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ブックマーク / www.musicman-net.com (16)

  • 連載第45回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの〜iPod編 | Musicman-net

    Image : Flickr. Some rights reserved by Mark Mathosian. http://bit.ly/19RwEGD 受け継がれる革新の炎 ある炎があって、それが燃え移ると全てが変わってしまう。 薙ぎ払い、輝き、感動が広がっていく。ひとたび炎の勢いが失せると、世界は停滞の闇に包まれる。しかし、その炎が失われることはない。人類共通ともいえる精神の燭台に燃え続けていて、松明をかざして聖火を取り、世界に再び光を与える者が現れる。 若き日のスティーブ・ジョブズにとっても、そうした存在はあった。シリコン・バレーの礎を築いたヒューレット・パッカードの二人や、エレクトロニクス業界を先導したSonyの盛田昭夫たちだ。 90年代後半。Appleに帰ってきた理由をジョブズは語ったことがある(※1)。 「業界が混迷しているからだ。まるでボートにタイヤをつけたような車を作って

    連載第45回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの〜iPod編 | Musicman-net
    Barak
    Barak 2014/12/04
  • 連載第47回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(3)〜iTunes革命の成就 | Musicman-net

    神は細部に宿る ▲「シルエットCM」の全シリーズ(13分)。iTunesの熱狂と共にあった、00年代半ばの音楽シーンが凝縮している。ジョブズは世界を変えるためにCMを活用したが、この卓越したタイアップは「iTunesで音楽を買って、iPodで聴くのがかっこいい」という価値観を定着させ、デジタルが違法から合法へ向かう時代を切り拓いた。 ジョブズの仕事を振り返って痛感することは、当に大事なことはスポットライトが当たる前に起きていることだ。 「ストーンズをゲットできたのは、スティーブのおかげさ」 Appleでコンテンツを担当していたクリス・ベルはいう(※1)。 「スティーブがストーンズやサラ・マクラクランを口説いたのをお手に、僕らはアーティストと交渉する専門のグループをつくって、他にはない曲を集めたんだ」 トップ同士で大筋を決めたら、あとは現場が細かいことを擦り合わせていく。それは経営者の通

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    Barak 2014/12/04
  • 連載第48回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(4)〜なぜiTunesは救世主とならなかったのか | Musicman-net

    >> 「未来は音楽が連れてくる 」 第一巻発売! ▲トニー・ファデル。「iPodの父」と呼ばれている。mp3プレーヤーと音楽配信を組み合わせた理想の音楽ビジネスをSony、サムスン、フィリップスに提案したが断られ、Appleに行ってiPodを創った。iモードや着うた、Walkmanケータイを調べるうちに「iPodが携帯電話に徹底的にやられる可能性」を感じたファデルは、携帯電話事業に反対だったジョブズを説き伏せ、iPhone計画が始動することになった。 Photo : flickr. 2012 Some rights reserved by @naro https://flic.kr/p/dyziMC 歴史は希望と失望が織りなすタペストリーだ。 iTunesミュージックストアがアメリカでブレイクした2004年。世界のレコード産業売上が例年通り軒並み下がる中、デジタル売上の急騰したアメリカのみ

    連載第48回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(4)〜なぜiTunesは救世主とならなかったのか | Musicman-net
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    Barak 2014/12/04
  • 連載第49回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(5)〜iTunesを超える革命へ。アクセスモデル誕生の物語 | Musicman-net

    連載第49回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(5)〜iTunesを超える革命へ。アクセスモデル誕生の物語 スマートフォンを予見していたジョブズ >> 「未来は音楽が連れてくる 」第二巻発売! 写真 : flickr https://flic.kr/p/oioKiy 2014 Somerights reserved by ereyesleblanc. 「スティーブ、これはなんだい?」 執務室を訪れたスカリーがジョブズに尋ねた。マッキントッシュが誕生して間もない頃だ(※1)。 「これは未来だ。ぜひあなたに見てほしい」 そう答えると、ジョブズは立ち上がって机上のベルベットを取り払った。小さな端末らしきものが顕れた。キーボードはついていない。端末を覆うスクリーンを、直接タッチして操作できるのだろうか。HP社がタッチパネル式のデスクトップPCを商品化したばかりだった(※2)。

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    Barak 2014/12/04
  • 連載第50回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(6)〜NaspterからFacebook、Spotifyへ。着うたからiTunesフォン、iPhoneへ | Musicman-net

    連載第50回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(6)〜NaspterからFacebook、Spotifyへ。着うたからiTunesフォン、iPhoneへ マーク・ザッカーバーグとショーン・パーカーの出会い >> 「未来は音楽が連れてくる 」第二巻発売! Photo : flickr https://flic.kr/p/dp7Wdk https://flic.kr/p/awStXP Some rights reserved by kris krug, JD Lasica. 「ホームレスになった。ほとんど破産してたんだ」 2001年の夏。後にFacebookの初代社長となるショーン・パーカーはNapster社から追放された。失業の上、Napster裁判の弁護士費用で借金を背負っていた(連載第43回)。 「友だちの家に二週間ほど置いてもらい、それから出て行くということを繰り返

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    Barak 2014/12/04
  • 連載第51回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(7)〜ジョブズの決断/10周年を迎えるYouTube誕生の舞台裏 | Musicman-net

    連載第51回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(7)〜ジョブズの決断/10周年を迎えるYouTube誕生の舞台裏 iPhone計画の決断。次なる革命へ >> 『未来は音楽が連れてくる』完全版 第二巻が、日10/31発売開始! ▲ジョニー・キャッシュによるビートルズ「In My Life」のカヴァー。U2スペシャル・エディションの発表イベントで、開演前に流れていた。ジョブズにとって「音楽の力を確信させてくれる曲」のひとつだった 「そこのロッキングチェアにずっと座ってたよ。歩く気力もなかった」 リビングにいたジョブズは、作家のアイザックソンにそう言った(※1)。押しのけても絡みつく倦怠感に、やがて来る死を意識せざるをえなかったろう。膵臓の半分を摘出する手術は、ジョブズの体からエネルギーをほとんど奪い取ってしまった。肝臓に三箇所、転移がみつかっていた。 「結局、エネルギーが

    連載第51回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(7)〜ジョブズの決断/10周年を迎えるYouTube誕生の舞台裏 | Musicman-net
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    Barak 2014/12/04
  • 連載第52回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(8)〜YouTube文化を育んだMTVの音楽離れ/iPhoneの父は誰か? | Musicman-net

    連載第52回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(8)〜YouTube文化を育んだMTVの音楽離れ/iPhoneの父は誰か? ニルヴァーナ、MTVそしてレコード産業の絶頂期 >> 『未来は音楽が連れてくる』完全版 第二巻(新刊)が発売中! ▲Nirvernaの「Smells Like Teen Spirit」('91)。壮大でカラフルな80年代後半のLAメタルから、錆色のグランジへ時代の色が切り替わり、CDの絶頂期となる90年代の音楽シーンが始まった。このビデオは「音楽のMTV」にとってもピークといえる。'92年以降、「MTVの音楽離れ」が始まり、YouTube時代の下地ができていった マニエリスムという言葉がある。 ミケランジェロの弟子ヴァザーリは「人類の芸術は遂に完成された」と考えていた。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロそして師ミケランジェロが創出した革新的な技法

    連載第52回 スティーブ・ジョブズが世界の音楽産業にもたらしたもの(8)〜YouTube文化を育んだMTVの音楽離れ/iPhoneの父は誰か? | Musicman-net
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    Barak 2014/12/04
  • 連載第53回 YouTubeの広告料でアーティストが暮らすには1億9000万回の再生数が要るらしい | Musicman-net

    レコード産業を覆うYouTubeのジレンマ >> 『未来は音楽が連れてくる』完全版 第二巻(新刊)が発売中! ▲テイラー・スウィフトの『Blank Space』。先日、Spoitifyから全楽曲を引き上げ、議論を巻き起こした。CDアルバム『1989』は2002年以来最多のセールスとなる初週128万枚を記録。YouTubeでの無料視聴も3倍弱に激増している 少し歴史から離れて、今の話をしよう。今年9月、バルセロナ。フューチャー・ミュージック・フォーラムでのことだ。 「YouTubeはプロモーションになってません」 英国最大のインディーズ・レーベル、ベガーズ・グループのデジタル部門を率いるサイモン・ウィーラーは講演でそう述べた(※1)。ベガーズにはアデル、ベック、レディオヘッドなどが所属している。 「なぜならリスナーはYouTubeで音楽を消費する。そこで終わりです」 保守的なCD派だからそう

    連載第53回 YouTubeの広告料でアーティストが暮らすには1億9000万回の再生数が要るらしい | Musicman-net
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    Barak 2014/12/04
  • 連載第42回 Napsterの失敗でショーン・パーカーと音楽業界が学んだたくさんのこと(上) | Musicman-NET

    ■レコード産業側の思想的リーダー 変革の時期には、思想的リーダーが登場する。 IT革命のさ中、5大メジャーレーベルのデジタル戦略を、業界内で先導して た人物がふたりいる。1人目がジム・グリフィン。Beck、Nirvernaを擁するゲフィンレコードのCTOで、定額制ストリーミングの時代を予言。メジャーレーベルの経営陣にファンが多かった。 もう一人のテッド・コーエンは、楽曲ダウンロード販売を説いた。後に、iTunesミュージックストアにメジャーレーベルを結集する働きをした人物だ。 コーエンはもともとWarner Musicのディレクターだ。その後CD-ROM事業を経て、オンライン・ビジネスの専門家になった。そのバランス感覚から、人気コンサルタントになっていた。当時、Amazon.comがからCDに事業拡大するのを取りまとめたのもコーエンだ。 このコーエンに、Napster社のCEOにならない

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    Barak 2013/09/06
  • 連載第38回 日本が世界の音楽産業にもたらしたもの | Musicman-net

    ▲Sony共同創業者の盛田昭夫と、Apple創業者のスティーブ・ジョブズ。カンファレンスの冒頭で、ジョブズは盛田の死を追悼し、「大きな影響を受けた」と讃えた。 Sonyスピリットを受け継いだApple 1999年10月5日。サンフランシスコのAppleカンファレンス。 前年にiMacで完全復活を遂げたジョブズは、熱狂に包まれ登壇した。スクリーンに映し出された巨大な林檎のロゴを背にして、彼は語り始めた。 「盛田昭夫氏は、私とAppleのスタッフに多大なる影響を与えました。先の日曜日、彼が世を去りました」 『Think different』のフレーズと共に、Sonyの共同創業者の写真が、林檎のロゴに変わってスクリーンに映し出された(* http://youtu.be/K7WmPz5kgjc )。 「スティーブはSonyになりたかったんだ」 Appleの二代目CEO、ジョン・スカリーの言葉だ。ジ

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    Barak 2013/06/12
  • 【特別対談1】 Spotifyの章を終え、Pandoraの話をしよう | Musicman-net

    今年6月からスタートした榎幹朗氏の連載企画『未来は音楽が連れてくる』が、Spotifyの章を終えたことを受け、筆者である榎氏と、株式会社リアルロックス代表であり、400組超のアーティストの作品を世界中にディストリビュートする青木高貴氏、Musicman-NETを代表して、エフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社 屋代卓也氏、株式会社マグネット 山浦正彦氏が参加した特別座談会が開かれた。連載が始まってからの読者・業界関係者の反応や、榎氏が連載を通して伝えたかった深意、さらに今後の展開などが語られた。 榎 幹朗(えのもと・みきろう) 1974年 東京都生 上智大学英文科出身。大学在学中から映像、音楽、ウェブのクリエイターとして仕事を開始。2000年、スペースシャワーTVとJ-Wave, FM802、ZIP-FM, North Wave, cross fmが連動した音楽ポータル「ビートリ

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    Barak 2012/11/06
  • Musicman-NET 日本コロムビア株式会社 「違法配信の実態調査」のアルバイト社員を募集します

    「違法配信の実態調査」のアルバイト社員を募集します。 日コロムビアは、2010年に創業100年を迎えました。当社の歴史は、そのままわが国における音楽ビジネスの歴史と言っても過言ではありません。その間、当社が発信してきた音楽は、レコード、カセットテープ、CD、そしてデジタルコンテンツへフォーマットを変化させながら、流行や文化の創出に貢献してきました。時代は変わります。しかし、人々を勇気づけ、励まし、楽しませるという音楽のチカラ、役割は普遍です、私たちは、創業100年を機に音楽ビジネスにおける新たな挑戦をスタートさせました。伝統と歴史に加え、変革を!!! 一緒に日コロムビアの、いいえ、音楽ビジネスの新たな100年の礎を創っていきませんか?

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    Barak 2012/11/06
  • 特別連載企画『未来は音楽が連れてくる』 | Musicman-NET

    Musicman-NETは、音楽業界人・音楽業界を目指す人のための音楽ビジネス、求人、就職、転職情報サイトです。音楽仕事を探すならミュージックマンネットで【音楽業界関係者必見!】 日音楽産業は鎖国状態? 世界の最新音楽ビジネスモデルを分析した特別連載特集がスタート!! 「4. ソーシャルミュージックで見えてきた 音楽産業の次世代型ビジネスモデル」

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    Barak 2012/07/25
  • 連載第06回 音楽好きの天才少年プログラマがSpotifyを創業するまで | Musicman-net

    少年社長ダニエルがSpotifyを創業するまで ▲Spotifyの共同創業者マーティン・ローレンヅォン(左)とダニエル・エック(右)。エックの年齢を超越した判断力は、パートナーにローレンヅォンがいるからだ (http://www.spotify.com/int/about-us/press/images/ ) さて、お待たせした。章の主人公に再登場願おう。 ジョブズがiPodとiTunesを発表し、音楽ITの新時代を切り開いて間もない2002年の頃のことである。スウェーデンはストックホルム郊外の雑居ビルに、楽器好きな10代のプログラマが事務所を構えていた。 彼の名前はダニエル・エック。14歳で起業してから、5年が経っていた。 少年社長エックの事務所は狭くて、壊れたコーヒーメーカーが貧相な雰囲気を醸し出していた(※1)。だが、この部屋でエックが着想したビジネスアイデアは、当時生まれたばか

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    Barak 2012/07/25
  • 連載第02回 Spotifyの魅力 まとめ(続) | Musicman-net

    Spotifyの魅力2 「違法ダウンローダーも飛びつく便利さ」 http://www.ifpi.org/content/library/DMR2012.pdf ▲国際レコード産業連盟(IFPI)発行・デジタルミュージックレポートの表紙。世界にソーシャルミュージックメディアが席巻している様を表現している Spotifyが成功した理由の二つ目は、「違法ダウンロードよりもはるかに便利」だったからだ。 「違法ダウンロードよりもずっと便利なサービスをつくる。そして、違法ダウンロードをしている層をすべてSpotifyの牧場に囲い込む」 創業したときにエックが期したビジネス・アイデアはこれだった。これはマーケティング的にも正しい。Apple(アップル)のiTunesは違法ダウンロード問題をどれだけ解決したかというと、実は、ほとんど解決できなかったからだ。 海外音楽業界ニュースでよく引用される数字がある

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    Barak 2012/06/24
  • 連載第00回 1. 音楽の違法DLは世界で95% 解決できないiTunesと解決できるSpotify | Musicman-NET

    ーー榎さんの著書を拝見して、感銘を受けるとともに大変な情報の格差を感じました。仕事柄、この手の情報に対しては、相当注意深くアンテナを張っていたつもりですが…。海外でのソーシャル・ミュージックの大躍進について、一般ユーザーだけでなく、業界関係者も実はきちんと認識していないんじゃないででしょうか。 榎:今月(2012年5月)、ヤフーのトップに初めてPandora RadioとSpotifyの名が入った記事の見出しが出ました。海外音楽サービスといえばiTunesだった多くの日人にとって初めて見る名前だったと思います。 日は、次世代のソーシャル・ミュージックに関して5年以上、遅れています。サービスを日で使えないせいもあって、ブログの紹介などで「海外ではこんな便利なサービスがあるらしい」という程度しか、業界のみなさんも知る機会がなかったと思います。 ーー音楽ビジネスでもガラパゴス化が進ん

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    Barak 2012/06/14
    一方で、日本は周回遅れのうえ逆走しつつある。
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