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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp (545)

  • 検索エンジンとタグシステムの融合:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    myrmecoleonさんがタギング関係の研究の紹介ということで「タグを自動的に付与するシステムの研究」という論文へのリンクを貼っていた。こうしたシステムを使った文書の自動分類については、私個人としては正直まだテクノロジーが追いついておらず実用には早いと思っているのは以前にも書いたとおり。 ただ、実際に膨大な情報にいろいろなタグを付与して分類していく作業には負担感が大きく、これを何とかしたいというニーズは高い。先の研究ではブログのカテゴリ名を元にシステムが自動的にタギングを行う事を実験しているが、タグ=カテゴリだと分類としはちょっと荒すぎる気がする。 で、この件については、うちのあるコンサルタントがアイデアベースではあるが面白い案を出している。 検索エンジンにキーワードを入力して検索結果を得た後に、ユーザがその一覧をみて選択肢をクリックする際に対象にこの最初の検索キーワードをタグとして自動

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  • 成長は(思いのほか)重要にあらず:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    直感に反する指摘ほど、ハッとさせられます。 「株式の投資収益率は、あるセクター(あるいは経済全体)の成長率とは、ほとんど関係がない」 と指摘する下記の記事には、最初ハッとさせられ、やがて納得させられました。 1990 年代のテクノロジー強気論者は、少なくとも1 つの点において正しかった。それは、テクノロジー製品の実質需要が一貫してGDP 成長率を上回ったことである。1990 年代終盤のテクノロジー投資が低調な結果に終わったことは言うまでもない。逆に、鉱山業界の生産は過去数年間にわたって予想を下回り続け、供給予想は幾度も修正された。しかし、鉱山株への投資は極めて有効であった。 - Gerard Minack(モルガン・スタンレー)、「グローバル:成長は(思いのほか)重要にあらず」、グローバルマクロ経済レポート ウィークリー・インターナショナル・ブリーフィング - 11.06.2007 (←

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  • 「父は忘れる」~ リーダーと親の心得:けんじろう と コラボろう!:オルタナティブ・ブログ

    高名な指導者も成功して大きな権力を手に入れると、人が変ったかのように横暴で無慈悲な暴君になってしまうことを歴史が証明している。これは人間として避けられないことなのかもしれない。 現場での経験が少ない状態(年齢に関わらず)で管理職になったものにも多く見られる。 ましてや、リーダーとしての様々な挫折を経験していない私たちが、急に権力を与えられていると暴君となってしまうことだろう。 その一番身近な例が親としての子供への対応であり、その痛ましい例が「子供やへの暴力」や「幼児虐待」だ。 結婚し、子供が出来た瞬間から子供に対して「しつけ」「教育」「君(子供)のため」の名のもとに、相手の気持ちを無視した「指示」「怒鳴る」「暴言」「いじめ」が行われるようになることがある。 自分のものであるはずの子供が、反発しはじめると「教育」と言う名目で、そのイライラを「暴力」という形で解消し始めるのだ。 「いくら言っ

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  • ニュースサイトの価値:キャピタリストの視点:オルタナティブ・ブログ

    Yahoo!ニュースの統括責任者の方のインタビューは、楽しく読ませて頂きました。 Yahoo!ニュース担当者が語る!【1】朝日も日経も“競合じゃない” Yahoo!ニュース担当者が語る!【2】囲い込みなんて、時代遅れ Yahoo!ニュース担当者が語る!【3】競合は“友人のブログ” 「今、お客様が欲しているのは、二次的な情報、つまり、コメント、ブログ、ソーシャルブックマークサービス(SBS)などによって生じる、他のお客様との情報共有や相互作用なのです」 というのは、とても正しい認識だと思いました。その点、一次情報を扱う代表格だった新聞社は、速報性やスクープによる情報の囲い込みがユーザの囲い込みにつながる、というドグマから抜け出せずにいる感じがします。既に速報性では、TVやネットに完全に負けています。号外が受けるのは速報性以外の部分になっていることに気づく必要があります。結局、オンリーワンのス

  • ファイリングとタクソノミーとフォークソノミー:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    拙書「サーチアーキテクチャー」では、第7章を1章丸ごと使って、情報整理についての各種アイデアや仮説を解説した。その中でインターネットにあった元兵庫県立大学教授の福永弘之先生の秘書に関する論文からゲートキーパー論について参考にさせていただき、また一部引用をさせていただいた。このお礼を兼ねて拙書を献したところ、先日お葉書での返事を頂いた。 そのなかにタクソノミーとフォークソノミーについての記載があり、ちょうどタグ/タギングの話が続いたこともあるし、一部関連するのでせっかくなので紹介。 「ファイリングでいえばタクソノミーがセントラルファイリングでフォークソノミーが分散ファイルでしょう。正反→合で出てきたのが分散ファイル集中管理と教えてきました。タクソノミーとフォークソノミーについてもこうなればいいですね。」 ということだ。「ファイリング」分野は、を1冊読んだ程度で疎いのだが、情報整理というテ

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  • 「つまんない」って記事がおもしろかったりするブログ:キャピタリストの視点:オルタナティブ・ブログ

    RTCカンファレンスの告知文から始まった騒動は、各所で意見が述べられていますが、なかでも「つまんない」って記事がおもしろかったりするブログは、秀逸だと思いました。現場重視の筆者としても、論評だけでなく現実的に何ができるかを考える姿勢は素晴らしいと思います。 「私もスパムトラックバックや自動生成ブログにはうんざりしています。でも、それは私一人がうんざりしていればいいんだろうなあ、と思い、毎日ひたすら削除したりフィルタに登録してとりあえずBlogPeople上では見えないようにしています。もちろん「いたちごっこ」なので毎日新しいうんざりするものが誕生してくるわけですが、何もしなかったら何も始まらないのでとにかくひたすらやっています。」 このオルタナティブ・ブログは、事務局の方で掃除して頂けるので助かっていますが、ゴミを出す人に文句を言っているよりはゴミ拾いをすることが大事だと思います。我が家だ

  • 不親切は、官能的?:キャピタリストの視点:オルタナティブ・ブログ

    予約購入して10月初旬に入手したiPod touchですが、機能レビューがITメディアに掲載されました。 官能的なポータブルプレイヤー「iPod touch」――スタンドアロン機能編 簡単に読める機能説明以上に、下記の部分に共鳴しました。 「最初に触った印象は「気持ちいい」。ひとことでいうと「官能的」なインタフェースなのである。音楽プレイヤー、デジカメ、携帯電話、PDAと多数のデジタル系ポータブルデバイスを使ってきたが、官能的と感じることはめったにない。そのくらい「iPod touch」の操作は気持ちよかった。」 「iPod touchは基的に不親切。使い方をあれこれ教えてくれたりはしないし、画面上のガイドもない。その代わり、ちょっと勘を働かせてあれこれ触ってみるとすぐに基操作が身につく。それもまた楽しい。」 ここから導き出される法則は、「不親切だと気持ちいい」あるいは「不親切だと官能

  • ブログマーケティングで効果があるのは比較と検討段階:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    きょこ コーリングの「ブロガーの効果」で紹介されていた「有力ブロガーだけに情報を提供しても口コミ効果は生まれない」という記事を読んだ。結論としては別に違和感はないし納得できる。ただ以下の一節が気になった。 しかし、皆さんが期待されているような、爆発的に数多くのブログの内容に連鎖的で同時多発的にその製品が紹介されるようなバズ、バイラルと言われる現象は、よほど画期的な製品でもない限り、残念ながらあまり見たことはありません。 藤田さんの指摘にもあるように、ブログマーケティングを使ってブームを起こすのは多分無理だと思う。ターゲットとする商品にもよるが、それがもしマス向け場合の場合はこのコラムの最後にあるようにマスコミを使ったほうが有効なのはほぼ間違いない。でも未だに、ブログを使えば一大ムーブメントが簡単に起こせると思っている人は多いようだ。 以前からブログマーケティング(CGMを使ったマーケティン

    ブログマーケティングで効果があるのは比較と検討段階:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ
  • 画面周りチェック後回しの法則・・・:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    昨日の日経朝刊(2007/11/1 13版 13面)の記事。トヨタでの「フリーズしないクルマ造り」へのチャレンジの中に以下のような一節があった。 採点の対象は誤字脱字のたぐいの単純ミス。その数があるレベルを超えると、その裏に重大な欠陥が隠れている恐れが急速に高まる。トヨタは膨大なデータを分析し、その境目が百点満点の五十五点であることを突き止めた。一点でも足りなければ即刻やり直し。 単純なミスの数で大きなエラーを類推していこうというのは、1:29:300の法則(ハインリッヒの法則)の応用だろうし、もしかすると割れ窓理論なんかにも通じるかもしれない。 ソフトウェアのような見えにくい分野にこうした判りやすい指標を入れていくのは素晴らしい試みだと思う。こうした一歩一歩の積み重ねがソフトウェア全体の品質向上と地位向上につながると期待する。 オルタナティブ・ブログには、この分野の専門家であるEASEプ

    画面周りチェック後回しの法則・・・:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ
  • CGMが消費者に与える影響はあまり大きくない:インフラコモンズ今泉の多方面ブログ:オルタナティブ・ブログ

    株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 仕事の必要があってインターネットメディア総合研究所による「インターネット利用動向調査報告書<個人編>2007」を購入し、ざっと目を通しています。この報告書はインプレス「インターネット白書」のお兄さんのような位置づけにあるものですが、同白書の2倍以上のサンプルに対して、非常に詳細な設問を投げて集計しています。1,000ページ近い大著です。 買ってよかったと思えるのは(部の経費で購入してますが)、Googleなどを使ってアクセスできる多種多様なインターネット利用動向のリサーチ結果だけでは、いくつか集めてみても「点と点」といった形でしかトレンドを説明できないのに対して、こ

    CGMが消費者に与える影響はあまり大きくない:インフラコモンズ今泉の多方面ブログ:オルタナティブ・ブログ
  • 「企業内SNS・ブログ成功のための失敗と改善の繰り返し」そのものが企業文化とチームワークを創り上げる:けんじろう と コラボろう!:オルタナティブ・ブログ

    様々な企業のSNS推進リーダーと話をするなかで、気づいたことがある。 ベンダーのWebサイトから発信されているような成功事例が極めて少ないことだ。 ・なぜうまくいかないのか? これはこれでうまくいっているのではないか? ・そもそも、何のためにはじめたのか? 目標設定が悪いのか? ・根的な問題は何なのか? どんな機能が不足しているのか? ・リーダーが悪いのか? 情報にインセンティブをつけるべきか? ・成功している企業は、なぜ、うまくいっているのか? 様々な疑問を持ち、私からもあらゆる情報を得ようと質問してくる。 推進リーダーたちは悩み、工夫し、調べ、様々人と話し合ってアイディアを出しながら実行していくが、なかなか思ったとおりの成果が出ないのである。 各部門から選出された推進リーダーたちは、SNSのコミュニティと定期的な意見交換会を通じて、ゴールの見えない永遠の課題に向かって、筋道を作るため

    「企業内SNS・ブログ成功のための失敗と改善の繰り返し」そのものが企業文化とチームワークを創り上げる:けんじろう と コラボろう!:オルタナティブ・ブログ
  • ティム・オライリーが初めての仕事から学んだ3つの教訓:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    『グラデュエーション デイ』というを読みました。「知人・友人から紹介されたはできるだけ読む」ようにしておりまして、このもその一冊です。24人の著名人(エントリの最後に、スピーカーの一覧を目次から引用しておきます)が、大学の卒業式で述べたスピーチを集めています。 自分のことを理解している友人が薦めてくれるは、貴重なヒットが多い。これがわたしの経験則です。ネット書店の「このを買った人はこのも……」式のアルゴリズムでは決して発見できない、でもなぜか自分の感性に合ったに出合えるのが、このルートです。 (読書で鍛える自分戦略 - @IT自分戦略研究所) このを勧めてくれた友人IT業界ではないのですが、冒頭にあったティム・オライリーのスピーチを引用していました。 時は2006年、場所はカリフォルニア大学バークレー校情報学部の卒業式。氏は初めて技術マニュアルの翻訳を手掛けたときの(内容

    ティム・オライリーが初めての仕事から学んだ3つの教訓:発想七日!:オルタナティブ・ブログ
  • 社内のコミュニティが荒れるのは悪い事なの?:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    小野さんのブログで、ブログ炎上系の話題が出ているので便乗。 私も良く社内のコミュニティが2ちゃんねる化することを懸念する発言を耳にする。実際に実名方式(あるいは実名に近いニックネーム方式)で社内ブログを運営した場合、炎上状態になることはほとんど無いというのは私も同感で、いつも顧客にはそう説明をして納得して貰っている。 でももう一歩話を戻して最近は、そもそも 「社内のコミュニティが2ちゃんねる化する」ことは、悪いことなのか? という議論をすることも増えてきている。ここからはあくまで私見だが、そうした社内での自由な発言や行動を規制しすぎる動きが、最近の企業の不祥事、特に不正が見つかった場合に偽装したり隠蔽する風土だとか、プロジェクトが火をふきかけているのに表向き粉飾をするだとかそういうのに繋がっているのではないのかと思い始めている。 もし社内にこうした「良くない情報」「ちょっと表向きは恥ずかし

    社内のコミュニティが荒れるのは悪い事なの?:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ
  • タギングやフォークソノミーの実用研究がもっと進んで欲しい:ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦:オルタナティブ・ブログ

    先週のことになるが話題のCEATECを2時間ほど覗く事が出来た。とは言ってもデジタル家電系は私の業務的には守備範囲外なので、お目当ては「情報大航海プロジェクト」のブース、モバイル用チビパソである富士通LOOXUと工人舎のSA/SHシリーズの実機での操作性の確認。 情報大航海プロジェクトのブースは思ったよりも広く、沢山の研究が展示されていて面白かった。中にはもし実用化されたら凄いだろうなと思えるものもいくつかあってしばし観覧。 ただブース全体を見終わった後に感じたのが、情報爆発時代の解決策を模索するにしてはその手段がちょっと「検索エンジン」に偏りすぎていないかな、という印象。たしかに検索エンジンは爆発的に増えた情報を“さがす”ためのツールとしては現時点では、最もカバー範囲が広いし手軽に使えるし、まだまだ改善の余地があることは否定しないが、正直検索エンジンだけで全ての問題は解決しないと思ってい

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  • 啓蒙主義的ビジネスの穴:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    来る!と信じたマーケット(あるいは技術)がなかなか立ち上がらない。肩書きにエバンジェリストと付けて啓蒙に励んだものの、空回り感が否めない。そんなことを何回か経験しました。 アーノルド・ベネットは、「職場でもそれ以外の所でも、やる気の起きない人」のためにを書こうとして、気づきます。 実のところ筆者である私は前もって見抜くべきだったのである、いかに人生を生きるべきかということに関心をもっている人たちにこそ自分は最も強く訴えかけるべきであった、と。 人生にさらに多くを求めるのは常に、人生をすでに味わっている人たちであり、目を覚まさせるのに一番苦労するのは、決してベッドから出ようとしない人たちなのだ。 アーノルド・ベネット『自分の時間―1日24時間でどう生きるか』 「寝ているみんな!目を覚ませ!!」的なアプローチは、うまくいかない。 まずは、自分が楽しもう。 次に、起きている人を楽しませよう。

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  • Skypeは失敗だったか?:日本のITは世界を制す!?:オルタナティブ・ブログ

    昨日、Skypeの親会社であるeBayがSkype事業について14億ドル強の減損処理を行い、併せてSkypeのCEOZennstrom氏が辞任したというニュースが流れました。強烈な減損です。果たしてSkype事業は失敗したのでしょうか。 Wall Streetは、そもそもeBayがSkypeを買収したときの価格が異常に高かったのであり、今回の減損処理はその失敗を認めたものだ、とバッサリ。記事中では、直近の四半期ではeBayの$1.83Bの売上に対しSkypeは$90Mしか貢献していないと解説しています(約5%)。四半期で$90Mも売り上げていたら立派なもんだと思いますが、eBayの売上からみると役に立たない額であったのでしょう。そういう意味で、eBayにとってSkype事業の買収は失敗だったとは言えそうです。 ところで、同じ記事では、1年半前に公開した同業のVonageが最近の四半期で$

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  • ニコニコ動画の妙な臨場感について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ

    動画コンテンツを観ながらみんなでコメントを入れていくというWatch&Chatについては、このブログでもだいぶ前から何回か書いてます。多くの人が同じコンテンツを観て感動を共有するというスポーツバーのような雰囲気をバーチャルに提供するものと言えます。 しかし、ニコニコ動画の場合はよく考えてみると、場所だけはなく、時間軸もバーチャルです。盛り上がった場面にみんなで「一斉に」コメントを入れてる場合でも、実は、それは一斉でもなんでもなくて、1時間前のコメントだったり、1週間前のコメントだったりするわけです。しかし、ユーザーにとってはそんなことは全く気にならなくて、あたかもひとつの場所で同時に多くの人がコンテンツを観ているような妙な臨場感があります。 昔、訳した先進的ITに関するで、グローバルなチームで会議をする時に、米国でやった会議の流れを記録して、翌朝、アジア圏でリプレイして、コメントを加えて

    ニコニコ動画の妙な臨場感について:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:オルタナティブ・ブログ
  • 解説パネルが語りすぎ:THE SHOW MUST GO ON:オルタナティブ・ブログ

    得てして文字が多すぎの解説パネル。言いたいことは山のようにあるのはもちろん理解できるのですが、語りすぎの功罪って以外と多い気がします。 カタログと同じ要素が並んだパネル これは結構あります。カタログの場合はとりあえず読み物なので、与えられたA4表裏なり見開きなりのスペースにありとあらゆる美辞麗句や賛美の文言が並ぶことになります。それはそれであるべき姿なので別に良いのですが、それをA2とかA1のパネルで表現するときにも、勢いカタログのリサイズみたいなパネルが出来上がることがあります。レイアウトから何から、デザイナーの苦労が目に浮かびますし、担当者の方の熱意も伝わるのですが、それだけを眺めて通り過ぎてしまう人が山のように発生してしまいます。 せっかくカタログを手に持ってもらっても同じ言葉ばかりで、目の前で「ふーん」とか言われるのはちょっとさびしい。 過ぎたるは及ばざるが如し。 素人デザインのパ

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  • 仕事力は習慣で鍛えなさい:キャピタリストの視点:オルタナティブ・ブログ

    サキコーポレーションの秋山咲恵社長のを読みました。 仕事力は習慣で鍛えなさい(サンマーク出版、2007年9月刊) 共鳴する部分も多く、いろいろと気づきも与えてもらいました。 「素質や才能が問題になってくるのは、むしろ一人前になってから。それまでは、 向き不向きや、できるかできないよりも、やるかやらないかが大事」(20ページ) やってみることで分かることも多く、やらない限り、向き不向きは分かりません。 「仕事にはスピードを必要とされる部分もあれば、非効率でもじっくり時間を かけて足腰を固める部分もあります」(33ページ) ベンチャー企業の成長は、足腰を固めることから始まります。黒字になって いない事業は、儲かる仕組みが確立しておらず、その段階で効率を求めても 決して良い結果は得られません。愚直な足し算が必要な段階です。 「「選択」は理知による行為だが、「決断」はその理知を超えた「思い」によ

  • 小話を書きためておこう:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    ある大手IT企業のマネジャー向け研修を見学。ハッとしたのは講師の話が半分以上「小話」だったこと。もっとハッとしたのは、それが面白くてためになったこと。話が脱線しそうで脱線しない。時間がオーバーしそうでオーバーしない。こりゃアートだと感服。 スピーチにおける小話(自分の経験や見聞きしたエピソードなど具体的な事例)の有用性についてはデール・カーネギーのに譲ります。とにかく小話は大事で、もっとそのストックを増やすべきだと実感しました。 特に質疑応答のときなんかに「私も似たような経験があります。もう3年近く前ですが…そこでもやはり有効だったのは…」みたいにミニエピソードで応酬できると臨場感があってよいですね。 小話のストックを増やすために重要なのは、まず現場経験を積むこと。そしてそれ以上に重要なのは、その経験を振り返り、学びを引き出し、小話としてパッケージ化すること。少なくとも僕には、意味のある

    小話を書きためておこう:発想七日!:オルタナティブ・ブログ