マニラでのAPECサミットに、ロシアからは、プーチン大統領ではなく、メドヴェージェフ首相が出席した。そして、こちらの記事によると、メドヴェージェフ首相はサミットを締め括る記者会見で、もしも日本側が望めば、ロシアはユーラシア経済連合が日本とFTA交渉を行うことに前向きである旨を表明した。首相は、「ユーラシア経済連合はベトナムとFTAを締結しており、我々がその他の国とも(FTAを)結ぶことは充分に考えられる。たとえば日本と、もしも先方に関心があれば、これらの問題を検討する用意がある」と述べた。なお、先にプーチン大統領が発表した新聞への寄稿文章では、TPPの秘密主義的な交渉姿勢が批判されていた。そうした中メドヴェージェフ首相は今回の記者会見で、ロシアはTPPを平穏に受け止めているし、TPPには本格的なポテンシャルがあると指摘する一方、ロシアとしても関心があるにもかかわらず我が国等にはまったく声が
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