・ラスワイラー氏は「製造コストと販売価格の差額が