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国家に関するyomimonoyaのブックマーク (12)

  • 『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』 - Arisanのノート

    台湾、あるいは孤立無援の島の思想 作者:呉叡人 みすず書房 Amazon こので特に印象深かったのは、国民党の馬英九政権に対して、台湾の社会運動が強力な抵抗を行い、民進党への政権奪回を実現したばかりか、民進党の政策を多文化主義的・脱資主義的な方向へと大きく転換させた経緯を描いた論考、「社会運動、民主主義の再定着、国家統合」だ。 当時の馬英九政権(二〇〇八~二〇一六年)は、小選挙区制のもとで、四分の三近い圧倒的な議席を獲得。それを背景に、司法権を含む三権の支配と、メディアの掌握によって、親中国・新自由主義推進の権威主義的政治を行っていた。それが数年の間に、激しい抵抗と批判にさらされ、やがて民進党に政権を明け渡すことになるのだが、その主役は、あくまで社会運動、著者の言う「市民的ナショナリズム」の力であって、政党(民進党)ではなかったことを、著者は強調する。 その自立的な力は、台湾の人びとの

    『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』 - Arisanのノート
    yomimonoya
    yomimonoya 2022/02/14
    日本人の場合「内在する抑圧者の思考」とはまさに天皇制がそれなのだろう。精神の「解放」を知らぬ民族はそれを求めることすら知らない。
  • 「日本から出ていけ」論の背景にあるファシズム的自由観 | Kousyoublog

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 記憶の概念 - 法華狼の日記

    大前提として、麻生太郎内閣は衆議院選挙で自民党が勝利したとかいった、選挙による支持で誕生したわけではない。 約一年ごとに首相が交代していくという混乱を続け、自民党自体がじりじりと支持率を下げた末、ほとんど敗戦処理として登板したにすぎなかったと記憶している。インターネットではうまく支持を集めているかのように装えていたものの、特に選挙で強いともいわれていなかったはず。 つまり、麻生内閣時の出来事で政権交代が起きたという主張は、擁護しているつもりであっても、麻生元首相個人へ実際以上の責任を負わせてしまっていると思うよ。 恥の概念 - 今日も得る物なしZ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110606/plc11060616150015-n1.htm はてなブックマーク - 枝野長官、今上陛下が第何代か「知らない」 - MSN産経ニュース ほんの数年前に

    記憶の概念 - 法華狼の日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/06/10
    「近代国家において、今の天皇が何代目かなんていう問題は、どうでもいいことでしょう」——まさしく。
  • 排外デモが意味するもの - Arisanのノート

    http://d.hatena.ne.jp/free_antifa/20101207/1291739195 http://d.hatena.ne.jp/free_antifa/20101209/1291872075 この出来事については、すでに幾人かの人によって、言われるべきことが言われていると思う。 しかし、この映像を見ても、また文章を読んでも、なかには 『在特会によるデモは、一応法的に認められた「表現」で、それを「妨害」しようとした青年を警察が捕まえ、デモをしていた側を捕まえないのは、警察の建前としてはやむを得ないところだ』 という風に思う人が居るかもしれない(実は、私も当初はそう思っていた)ので、念のために書いておきたい。 この排外主義のデモというのは、今の日においては、市民の自由な表現行動というようなものではなく、国家暴力の一形態だと思う(こうした「デモ」が、それ自体で暴力である

    排外デモが意味するもの - Arisanのノート
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/12/10
    「言わば「非正規化された国家暴力」、「国家暴力のアウトソーシング」とも呼べるものが、この種の「デモ」だ」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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  • とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去

    はじめに結論から書いておこう。「国家が暴力を独占する」の意味は、国家が自らの暴力の行使に対してのみ、正統性を付与するということである。国家というのは、征服によるものであれ、共和主義的な統合によるものであれ、その集団がある領域内を実効支配した時点で、定義上、その領域内には少なくとも国家に匹敵しうるような暴力を行使可能な集団は存在していないはずである。だが、国家はなお支配のために「暴力を独占」する。それは、自前の暴力組織にのみ正統性を与えることによってであって、そうやって正統性を与えられた暴力組織を「軍隊」や「警察」と呼ぶ。ウェーバーによればその正統性の源泉は、近代国家においては「合法性」である。その正統性(=合法性)に基づいてはじめて、政府は国家内の自律的な暴力集団を規制したり弾圧することができるのである。 軍隊や警察は、人を殺しうる力を持っている。たとえ侵略軍から「国家を防衛」するためであ

    とあるアルファブロガーのSophisterei(詭弁)――あるいは正統的な暴力も暴力であることについて - 過ぎ去ろうとしない過去
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    yomimonoya 2010/11/20
    「それが正統づけられた暴力であるがゆえに、その危険性を忘れたとき、シビリアンコントロールは単に手続き的な追認に堕してしまう。市民による不断の監視が必要なのである」しかして、「市民」はこの国のどこに?
  • ベルーフへの自覚 - Apeman’s diary

    一日経って、新聞その他も徐々に「暴力装置」が官房長官オリジナルのタームでないことは無視できなくなってきたようですが、いろいろと悪あがきをしている人もいます。 その一例として「自衛官の感情」を云々する人々がいますが、例えば「教育は国家のイデオロギー装置」と言われて腹を立てるような教師は100%ろくな教師ではないのであって、どうやって辞めてもらうかを早速検討すべきです。警察が「暴力装置」であるという自覚のない警察官は例えば任意取調べの参考人に対して「警察をなめとったらあかんぞ。殴るぞ」「一生を台無しにするぞ」「家族までいったる」などと口走ってしまうわけです。その意味で、今回の件は自衛隊および国民にとって格好の教材にできたはずです。間違っても「自衛隊は暴力装置なんだからご機嫌とらなきゃねウフ」なんてことを考えるのではなく。

    ベルーフへの自覚 - Apeman’s diary
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/11/20
    「その意味で、今回の件は自衛隊および国民にとって格好の教材にできたはずです」←極めて重要な指摘。
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    週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の氏…

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    yomimonoya
    yomimonoya 2010/11/20
    「言い換えれば本質から逃れられる訳ではないのだから」にもかかわらずあらゆる領域で本質だけは絶対に見まいとし続けてきたのがこの国の社会の特質であったり。
  • なごなぐ雑記: 『英霊か犬死か―沖縄から問う靖国裁判』

    我が家には小さなテレビがあるにはある。いつもは電源もアンテナの線も外され放置されている。もちろんアナログである。おそらくデジタルテレビなど購入しないと思う。2011年7月から我が家はテレビ放送と無縁になるだろう。 年に数回しかつけないテレビをセッティングして、番組が始まるのを待った。2010年10月2日午前10時。久しぶりに視たテレビのドキュメンタリー番組。沖縄の地元の放送局、琉球朝日放送(QAB)の制作した『英霊か犬死か―沖縄から問う靖国裁判』。感想を少しだけ記しておく。 死者を英霊とすることに至高の価値を見出す人々からすれば、犬死という言葉はあまりにも挑発的で侮蔑的で耐え難いものだろうと思う。死者を英霊と呼ぶか犬死と呼ぶかは、生きている者の行為であり、呼ばれる死者はすでに死んでいる。 テレビカメラの向こうで「沖縄靖国裁判原告」の人々が発する「犬死」という言葉は「沖縄戦」の実相に迫るキー

    yomimonoya
    yomimonoya 2010/10/05
    何度でも読み返す。
  • ならば、誰に倫理を問えるのか? - G★RDIAS

    ユダヤ人差別/排除の問題は、ヨーロッパに置いて長い歴史を持つ根深い問題ではあるが、やはりナチスによる「最終解決」(ユダヤ人絶滅作戦)は大きな意味を持つ。それまで、同化することにより非ユダヤ的に暮らそうとしてきたユダヤ人は、その限界を知り、(いかなる同化もナチスの前では無力だった)、反ユダヤ主義へ抵抗してきたユダヤ人は、ますますユダヤ人のための国家の必要性を痛感する。そして1948年に悲願とも言えるイスラエルを建国する。もちろん、イスラエルへの移住はそれ以前から行われてきたのだし、宗主国だったイギリスとの兼ね合いなど、様々な政治的要因はあったものの、ナチスによる虐殺の存在は決定的なきっかけとなった。 その後、イスラエルがどのような政治状況にあるのかは、私たちのよく知るところである。パレスチナの人びとは強奪され、殺され、一部の人びとは自爆テロに身を委ねようとする。極限状況のおかれたユダヤ人が、

    ならば、誰に倫理を問えるのか? - G★RDIAS
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/10/03
    「倫理は、「さあ、今から倫理を遂行するぞ」と思って取り組むものではない。渦中の人間が倫理であるかどうかもわからない中、掴むものこそが倫理である」
  • 小倉弁護士、国歌国旗強制について述べる

    津久場百太郎 憲法改正! @hyakusan 国家に忠誠を尽くすのが公僕であり、国旗にすら敬意を払えないのならその資格は無いです。 RT @SeiichiMizuno: 国旗にも敬意を表さない菅首相!国旗無視!http://bit.ly/acVn0B 2010-08-03 23:52:58 小倉秀夫 @Hideo_Ogura 国家公務員法は国家公務員に国家への忠誠を要求していない。RT @hyakusan: 国家に忠誠を尽くすのが公僕であり、国旗にすら敬意を払えないのならその資格は無いです。 2010-08-04 01:20:41 津久場百太郎 憲法改正! @hyakusan それは来要求するまでも無い事だからです RT @Hideo_Ogura: 国家公務員法は国家公務員に国家への忠誠を要求していない。RT @hyakusan: 国家に忠誠を尽くすのが公僕であり、国旗にすら敬意を払えな

    小倉弁護士、国歌国旗強制について述べる
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/09/07
    レベルが違いすぎてワロス。特にピンク文字の部分はまさに「怒濤の乱れ撃ち」で圧巻。
  • 『和辻哲郎』付け足し - Arisanのノート

    きのう書いた記事に付け足し。 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20100902/p1 著者の和辻の思想に対する肯定的な評価の中心が、 とはいえ、感覚の次元に降りたって経験の襞に内在するところから、経験そのものの常識的解釈を解体して、経験自体のひろがりとその彩りとを回復しようとする手つづきは、『倫理学』へと流れこむ、和辻の基的な哲学的方法ともなることだろう。(p94) と書かれていたような『経験の水準への投錨』(p96)ということ、また『経験そのものの常識的解釈』を突き破るようなその豊かさの回復の試みに関するものであることは、間違いないだろう。 ところで、日常的な経験の場というのは、私たちが他者と出会う唯一の場と言えるのではないだろうか。「唯一」だというのは、人間が生きている中で、日常的であるといえない空間は、抽象的であるか、少なくとも具体性を欠いていると思うから

    『和辻哲郎』付け足し - Arisanのノート
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/09/05
    「国境が細部への視線を阻むのである」この一文の重さ。
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