地球温暖化対策を訴えて起こした「スクールストライキ」が、世界なムーブメントを起こしているグレタ・トゥーンベリさん。アスペルガー症候群であることを公表している彼女は、「アスペルガーであることは才能です」と話す。
社員がいきいきと働き、高いパフォーマンスを発揮する職場をつくるには何が必要か。産業医として多くの企業で社員の健康管理をアドバイスしてきた茗荷谷駅前医院院長で、みんなの健康管理室代表の植田尚樹医師に、具体的な事例に沿って「処方箋」を紹介してもらいます。 ◇ ◇ ◇ 「発達障害」という病気をご存じでしょうか。コミュニケーションをとるのが苦手だったり、絶えず動き回って落ち着きがなかったり、何かにひどくこだわったり、症状はさまざま。2005年に施行された発達障害者支援法は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害」と規定しています。子供のころに発症する病気と思われるかもしれませんが、大人になってから診断されるケースもみられます。 いまや発達障害は子供だけの問題ではありません。発達障害者支援法は2016年に改正され、就労支援に関
17歳で「ネガティブタレント」としてブレイク。その後、「発達障害」を告白したモデルの栗原類さん。「日本流の子育てに当てはまらないような、柔軟な育て方をしてくれた」という母・泉さんについて聞きました――。 (左)母・泉さんが類さんを出産したときの写真。「僕には感覚過敏があり、保育園の子どもたちの歌声を聴くだけで逃げ出したくなるような症状がありました。忘れ物も多く、強いこだわりもあったので、母の子育ては大変だったと思います」(右)モデル・タレント 栗原 類さん 日本流の子育てではない、柔軟な育て方をしてくれた母 母は東京生まれ。今もフリーランスで来日した歌手の通訳や翻訳を担当し、音楽雑誌で活動しています。母は20歳のとき、英語を勉強するためにニューヨークに留学しました。その後はロンドンに引っ越し、父と知り合いましたが、いろんな面で父との関係がうまくいかなかったので、妊娠がわかっても結婚はせず、
俳優・モデルとして活躍する栗原類さん。独特のキャラクターで人気を呼んでいる類さんですが、2015年に自身が発達障害の一つ、ADD(注意欠陥障害)であることをメディアで公表。世間から大きな注目を集めました。 そんな発達障害の類さんを女手一つで育ててきたのが、通訳・音楽ジャーナリストの栗原泉さん。自身も同時に、典型的な発達障害であるADHD(注意欠陥多動性障害)であることを指摘されたという泉さんに、どんな子育て方針を貫いてきたのか、インタビュー前編に引き続き、お話を伺いました。(インタビュー後編) 「自分が輝けるようになったのは母のおかげ」 発達障害があろうが、なかろうが、親がどう子どもに向き合うかでその子の人格形成や人生観は大きく変わってくるものです。子育てには、迷いがつきものですが、泉さんは自分なりの子育てのルールを持つことで、ブレることなく類さんに寄り添い、向き合ってきました。 大人にな
俳優・モデルとして活躍する栗原類さん。独特のキャラクターで人気を呼んでいる類さんですが、2015年に自身が発達障害であることをメディアで公表。世間から大きな注目を集めました。 発達障害の類さんを女手一つで育ててきたのが、通訳・音楽ジャーナリストの栗原泉さんです。類さんが発達障害の一つ「ADD (注意欠陥障害)」と診断を受けたのは小学校1年生のとき。当時、在住していた米国で小学校の先生に診断を受けることを勧められたのがきっかけでした。 「実は、類の審査会場の場で、私自身も典型的なADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害だと指摘されたのです」。そう語る泉さんは、類さんにどう向き合ってきたのでしょうか。 別れた後に妊娠が判明 泉さんが類さんを出産したのは、25歳のとき。 「ロンドン留学中に類の父親である英国人男性と知り合いましたが、交際は長く続きませんでした。妊娠に気づいたのは彼と別れた後。
空気が読めない、口数が多い、落ち着きがない、すぐに気が散る、何かに集中すると中断することができない…わが子にこんな特徴があって、心配している人は多いだろう。このところ私の周囲で幼児を育てている人は皆、判で押したようにこういう。「うちの子、保育園で行動が自由すぎるみたいなんです。もしかしたら…」「先生に、マイペースすぎるって言われてしまって。もしかしたら…」 もしかしたら、の後は「発達障害じゃないかと思うんです」と決まっている。他人の子どもの話でも同じ。「すごく落ち着きのない子がいてね、きっと…」「困った子がいるの。たぶん…」発達障害だと思うんだよね、というときは不吉な話でもするような表情になる。 自分のことを言う人もいる。「俺さ、協調性とか全然ないし、思ったことガンガン言っちゃうんだよね。たぶん発達障害だと思う!いや、マジで。あの項目、全部当てはまるもん」それで気軽にこう言うのだ。「テレビ
ADHDが疑われる「生きるのがつらい女性」、リョウさん(30代前半、独身一人暮らし)の連載を続けています。このコラムでは、期限までに仕事を進めるための計画立てや、やる気を出して先延ばしを防ぐ方法などをお伝えしてきましたね。これらは、「時間管理」と呼ばれる、実行機能に関する力のひとつで、ADHDの方の治療ポイントのひとつです。 今回は、もう少し視野を広げて、ADHDの治療には、一体何が有効であると言われているのかをご紹介していきます。 「子どもの問題」から「大人も」へ ADHD(注意欠陥・多動性障害)は、古くは「子どもの問題行動」と言われ、落ち着きなく、なかなか親のいうことに耳を傾けられずに、動き回る子どもというイメージとともに紹介されていました。そして、思春期を過ぎたあたりから大人になるに連れて、症状は落ち着くとか、治ってしまうと考えられていたのです。 しかし次第に、成長につれてADHDの
このトリセツは、発達障害のある人が感じやすい「困りごと」を整理・解説し、当事者や周囲の人の体験談を集めたものです。 このトリセツのコンセプトと使い方 発達障害の症状や状態は、人によって様々です。 この体験談がそのまま解決につながるとは限りません。 でも、同じような体験をしている人も多いこと、本人や周囲の人の理解と工夫によって「障害」と思われていたことが、「個性」にかわることもあるということが、このトリセツからご理解いただけると思います。 このトリセツは「発達障害のある人の困り」に対する理解と工夫を集めていますが、「発達障害でない人の困り」にも役に立つはずです。 お互いの理解・情報の共有が、多様な価値観を共有できる社会の構築につながることを期待しています。 監修:井上雅彦(鳥取大学医学部教授)
この度、わたくし志乃も企画・制作・編集・デザインに関わった育児本が、ついに昨日、発売になりました(なんと私の誕生日!)。 第一次反抗期(イヤイヤ期)の2歳児相手に毎日「ギリギリ」なお母さま方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。 70%のママが「育児本を読んで落ち込んだことがある」と回答 「横から目線の育児本」をコンセプトに現役ママ10名が制作 上からじゃなく、横で孤独なママに寄り添うような育児本にしたい! ランキング形式で「2歳児育児あるある」を紹介&解説! 内容サンプル・見本 「2歳児サバイバルライフ」ここがオススメ! こんな人にオススメ! 仕様・価格・ページ数について メディア掲載情報 10月15日の河北新報夕刊にて大きく取り上げていただきました! CATV「みんなのテレビ」にてご紹介いただきました 購入方法について 70%のママが「育児本を読んで落ち込んだことがある」と回答 そして過
東京都内の小学校に通っていた当時2年生の女子児童が2013年、同じ小学校の4年生の女子児童に命じられてマンション屋上から飛び降り、重傷を負ったとして、2年生の女児と両親が4年生の女児の両親に3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。小野瀬厚裁判長は4年生の女児の両親に監督義務があったと認め、約1025万円の支払いを命じた。 判決によると、13年1月、当時10歳だった4年生の女児は、8歳だった2年生の女児が学校の前で縄跳びを振り回しているのを注意。さらに説教しようと9階建ての自宅マンションの屋上(高さ約26メートル)に連れて行き、「飛び降りろ。ここから落ちて死んでしまえ」と言って飛び降りさせた。2年生の女児は木の枝に当たるなどして一命は取り留めたが、肋骨(ろっこつ)や足の骨などを折る約11週間の重傷を負った。 4年生の女児は重度の難聴で両親は専門のクリニックに通って育て
「でこぼこ」は、西東京市情緒通級学級に通う子どもたちとその家族の連絡会としてスタートしました。 得意なことと苦手なことの差が大きな子どもたちやその家族、支援者の方々、みんなでつながっていきましょう!
なぜ当たり前のことができないんだ――。那覇市のコピーライター平岡禎之さん(56)はかつて、よく子どもを怒鳴って叱ったといいます。妻と4人の子どもが発達障害で、得手不得手は凸凹(でこぼこ)。トラブル続きの家族は、「知ること」で大きく変わりました。 平岡さんの家ではホワイトボードに、夕飯作り、皿洗いなどと書かれた磁石のシートがたくさん貼られ、一つ終える度に裏返すと、「できた!」の文字が表れる。達成感を味わえる工夫だ。極端に忘れっぽく、集中すると寝食も忘れる。家族の特性を様々な工夫でカバーしている。 ■まさか我が子が 我が子に発達障害の可能性があると知ったのは6年前のことだ。次男の選矢(えりや)さん(19)が通っていた中学校から呼び出された。他人の物を間違えて持ち帰ったり、団体競技でパニックを起こし、学校を飛び出したり。「手に負えない。専門家に相談を」と促された。同じ頃、小学校教師として働き始め
国立特殊教育総合研究所分室一般研究報告書 平成 16 年 3 月 -35- 児 童 用 A Q (日 本 語 版 )の 作 成 と 標 準 化 に つ い て 若 林 明 雄 東 條 吉 邦 (千葉大学) (国立特殊教育総合研究所) は じ め に 近年、 「自閉症スペクトラム(連続体) 」仮説という考え方が議論されているが (Baron-Cohen, 1995; Frith, 1991; Wing, 1981)、この仮説では、自閉症とアスペルガー症候群は社会的・コミュニケーション 障害の連続体(スペクトラム)上にあり、アスペルガー症候群は自閉症と健常者の中間的存在であると されている。この仮説では、自閉性障害者と一般健常者は自閉症スペクトラム上での連続性が仮定され ることから、自閉性障害の診断をカテゴリー的診断から量的診断へと転換することになるとともに、自 閉性障害のアナログ研究も可能に
日本の社会は憲法の生存権を根拠とするセーフティネットがあるので、働けなくても飢え死にすることは無い。 (ただ最近生活保護もどうなるか不安であるが) しかしながら、障害年金に関しては認定基準は変わらないものの解釈が非常に厳しくなり、どんどん受給が難しくなることは間違いない見通しだ。 私はこれまで就労支援を強力に進めてきた。 とりあえず働けるところへ持っていくことをゴールに、薬も認知能力低下の副作用の軽いものに変更し、ありったけの環境調整を進めて来た。 現実的な目標としては、「障害年金と障害者就労で経済的に自立する」ということを当事者とともに考え続けてきた。 しかしながら、今回の審議会の結果から、今後の障害年金では、「働けば年金は切られる」ということは間違いなかろうと考えざるを得なくなり、現実的な治療目標を変更せざるを得なくなった。 就労を目標にすることを止めよう。 なぜなら、「就労して年金を
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