from: 樺澤貴子 湿気を帯びた気温の高さが続く日が続きますね。昨日私はお茶のお稽古だったのですが、我慢しきれず単衣を解禁に。前回の佐藤さんの「背縫い破れ事件」の記事を読んで、着ていく予定の単衣御召を慌てて見返したら、居敷当てはなく羽二重の背伏せがつけられていました。佐藤さんの教訓をいかすべく(笑)、植田さんご指導の着付けのコツに気を配ってみました。「ふわっピタ」の加減、納得です。 私はどちらかというと、生真面目にピシッと着るのが好み。そういえば、以前熟年者に「あなたのきもの姿は堅いわね。きものと一緒に空気を着なくちゃ」と言われたことがあります。正座をしたまま様々な動きをする茶の湯仕草だけに限らず、空気を一緒に纏うということは、かえって着崩れを防ぎ、きものへの負担も軽減するのだなぁ、と改めて考えさせられました。 さて、ここから本題に。今日は、春単衣(※ルールでは6月に着用。現状は5月から
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