保育園の先生と親の懇談会というのが年に一度ある。夜の7時から9時半まで、各クラスで集まり輪になって先生がクラスの現状などを説明してくれるわけだが、半分ぐらいはビデオである。「発育とは?」的なディスカッションもあったが、ビデオの方が面白かった。家では見ない姿をみることができる。 日本の保育園・幼稚園などと違うのは(違うといっても私が保育園・幼稚園に通っていた頃と今は違うのかもしれないが)、各クラスが下は3歳から上は6歳までの縦割り構成なことで、この4年分の年令幅の12、3人の子供たちが朝9時から夕方6時まで一緒に遊んでいる。しかもおもしろいことに、兄弟や双子は一緒のクラスになる。私の持っている幼稚園のイメージよりも「村の子供たち」的な雰囲気である。 ビデオを眺めると、年かさの子供たちがとても丁寧に、あるいは親が普通はしないような荒っぽさと対等さで小さな子供たちの面倒をみているのがとてもよい感