東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の記者会見に臨むシンガポールのリー・シェンロン首相(2018年4月28日撮影)。(c)AFP/ROSLAN RAHMAN 【4月29日 AFP】シンガポールのリー・シェンロン(Lee Hsien Loong)首相は28日、同国で開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が中東で衰退している半面で東南アジアは「非常に現実的な」ISの脅威に直面していると述べ、サイバー攻撃のリスクもあると警告した。 ASEAN加盟国10か国の一部は、かなり前からイスラム武装勢力対策に取り組んできたが、ISの出現は、過激派や再起した武装勢力の旗印になっている。ISは2016年、インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)で死者を出した銃撃と自爆攻撃で、東南アジアでは初の犯行声明を発表した。また昨年は、フィリピン南部マラウィ
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