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人間に関するyomimonoyaのブックマーク (36)

  • [徐京植コラム]平和は束の間の「休戦」に過ぎない

    そんな時にぜひ再読すべき書物として、私の念頭に繰り返し浮かぶのは、プリーモ・レーヴィの『休戦』である。レーヴィは『これが人間か』という作品で知られるアウシュヴィッツの生存者であり、戦後の世界平和のための証言者、そして現代イタリアを代表する文学者だ。レーヴィは1944年2月から45年1月までアウシュヴィッツ強制収容所で強制労働を強いられ、同収容所がソ連軍に解放されることによって自らも解放された。 ロシア軍の侵攻開始から1年以上がすぎたが、ウクライナでの戦闘はまだ続いている。近い将来に終わりそうもない。私の脳裏には「終わらない戦争」という言葉がずっと点滅している。どうすれば「終わる」のか、「終わる」とはどういう状態を指すのか、曖昧なまま殺戮と破壊が継続している。この間に、ロシアのプーチンとベラルーシのルカシェンコが会談し、ベラルーシ領内への戦術核兵器の配備を承認した。わずか2〜3年前に市民から

    [徐京植コラム]平和は束の間の「休戦」に過ぎない
    yomimonoya
    yomimonoya 2023/04/15
    “「私はそれを、私の人生や人類の歴史の奇怪な歪曲、おぞましい例外とみなした。だが彼にとっては、周知のことの悲しい確認でしかなかった。『いつも戦争だ』。人間は他人に対しては狼だ」”
  • 境界、周縁化、クローゼットの中の性 - c71の一日

    女の言葉が周縁化されること、セックスワーカーと「普通の女」が分断されること、その中でもさらに女たちが、それぞれの属性によって、細分化され、分断されて、連帯を阻まれていくことについて書きます。 わたしは自分の怒りを直視できず、過をしていました。 憎い相手が太っていたからです。そして自分の肉を死ねと言ってののしっていました。 加害者を憎めないから、自分を加害者の姿に似せて、その上で、自分に怒りをぶつけていたのでした。 加害者をそこまで怒ることができないのは、女は怒りをあらわにしてはいけない、という社会規範を内面化していたからでした。 怒ることを避けるために、自分と、加害者の境界線を溶かしました。 そうすることで、ひどいことをしたのは、このわたし、自分が自分にひどいことをして、そして、それが恥ずかしいから、さらに自分を罰したい、そんな気持ちだったのだと思います。 わたしはそんなにも怒ることがで

    境界、周縁化、クローゼットの中の性 - c71の一日
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    yomimonoya 2015/05/30
    「理解しやすい形に加工された被害者だけが、被害者として名乗ることを許される。 理解しやすい形に加工された女だけが、女の苦しみや、快楽について語ることを許される」
  • 人形ではなく、人間へ - よもちかブログ

    2015-02-01 人形ではなく、人間へ 生活・考えごと 問題というのは、見ないふりをすれば、たちまち消えてなくなる、ように見える。特にその問題から直接被害を被らないのだったら、それはとても容易で、目を逸らすことで簡単に問題を「消す」ことができる。 問題は、世の中のあちこちに転がっている。それらをすべて把握するのは難しいし不可能だ。あちこちに問題があると意識しながら生活するのは苦しいし、不安だらけになってしまうし、だからといってそれらを解決して回るには時間も体力も知恵も足りない。だから人は、多くの場合、問題を「消して」しまうのだろう。テレビのチャンネルを消すように。インターネットの画面を切り替えるように。 それは私も同様で、私はよく問題を「消す」。なんとなく世の中で大変なことが起こっていることを知っていても、それを頭から締め出して、目の前にひろがる平和な世界を継続しようとする。あるいは、

    人形ではなく、人間へ - よもちかブログ
  • 座り込んで頭を抱える海兵隊員 - Apeman’s diary

    前述の「狂気の戦場 ペリリュー〜"忘れられた島"の記録〜」で描かれた「正気」。 岩山での戦いのさなか、日兵が突然銃剣で襲いかかってきた。私は、彼の腹に2発撃ち込んだ。倒れた彼の懐から一枚の写真がのぞいていた。手にとってみると、彼が両親と幼い妹と一緒に写っていた。いったいなんてことをしてしまったんだろう。私は大きなショックを受け、言葉を失った。 ナレーションが「兵士は顔を覆い、うなだれたまま、いつまでもその場から動けなかったといいます」と続く。ただ抽象的に「敵である」だけでなく武器を持って自分に襲いかかってくる人間を殺したにもかかわらず、である。 これとそっくりなエピソードをデーヴ・グロスマンらが紹介している。 (……)あるベトナム帰還兵は、若い北ベトナム軍兵士を殺したとき、その財布から一枚の写真を抜き取ってきた。それには、その兵士自身といっしょにかわいい少女が写っていた。二〇年後、古ぼけ

    座り込んで頭を抱える海兵隊員 - Apeman’s diary
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    yomimonoya 2014/08/25
    人を正気に留めるもの——相手もまた(対等な)人である、との認識。だがそもそも、「対等な対人関係」を教育されないままの者達が戦争に駆り出されたら?
  • 計算する知性といかにつきあうか――将棋電王戦からみる人間とコンピュータの近未来/久保明教 / テクノロジーの人類学 - SYNODOS

    ある個人的な経験から話を始めたい。半年ほど前、翻訳会社でアメリカ製オンラインゲームを翻訳するアルバイトをしていた私は、数時間後に迫った締切りに冷や汗をかきながら翻訳校正用のソフトを操作していた。 翻訳を仕上げる際かならず使うよう上司に指示されたそのソフトは、私の作った翻訳文に数百個のエラーがあると指摘している。だが、その大半は、数字が正しく訳されていない(Ex.「10」を「十」と訳している)、訳語が統一されていない(Ex.「order」を「注文」と「順番」で訳し分けている)、違う原語に同じ訳語が使われている(Ex.「Objective」と「Objectives」をどちらも「目的」と訳している)といった意味のない指摘なのだ。 文脈に応じて適切な言葉を選び自然な翻訳を作ろうとしてきた私の努力が、文脈を全く考慮しないソフトによって無残に打ち砕かれる。もちろん明らかな翻訳ミスを指摘している箇所もあ

    計算する知性といかにつきあうか――将棋電王戦からみる人間とコンピュータの近未来/久保明教 / テクノロジーの人類学 - SYNODOS
    yomimonoya
    yomimonoya 2014/03/29
    とてもとても示唆に富む記事。「わかっていることの外部に踏み出す楽しさ」
  • 同世代のノンポリ・モンスター、橋下徹について

    Latest documentary "Oyster Factory" has been officially invited to Locarno International Film Festival 2015! 最新作『牡蠣工場』がロカルノ国際映画祭へ正式招待されました! 参議院廃止、議員定数半減、首相公選制…。自分が日を独裁するための制度を具体的に提案してきた人間は、たぶん橋下くんが初めてでしょう。それはあまりに突拍子もない、普通はあり得ない野望だし、人はタレント出身だと軽く見られてるから、日国民の大半が無防備だという皮肉。 まあ、普通は「そんなバカな。考え過ぎです」という反応なのでしょう。「橋下みたいな劇薬を使いこなせないと」っていう人も多いようです。でも劇薬飲んでるうちに死んでしまいかねないですよ。劇薬なんか使わずに、自然療法でゆっくり治していけばいいじゃないですか。僕の

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    yomimonoya 2012/09/01
    自らを知らぬ者は他者への理解の何たるかにも気づかない——けだしごもっとも。そんな人間が政治に近づく恐ろしい時代。
  •  金子は綴る。「日本人の美点は、絶望しないところにあると思われてきた。だが、僕は、むしろ絶望してほしいのだ」。「日本人の誇りなど、たいしたことではない。フランス人の誇りだって、中国人の誇りだって、そのとおりで、世界の国が、そんな誇りをめちゃめちゃにされたときでなければ、人間は平和を真剣に考えないのではないか」とも綴る。  そして、この『絶望の精神史』は、次の言葉で結ばれる。「人間が国をしょってあがいているあいだ、平和などくるはずはなく、口先とはうらはらで、人間は、平和に耐えきれない動物なのではないか、とさ

    金子は綴る。「日人の美点は、絶望しないところにあると思われてきた。だが、僕は、むしろ絶望してほしいのだ」。「日人の誇りなど、たいしたことではない。フランス人の誇りだって、中国人の誇りだって、そのとおりで、世界の国が、そんな誇りをめちゃめちゃにされたときでなければ、人間は平和を真剣に考えないのではないか」とも綴る。 そして、この『絶望の精神史』は、次の言葉で結ばれる。「人間が国をしょってあがいているあいだ、平和などくるはずはなく、口先とはうらはらで、人間は、平和に耐えきれない動物なのではないか、とさえおもわれてくる」。

     金子は綴る。「日本人の美点は、絶望しないところにあると思われてきた。だが、僕は、むしろ絶望してほしいのだ」。「日本人の誇りなど、たいしたことではない。フランス人の誇りだって、中国人の誇りだって、そのとおりで、世界の国が、そんな誇りをめちゃめちゃにされたときでなければ、人間は平和を真剣に考えないのではないか」とも綴る。  そして、この『絶望の精神史』は、次の言葉で結ばれる。「人間が国をしょってあがいているあいだ、平和などくるはずはなく、口先とはうらはらで、人間は、平和に耐えきれない動物なのではないか、とさ
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    yomimonoya 2011/09/04
    さすがの視点だ、憶えておこう。
  • THE BRADY BLOG:マジでやんなさい!と吠える老婆と前を横切る自転車と

    暴動騒ぎは、これまでわたしがブログで書いてきた内容の延長だ。 あんたたちはアニマルだ。人間の屑だ。と私は思うのよ。の、その先にあるもの。 その先に進むかどうか、その先に何を探すのかは、各人が決めるのだということ。 今回もまた、それに尽きる。 いろいろ感じること、思索することはあるが、 関連報道の中でこころに残ったのは、炎上するハックニーの街で暴れるガキどもに、果敢にも説教をぶちかましていたというアフロカリビアン系の婆さんの映像であった。杖をついた婆さんが仁王立ちして熱い説教をかましている最中に、「ど真ん中をすみませんよ」か何か言いながらそろそろ自転車を押しつつ前を横切って行く一般市民の姿がまたリアルで微笑を誘い、英国の現在を伝える良い映像である。 http://www.youtube.com/watch?v=llhVrB5Ejmk 'This is a f****** reality. L

  • もし、あなたが人間であるなら……

    [はじめに] 『四次元』5号(昭和52年(1977)5月)「特集・石原吉郎」所収の一色真理の評論。 石原吉郎は、鹿野登美宛て手紙(昭和52(1977)年4月)のなかで、「鹿野君の行動について、大へん行きとどいた分析があります」と評している。 一色真理(いっしき・まこと)プロフィール 1946年名古屋市生まれ。早稲田大学第一文学部露文専修卒業。詩集「戦果の無い戦争と水仙色のトーチカ」(新世代工房)、*「貧しい血筋」(冬至書房)、*「純粋病」(詩学社・第30回H氏賞受賞)、*「夢の燃えがら」(花神社)、*「真夜中の太陽」(花神社)、「DOUBLES」(沖積舎)、「元型」(土曜美術社出版販売)。自伝小説「歌を忘れたカナリヤは、うしろの山に捨てましょか」(NOVA出版)。日現代詩人会会員。日文芸家協会会員。「黄金時代」同人。ニフティ・サーブで夢の記録を中心とするパティオ「夢の解放区」を主宰。(

  • Lunatic Prophet Portal- Latest News on Portal | Breaking Stories and Opinion Articles

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    yomimonoya 2011/06/18
    かつて知人だった方に二名ほど、同様の気分を訴える人がいた。どちらにも共通するのは保護者との関係に何らかの問題を抱えていたこと、精神的な虐待にさらされてきた疑いのあることだった。
  • 「不公平」感のもたらすもの - ohnosakiko’s blog

    『誰も「戦後」を覚えていない』(鴨下信一、文春新書、2005)の中に、「間借り」について書かれた興味深い章がある。 「不公平」こそが終戦直後の基調音 ぼくは戦後日の、特に終戦直後の日の基調音となったものの重要な一つは<不公平>という感覚だったと思う。この感覚が、戦後の不安定感、危機感、あるいはイライラ感や暴力衝動の根にあった。すべてはそこから生じたのだ。 戦死した人間と無事で帰った人間、抑留された人間と帰国出来た人間、戦犯に指定された人間と逃れた人間、闇で儲けた人間と儲けられなかった人間、‥‥‥何もかもが公平でなかった。飢えている人間とたらふくべている人間、着るものがなく震えている人間とぬくぬく着ぶくれている人間‥‥‥そして焼け出された人間と焼け残った人間。 <住宅難>と総称されるトラブルの基は、この不公平さだった。 昭和21年6月に<余裕住宅の解放>を義務づける改正住宅緊急措置令

    「不公平」感のもたらすもの - ohnosakiko’s blog
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    yomimonoya 2011/04/19
    語られることはなくとも忘れてはならないことはある。差異は肌に近いほど深く強く刻まれるがゆえに。
  • 2011-03-22 - flurryのとこ。

    ツイッターから転載。 唐突だけど、バナナの話をしよう。まず、この図を簡単に見てほしい。人間が、自然界にあるもの含め、さまざまな放射性物質から浴びてる放射線の量を図示してくれる。とてもわかりやすくて啓蒙的だ。 http://dnaimg.com/2011/03/20/radiation-chart/radiation_jp.png そして、この図を見ると、人間のなかにあるカリウムという元素が結構な量の放射線を出していることがわかる。そして、(健康マニアは知ってるかもしれないけど)バナナにはたくさんカリウムが含まれてる。なるほどなるほど。へー。 ところで、この図の左上に文章が書いてある。「携帯電話の送信チップは放射線を出さずガンの原因にもならない。 ※もちろん携帯電話型バナナはこの限りではない」……このジョークはいったい何だろう? このジョークは何だろう。この図表が意図している啓蒙に役にたって

    2011-03-22 - flurryのとこ。
  • Moji Pest Control

    When you hear the word sunroom many different pictures come into your head.  First and foremost is how much will it cost?  For those interested in these types of additions, price shouldn’t be a factor.  You need to look at this as an investment in your home and you will get the monetary value back out if and when you sell your home. This is why sunroom additions in Columbia, SC are so popular.  Pe

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/02/27
    「私の心を抜け出して、他人の状態に置いてみて、その痛みを想像する」——それができる人は、実はかなり少数であるように思う。
  • Moji Pest Control

    When you hear the word sunroom many different pictures come into your head.  First and foremost is how much will it cost?  For those interested in these types of additions, price shouldn’t be a factor.  You need to look at this as an investment in your home and you will get the monetary value back out if and when you sell your home. This is why sunroom additions in Columbia, SC are so popular.  Pe

    yomimonoya
    yomimonoya 2011/01/30
    「人はただ産み、ただ育てたのだ。理由などない」
  • 郭沫若・日本の旅 - Arisanのノート

    随行記 郭沫若・日の旅 作者: 劉徳有,Liu Deyou,村山孚出版社/メーカー: サイマル出版会発売日: 1992/10メディア: 単行 クリック: 13回この商品を含むブログ (1件) を見る 一番私どもに感銘を与えたのは、変化といえば変化ですが、人間と人間の関係、われわれとあなた方との間の感情が昔と違ったような感じがします。それは一番深く私に感銘を与えました。 学生時代、それから亡命の時代は、先生もご承知の通り、私の国が悲惨な運命に陥っている時代ですから、非常に肩身が狭かったのです。学校の先生からは愛され、同窓の間に友達もたくさんありますけれども、お国の方一般からは、これは無理もないですが、疎隔があったのです。もっと率直にいえば、軽蔑しているというようなところがありました。ところが今度来ると、そういうところが違ったのです。兄弟のような感じです。ことに田舎に行くと、ほんとうに真心

    郭沫若・日本の旅 - Arisanのノート
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/01/20
    「ところが日本の側は、その過去の事実(自分たちの行為)を、本当になかったもののようにした上で、「旧友」との再会と和解を求めた節がある」
  • フェミニズムは学問か運動か、研究か宗教か - Ohnoblog 2

    数日前、コメント欄でフェミニズムの話になった。なかなか議論喚起的な内容だと思うので再掲したい。ただかなり長いので、申し訳ないが脂さんの発言はかなり刈り込ませてもらった(同じことの言い換えになっている部分や後半の若干ヒートアップしている部分)。フェミニズムについてのコメント欄の流れを追いたい人は、遡ってこのあたりからどうぞ)。 ohnosakiko 2011/01/05 17:59 脂さん、大学でフェミ学んだの?上野千鶴子んとこで?(東大だったよね) 精神分析はいつからなの? 私は美術系だったんで、フェミっぽいものってアートを通してだった。あとはリブの言説。70年代末〜80年代はまだそういうのに普通にアクセスしやすかった。その後、上野千鶴子や小倉千加子は何冊か読んで面白いとは思ったけど、フェミニズムそのもので救われたということは実は20代ではなかったなぁ。だからすぐに読まなくなった。むしろそ

    フェミニズムは学問か運動か、研究か宗教か - Ohnoblog 2
    yomimonoya
    yomimonoya 2011/01/11
    「掘り崩された足下の地面が、何でできていたのか知りたいからだ」←私がこの方のエントリに共感することの多い理由のひとつがこれだと思う。くだんのフェティシズムに関するエントリも、そういう意味で面白かった。
  • 2010年12月27日のツイート - 深町秋生の序二段日記

    yomimonoya
    yomimonoya 2010/12/31
    まともなインタビュアーが減ってるんだなぁ……と深町センセの述懐を読んで思った。インタビューするのに相手の情報入れてこないとか信じられない、どの業界においてもプロが激減してるいう証左かも。
  • むしろ「更生」を放棄しているのでは? - apesnotmonkeysの日記

    原理的に言えば「更生の可能性は0%ということはあり得ない」というはなしはこの際脇において蓋然性の問題として考えるなら、確かに「更生するとは思えない」と言わざるを得ないような事例が存在するだろうことは認めてもよい。しかし死刑という刑罰は「更生が可能だったかどうか」の検証を不可能としてしまうのであるから、更生可能性が主たる争点(の一つ)となっている場合には特に慎重な検討が要求されることは言うまでもない。 今回の判決では被告人が未成年であることが報道で強調されているが、同時に事件から判決まで1年も経っていないことも無視できない。「反省」ってそんなに簡単なことか? と言いたくなる。これで控訴でもすれば「やっぱり反省してなかった」と言われるのだろうか。しかし控訴せずに死刑になったとしても何人が「しまった、反省してたのかもしれない」と考えるだろうか。 判決を受けた読売新聞の社説は次のように書いている。

    むしろ「更生」を放棄しているのでは? - apesnotmonkeysの日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/11/27
    「犯行を憎む=犯人を憎む」で悪感情が直に厳罰に結びついてしまうのだろうか、「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もあるのに……。/「少年法で守られる犯人」といったマスコミ報道の影響も問題かと。
  • 例証乙 - apesnotmonkeysの日記

    何万、何十万という人間の死にこの社会が負っている責任を意にも介さないような「国民の正義感情」が死刑制度を支える論拠足りうるのか? を問題にしたエントリに対して、ブクマなりコメント欄なりで文句つけに来た人間の中に、ただの一人も、たとえただのエクスキューズとしてであれ、「いや確かに小泉の責任が追及されてないことは問題ですが」とか「名古屋市民ですがリコールが成立したら河村たかしには入れません」とか「ブッシュは平和に対する罪で訴追されるべきですが、それでも死刑にすべきでないと思いますか?」とか言ってみせた人間がいなかった、というのは極めて興味深いね。 追記 オレ、ちゃんとこう書いておいたんだけどな。 こういう境地に達するうえで、南京事件否定論者の言動をフォローして来たことは大いに関係しています。「捕虜を殺したのは正当である」と主張するために様々な詭弁を弄する人々を見ていると、そうした主張に対して国

    例証乙 - apesnotmonkeysの日記
    yomimonoya
    yomimonoya 2010/11/06
    前回エントリの続きなのにこのブクマの減りようが……。
  • http://twitter.com/esehara/status/29682801820

    http://twitter.com/esehara/status/29682801820