Image : Flickr. Some rights reserved by Mark Mathosian. http://bit.ly/19RwEGD 受け継がれる革新の炎 ある炎があって、それが燃え移ると全てが変わってしまう。 薙ぎ払い、輝き、感動が広がっていく。ひとたび炎の勢いが失せると、世界は停滞の闇に包まれる。しかし、その炎が失われることはない。人類共通ともいえる精神の燭台に燃え続けていて、松明をかざして聖火を取り、世界に再び光を与える者が現れる。 若き日のスティーブ・ジョブズにとっても、そうした存在はあった。シリコン・バレーの礎を築いたヒューレット・パッカードの二人や、エレクトロニクス業界を先導したSonyの盛田昭夫たちだ。 90年代後半。Appleに帰ってきた理由をジョブズは語ったことがある(※1)。 「業界が混迷しているからだ。まるでボートにタイヤをつけたような車を作って
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